スティーヴン・マエダSteven Maeda)は、アメリカ合衆国脚本家プロデューサーである。『ハーシュ・レルム英語版』、『Xファイル』、『CSI:マイアミ』、『LOST』、『デイ・ブレイク英語版』のエピソードを執筆した。また『LOST』では共同エグゼクティブ・プロデューサー、『CSI:マイアミ』ではスーパーバイジング・プロデューサー、『ライ・トゥ・ミー 嘘は真実を語る』ではエグゼクティブ・プロデューサーを務めた。

スティーヴン・マエダ
Steven Maeda
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス[1]
民族 日系アメリカ人[1]
職業 脚本家プロデューサー
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生い立ちと学歴 編集

カリフォルニア州ロサンゼルスで日本人の父親のもとに生まれる[1]。幼少の頃よりテレビ・映画業界で働くことを志す[1]

大学ではコミュニケーションを学んで卒業し、テレビ局やスタジオで働いた後に大学院で脚本執筆を学ぶ[1]

キャリア 編集

4回目に書いた『Sandblast』が初めてスタジオに売れた脚本である[1]

1999年、当時36歳だった彼はクリス・カーターの目に留まったことでテレビシリーズ『ハーシュ・レルム英語版』(2000年)の脚本チームに加わってデビューした[1]。さらにその縁でカーター製作総指揮のテレビシリーズ『Xファイル』にも参加した[1]

2005年にはテレビシリーズ『LOST』の第2シーズンで脚本家兼共同エグゼクティブ・プロデューサーを務めた。マエダは他の脚本スタッフらと共に2006年の全米脚本家組合賞ドラマシリーズ脚本賞を受賞した[2]。さらに翌2007年にも同賞にノミネートされた[3]。マエダは『LOST』の第3シーズン以降には参加しなかった。

2011年、マエダはテレビシリーズ『PAN AM/パンナム』の第1シーズン半ばでショーランナーとして雇われた[4][5]

2014年から放送されたテレビシリーズ『HELIX -黒い遺伝子-』の製作総指揮およびショーランナーとなった。

参考文献 編集

  1. ^ a b c d e f g h ハリウッド・テレビ業界で活躍する日系脚本家スティーブン・マエダ”. PUNTA (2012年3月22日). 2013年9月12日閲覧。
  2. ^ “Awards Winners”. Writers Guild of America. オリジナルの2012年5月25日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/20120525050852/http://www.wga.org/awards/awardssub.aspx?id=1517 2007年10月17日閲覧。 
  3. ^ “2007 Writers Guild Awards Television & Radio Nominees Announced”. Writers Guild of America. オリジナルの2010年12月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20101224084340/http://wga.org/subpage_newsevents.aspx?id=2267 2007年12月6日閲覧。 
  4. ^ NELLIE ANDREEVA (2011年10月24日). “ABC’s ‘Pan Am’ Adds Veteran Showrunner Steven Maeda In Anticipation Of Back Order”. Deadline.com. 2011年11月11日閲覧。
  5. ^ Lesley Goldberg (2011年10月24日). “'Lost' Producer Joins 'Pan Am' as Showrunner”. The Hollywood Reporter. 2011年11月11日閲覧。

外部リンク 編集