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略歴編集

12歳から演奏家として活動し、17歳で処女作を手懸けた。ピアニストとしては有能なヴィルトゥオーゾであり、ヨーロッパ全土で演奏旅行に取り組んでかなりの成功を収めた。また、ノートルダム=デ=ブランク=マントー教会やサン=マルタン=デ=シャン教会、サン=セヴラン教会のオルガニストを歴任し、1926年ウジェーヌ・ジグーの後継としてサントギュスタン教会に就職した。作曲家としては、室内楽曲のほかに声楽曲や付随音楽、多数のオルガン曲を手懸けた。

1924年に雑誌『オルガンとオルガニスト(フランス語: L’Orgue et les organistes)』を創刊してその編集長となり、ピアノオルガンの演奏技巧について数々の手引きを出版した。

作曲家としては1910年に悲劇《大聖堂》 を作曲し、その第三幕で12の音をすべて使う和音を用いたことによって知られている[1]

主要作品編集

舞台音楽編集

管弦楽曲編集

  • ヴァイオリン(またはチェロ)と管弦楽のための《エール》 (Air pour violon ou violoncelle et orchestre) (1902年
  • ピアノと管弦楽のための《夜想曲》 (Nocturne pour piano et orchestre) (1903年
  • 交響的前奏曲 (Prélude symphonique
  • 交響曲第1番 (Symphonie no 1) (1896年, 未出版の自筆譜)
  • 交響曲第2番 (Symphonie no 2) (1897年, 未出版の自筆譜)
  • 交響曲第3番 (Symphonie no 3) (1903年, 未出版の自筆譜)
  • ヴァイオリン協奏曲 (Concerto pour violon et orchestre, 未出版の自筆譜)
  • サックスと管弦楽のための《協奏的小品》 (Concerstuck pour saxophone et orchestre

宗教曲編集

声楽曲編集

  • ブルターニュの7つの唄 (Sept chansons de Bretagne pour piano et chant) (1910年
  • 無伴奏四部合唱曲《地獄に落ちた心のごとく》 (L'âme en peine pour 4 voix seules) (1925年
  • 声楽とピアノのための《3つの歌曲》 (3 Mélodies pour chant et piano) (1925年
  • 声楽とピアノのための《4つの詩》 (4 Poèmes pour chant et piano) (1929年
  • 声楽とピアノのための《4通の女性の手紙》 (Quatre lettres de femmes pour chant et piano) (1929年
  • モノディ様式による3つのシャンソン (Trois chansons monodiques pour voix seule) (1930年

室内楽曲編集

  • ピアノ五重奏曲 (Quintette pour piano et quatuor à cordes) (1913年
  • 弦楽四重奏曲第1番 (Quatuor à cordes no 1) (1917年
  • 弦楽四重奏曲第2番 (Quatuor à cordes no 2) (1921年
  • ピアノ(またはハープ)三重奏のための《ブルターニュの唄による組曲》 (Suite sur des chants bretons pour violon, violoncelle, piano ou harpe) (1913年
  • ピアノ三重奏によるセレナード (Sérénade en trio pour piano, violon, violoncelle) (1920年
  • チェロとピアノ(またはオルガン)伴奏のための《エール》 (Air pour violoncelle et piano ou orgue) (1901年
  • チェロ(またはヴィオラ)とピアノのための《小唄》 (Petite chanson pour violoncelle ou alto et piano) (1901年)
  • チェロ・ソナタ第1番 嬰ヘ短調 (Sonate pour violoncelle et piano no 1 en fa dièse mineur) (1907年)
  • チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 (Sonate pour violoncelle et piano no 2 en fa majeur) (1913年)
  • チェロ・ソナタ第3番 嬰ヘ長調 (Sonate pour violoncelle et piano no 3 en fa dièse majeur)(1920年
  • ヴァイオリンとピアノのためのソナチネSonatine pour violon et piano) (1909年)
  • ヴァイオリン・ソナタ (Sonate pour violon et piano) (1920年

ピアノ曲編集

オルガン曲編集

  • オルガン(またはハルモニウムのための)《奉挙の間奏曲》(『現代オルガン曲集 第1巻』)Interlude-Élévation pour orgue ou harmonium (in J. Joubert, Les Maîtres Contemporains de l'Orgue, vol. 1)) (ジュベール社1911年
  • クリスマスの夜中のミサ聖体拝領のために (Pour la Communion d'une Messe de minuit à Noël)》(『現代オルガン曲集 第8巻』) (in J. Joubert, Les Maîtres Contemporains de l'Orgue, vol. 8)) (ジュベール社1914年
  • 教皇ミサのための前奏曲 (Prélude pour une messe pontificale) (1915年

著作編集

  • 『単旋律の民謡による習作とブルターニュの歌と踊り(Chansons et danses bretonnes précédées d'une étude sur la monodie populaire)』 (アンジェ1902年
  • 『音楽の筋道(Dogmes musicaux)』 (「ル・モンド・ミュジカル」誌、パリ1909年
  • 『ピアノの技巧 (Technique du piano)』 (パリ1909年
  • 『ピアノの技巧・序論 (Introduction à la technique du piano)』 (パリ1910年
  • 『フランス音楽の擁護と解説 (Défense et illustration de la musique française)』 (アンジェ1915年
  • 『オルガンの技巧(La technique de l'orgue)』 (パリ、1918年)
  • 『オルガンの美学 (L'Esthétique de l'orgue)』(セナール社パリ、1923年)
  • 『音楽家・聖アウグスティヌス (Saint Augustin musicien)』 (パリ、1924年)

脚注編集

  1. ^ Koechlin, Charles; Traité de l'harmonie Vol.2, p.244, Editions Max Eschig, M.E.1750

外部リンク編集