ソコロ島

レビジャヒヘド諸島の島(メキシコ)

ソコロ島(ソコロとう、スペイン語: Isla Socorro)はメキシコ太平洋沖に位置するレビジャヒヘド諸島に属する火山島である。行政上は群島の他の島々と同じくコリマ州マンサニージョ市英語版に属する。

ソコロ島
現地名:
Isla Socorro
NASA-Socorro-Island.jpg
ソコロ島の衛星写真(2002年)
Revillagigedo Islands - Socorro.PNG
地理
場所 太平洋
座標 北緯18度47分04秒 西経110度58分30秒 / 北緯18.78444度 西経110.97500度 / 18.78444; -110.97500座標: 北緯18度47分04秒 西経110度58分30秒 / 北緯18.78444度 西経110.97500度 / 18.78444; -110.97500
面積 131.861 km2 (50.912 sq mi)
長さ 16.5 km (10.25 mi)
11.5 km (7.15 mi)
最高標高 1,050 m (3440 ft)
最高峰 エヴァーマン山スペイン語版
行政
メキシコ
コリマ州
地方自治体 マンサニージョ英語版
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ソコロ島

地理編集

レビジャヒヘド諸島最大の島で、長さ16.5km、幅11.5km、面積は132㎢である[1]バハ・カリフォルニア半島の南端からは440km、メキシコ本土からは700km離れている。島は不規則な菱形をしている。島の北端がミドルトン岬、南端はレグラ岬となり、レグラ岬の東側の小さな入り江が最も上陸に適した地点となっている。この入り江は1954年に訪れたフリゲート艦パパロアパンの司令官を記念して、グアダラハラ大学の探検隊によりバルガス・ロサーノ湾と名付けられた。レグラ岬の北西約5kmに位置するグレイソン湾には淡水泉がある。島は海底から急激に上昇する巨大な楯状火山の一部を成し、島の風景は部分的に固まった溶岩で満たされた多数のクレーターと峡谷によって特徴付けられている。島の最高峰エヴァーマン山スペイン語: Volcán Evermann(標高1,050m)は、20世紀初頭にカリフォルニア科学アカデミーのディレクターとして島の科学的探査を推進した魚類学者、バートン・ウォーレン・エヴァーマン英語: Barton Warren Evermannにちなんで名付けられた。1905年と1951年に噴火が観測されているが、1848年、1896年にも噴火したと考えられている。1993年の1月下旬から2月上旬にかけて、西海岸のプンタ・カナより3km沖合の地点で海底噴火が起こった[2]。晴れた日には北へ51km離れたサン・ベネディクト島英語版を山頂から眺めることができる。

歴史編集

スペイン人の探検家によって発見されるまで島に人類が居住していた証拠はない。島はエルナン・コルテスのメキシコ征服活動に同行していたエルナンド・デ・グリハルバスペイン語: Hernando de Grijalvaによって1533年12月21日に発見され、島をサントトメ島と名付けた。その後、1542年にルイ・ロペス・デ・ビリャロボスによって東インド諸島への航海の途上で再発見され、アヌブラダ島(「曇に覆われた島」の意)に改名した。1608年には別の探検隊を指揮していたマルティン・ヤニェス・デ・アルミダが訪れ、現在の名称であるソコロ島へ改名された[3]。1957年にバルガス・ロサーノ湾の西にメキシコ海軍が海軍基地を建設した。基地の居住可能人数は235名であるが、時期によって駐留者の数は変動する。1997年9月には観測史上最大のハリケーンの一つ、ハリケーンリンダ英語版がソコロ島を襲った。

観光編集

ソコロ島はイルカサメマンタ等の海洋生物の観察に適したスクーバダイビングの目的地である。 島には公共の空港がないため、ダイバーはカボサンルーカスから出発するダイビングクルーズで訪れる。 最も人気のある季節は11月から5月迄で、この時期の海や天候は穏やかである。

脚注編集

  1. ^ Superficie Continental e Insular del Territorio Nacional(2011年7月22日時点のアーカイブ
  2. ^ Global Volcanism Program | Socorro | Eruptive History Volcano.si.edu. 2019年6月12日閲覧
  3. ^ Socorro Island CTBTO. 2019年6月24日閲覧

外部リンク編集

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