ジョナサン・サーストン
ジョナサン・ディーン・サーストン(Johnathan Dean Thurston AM、1983年4月25日- )は、オーストラリアの元プロラグビーリーグ選手である。選手としてのキャリアの大半をNRLのノースクイーンズランド・カウボーイズで過ごした[3][4]。オーストラリア代表、クイーンズランド州ステート・オブ・オリジン代表、インディジナス・オールスターズ。ハーフバックまたはファイブエイスとしてプレーし、著名なゴールキッカーであった。2015年、史上初の4度目のダリー・Mメダリスト(NRLシーズン最優秀選手)となり、同年には史上初の3度目のゴールデンブーツ賞(年間世界最優秀選手)受賞者となった。現役中、サーストンはラグビーリーグ史上最高の選手としばしば見なされていた。
ジョナサン・サーストン(2016年) | ||||||
個人情報 | ||||||
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本名 | Johnathan Dean Thurston | |||||
出生 | 1983年4月25日(41歳) オーストラリア、クイーンズランド州 ブリスベン | |||||
出場情報 | ||||||
身長 | 179 cm (5 ft 10+1⁄2 in)[1] | |||||
体重 | 87 kg (13 st 10 lb)[1] | |||||
ポジション | ハーフバック、ファイブエイス | |||||
クラブ | ||||||
年 | チーム | Pld | T | G | FG | P |
2002–04 | ブルドッグズ | 29 | 10 | 0 | 0 | 40 |
2005–18 | North Qldカウボーイズ | 294 | 81 | 928 | 16 | 2196 |
計 | 323 | 91 | 928 | 16 | 2236 | |
代表 | ||||||
年 | チーム | Pld | T | G | FG | P |
2005–17 | クイーンズランド | 37 | 5 | 99 | 2 | 220 |
2006–17 | オーストラリア | 38 | 13 | 165 | 0 | 382 |
2009–10 | 首相XIII | 2 | 0 | 7 | 0 | 14 |
2010–17 | インディジナス・オールスターズ | 5 | 0 | 13 | 0 | 26 |
Source: [2] |
ジョナサン・サーストンは2002年にカンタベリー=バンクスタウン・ブルドッグズでキャリアを開始し、2004年には優勝チームの一員となった。2005年にノースクイーンズランド・カウボーイズへ移籍し、同年のグランドファイナルでプレーした。また同年にはステート・オブ・オリジンのクイーンズランド州チームでデビューし、翌2006年にはオーストラリア代表でデビューした。2008年はステート・オブ・オリジンのシリーズ最優秀選手としてウォリー・ルイス・メダリストとなった。2008年には、オーストラリアンアボリジニの世紀のチームのハーフバックに名を連ねた。サーストンはクイーンズランド州チームの2006年からのステート・オブ・オリジン8連覇の全24試合に出場した唯一の選手であり、通算では2005年から36試合連続出場を果たした。サーストンは2015年のシリーズ中にステート・オブ・オリジンの最多得点記録を更新した。2015年はグランドファイナルのマン・オブ・ザ・マッチに選出されクライブ・チャーチル・メダルを授与された。
栄誉
編集個人
編集- ダリー・Mメダル - シーズン最優秀選手: 2005, 2007, 2014, 2015
- ダリー・M - 年間最優秀ハーフバック: 2005, 2007, 2009, 2015
- ダリー・M - 年間最優秀ファイブ-エイス: 2012, 2013, 2014
- ダリー・M - 年間最優秀キャプテン: 2015
- RLPA - 年間最優秀選手: 2005, 2013, 2014, 2015
- RLPA - 年間最優秀ハーフバック: 2018
- RLPA - インディジナスリーダーシップス&エクセレンス: 2018
- RLIF - 世界最優秀バックス: 2017
- RLIF - 年間最優秀ハーフバック: 2009, 2011, 2015
- ラグビーリーグワールド・ゴールデンブーツ賞: 2011, 2013, 2015
- ラグビーリーグウィーク - 年間最優秀選手: 2007
チーム
編集NRLグランドファイナル | |||||
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年 | チーム | 対戦相手 | 会場 | スコア | 結果 |
カンタベリー=バンクスタウン | シドニー | 優勝 | |||
ノースクイーンズランド | ウェスツ・タイガーズ | 準優勝 | |||
ノースクイーンズランド | ブリスベン | 優勝 |
ワールドクラブチャレンジ | |||||
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年 | チーム | 対戦相手 | 会場 | スコア | 結果 |
ノースクイーンズランド | リーズ | 優勝 |
ラグビーリーグ・ワールドカップ決勝 | |||||
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年 | チーム | 対戦相手 | 会場 | スコア | 結果 |
オーストラリア | ニュージーランド | 準優勝 | |||
オーストラリア | ニュージーランド | 優勝 |
記録
編集- ダリー・Mメダル最多受賞: 4回(2005, 2007, 2014, 2015)
- ゴールデンブーツ賞最多受賞: 3回(2011, 2013, 2015)
- RLPAプレイヤーズ・プレイヤーメダル最多受賞: 4回(2005, 2013, 2014, 2015)
- オーストラリア代表最多通算得点: 334(2006–2017)
- オーストラリア代表最多通算ゴール: 143(2006–2017)
- ステート・オブ・オリジン連続出場: 36(2005–2017)
- ステート・オブ・オリジン最多通算得点: 224(2005–2017)
- ステート・オブ・オリジン最多通算ゴール: 101(2005–2017)
出典
編集- ^ a b “Johnathon Thurston”. NRL.com. Telstra Media. 2016年2月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月2日閲覧。
- ^ “Johnathan Thurston - Career Stats & Summary - Rugby League Project”. 2016年10月3日閲覧。
- ^ Phelps, James (2007年7月27日). “Thurston Game's Best Player”. The Daily Telegraph (News Corp) 2015年10月4日閲覧。
- ^ Barrett, Chris (2010年5月11日). “Johnathan Thurston to stay with NRL”. Stuff.co.nz. Fairfax New Zealand. 2013年2月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年10月3日閲覧。