Wikipedia

ジュリアン・ストローザー

ジュリアン・リー・ストローザー（Julian Lee Strawther 2002年4月18日 - ）は、アメリカ合衆国・ネバダ州ラスベガス出身のプロバスケットボール選手。NBAのデンバー・ナゲッツに所属している。ポジションはスモールフォワード。

ジュリアン・ストローザー
Julian Strawther
ゴンザガ大学でのストローザー（2021年）
デンバー・ナゲッツ  No.3
ポジション SF
シュート 右手
基本情報
国籍 プエルトリコの旗 プエルトリコ
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (2002-04-18) 2002年4月18日（22歳）
出身地 ネバダ州ラスベガス
身長 198cm (6 ft 6 in)
体重 93kg (205 lb)
キャリア情報
高校 リバティー高等学校（英語版）
大学 ゴンザガ大学
NBAドラフト 2023年 / 1巡目 / 全体29位[1]
プロ選手期間 2023年–現在
経歴
2023–デンバー・ナゲッツ
受賞歴
  • オールWCC・ファーストチーム(2023)
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

経歴 編集

ハイスクール 編集

3年時に1試合平均27.3得点、8.8リバウンドを記録した[1]。4年時には1試合平均31.5得点、11.1リバウンド、2.2アシストを記録し、サウスイーストリーグMVPに選出された[2]。フープホールウェストという大会で、アポロ高等学校（英語版）との試合で51得点を記録し、大会新記録を樹立した[3]。高校在籍期間は1試合平均得点、リバウンドでチームトップのスタッツを記録した[4]。マーケット大学（英語版）、フロリダ大学、UNLVへの進学も検討していたが、ゴンザガ大学に進学した[5]。

カレッジ 編集

1年時はコーリー・キスパートの控えとして1試合平均3.4得点を記録し、チームもNCAAトーナメント準優勝を果たした[6]。2021年11月15日のアルコーン州立大学（英語版）との試合では、18得点を記録した[7]。2年時には1試合平均11.8得点、5.4リバウンドを記録した。シーズン終了後に2022年のNBAドラフトへのアーリーエントリーを表明したが、後にこれを撤回し、大学3年目を迎えることを決めた[8]。2023年1月28日のポートランド大学との試合で、キャリアハイの40得点を記録した[9]。

デンバー・ナゲッツ 編集

2023年のNBAドラフトで、全体29位でインディアナ・ペイサーズに指名され、デンバー・ナゲッツにトレードされた[10][11]。2023年7月6日、正式にナゲッツと契約した[12]。

国際キャリア 編集

2019FIBA U19バスケットボール・ワールドカップにプエルトリコ代表として出場し、1試合平均22得点、6.1リバウンドを記録し、チームの6位フィニッシュに大きく貢献した。5位決定戦のロシア代表との試合では40得点、10リバウンドをマークした[13]。

人物 編集

ラスベガス出身だが、プエルトリコにルーツを持っている[14]。9歳の時に、母親を乳癌で亡くしている[15]。姉のパリはUNLVでプレーしていた[16]。父方の祖父はネバダ州の新聞社のひとつであるラスベガス・センチネル紙の創設者である[17]。

個人成績 編集

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド数  APG  平均アシスト数  SPG  平均スティール数
 BPG  平均ブロック数  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ

カレッジ 編集

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2020–21 ゴンザガ 25 0 7.4 .517 .321 .696 1.2 .0 .2 .0 3.4
2021–22 32 31 26.8 .498 .365 .705 5.4 1.1 1.0 .2 11.8
2022–23 37 37 31.2 .469 .408 .776 6.2 1.3 .8 .4 15.2
通算 94 68 23.4 .484 .384 .745 4.6 .9 .6 .2 10.9

脚注 編集

  1. ^ “Longtime commits Julian Strawther, Dominick Harris officially sign with Gonzaga”. 2023年8月14日閲覧。
  2. ^ “2019-20 Nevada Preps All-Southern Nevada boys basketball team”. 2023年8月14日閲覧。
  3. ^ “HoopHall West record collected by Julian Strawther”. 2023年8月14日閲覧。
  4. ^ “Zags Wednesday Spotlight on Julian Strawther”. 2023年8月14日閲覧。
  5. ^ “Liberty basketball star Julian Strawther commits to Gonzaga”. 2023年8月14日閲覧。
  6. ^ “Liberty’s Julian Strawther relishes run with No. 1 Gonzaga”. 2023年8月14日閲覧。
  7. ^ “Strawther scores 18 as No. 1 Gonzaga tops Alcorn State 84-57”. 2023年8月14日閲覧。
  8. ^ “Gonzaga star Las Vegas’ Julian Strawther declares for NBA draft”. 2023年8月14日閲覧。
  9. ^ “No. 23 Gonzaga women snap tie with Pilots, honor Vandersloot”. 2023年8月14日閲覧。
  10. ^ “THE DENVER NUGGETS ACQUIRE THE DRAFT RIGHTS TO JULIAN STRAWTHER, JALEN PICKETT AND HUNTER TYSON IN DRAFT NIGHT TRADE” (2023年6月23日). 2023年7月7日閲覧。
  11. ^ “INSIDE THE VISION BEHIND CALVIN BOOTH'S 2023 NBA DRAFT PROCESS” (2023年6月27日). 2023年7月7日閲覧。
  12. ^ “NUGGETS SIGN JULIAN STRAWTHER, JALEN PICKETT, AND HUNTER TYSON” (2023年7月6日). 2023年7月7日閲覧。
  13. ^ “Strawther's 40 points ranks tied for ninth in U19 World Cup history”. 2023年8月14日閲覧。
  14. ^ “Activist nature part of Julian Strawther’s family history”. 2023年8月14日閲覧。
  15. ^ “'Everything I do is for her': Gonzaga commit Julian Strawther's late mother impacts him on and off court”. 2023年8月14日閲覧。
  16. ^ “For prized UNLV recruiting target Julian Strawther, growing up is a team effort”. 2023年8月14日閲覧。
  17. ^ “Activist nature part of Julian Strawther’s family history”. 2023年8月14日閲覧。

外部リンク 編集

「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=ジュリアン・ストローザー&oldid=97682258」から取得