ソーグ

フランスのコミューン

ソーグSauguesオック語:Saug)は、フランスオーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏オート=ロワール県コミューン

Saugues

行政
フランスの旗 フランス
地域圏 (Région) オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏
(département) オート=ロワール県
(arrondissement) ブリウド郡
小郡 (canton) ソーグ小郡
INSEEコード 43234
郵便番号 43170
市長任期 ミシェル・ブラン
2014年 - 2020年
自治体間連合 (fr) fr:Communauté de communes du Pays de Saugues
人口動態
人口 1822人
2012年
人口密度 23人/km2
地理
座標 北緯44度57分39秒 東経3度32分53秒 / 北緯44.9608333333度 東経3.54805555556度 / 44.9608333333; 3.54805555556座標: 北緯44度57分39秒 東経3度32分53秒 / 北緯44.9608333333度 東経3.54805555556度 / 44.9608333333; 3.54805555556
標高 平均:?m
最低:661 m
最高:1483m
面積 78.8km2
Sauguesの位置(フランス内)
Saugues
Saugues
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地理 編集

 
ソーグ東部の農地

マルジュリド山地の中にあり、カンタル県およびロゼール県と接している。シャナレイユに水源のあるスジュ川はソーグを流れ、プラードにてアリエ川と合流する。ソーグはル・ピュイ=アン=ヴレの西約45kmのところにある。

歴史 編集

かつてジェヴォーダン地方の軍事の要所であったソーグは、マンド司教およびメルクール領主の宗主権の下で12世紀以降発展した。ソーグの町は絶え間なく刷新されていき、中世の要塞の痕跡は消えてしまっている。唯一残るのは13世紀に建てられた印象的な塔である。歴史的な旧市街は1788年の火事で破壊された。

1362年初め、町はタール・ヴェニュ(fr:Tard Venus、『戦の後難』を意味する。元傭兵らによる野盗の群れ)のペラン・ボワスによって占拠された。1362年3月25日、エンリケ・デ・トラスタマラ率いるカスティーリャ軍によって解放された。

ソーグ近郊と周辺の山々は、フランス革命前夜にジェヴォーダンの獣による被害が起きた地方だが、記憶は失われている。

巡礼路 編集

ソーグはサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の一つ、ポディエンシス街道が通る。ソーグは、オーヴェルニュを通過してきた巡礼者たちが落ち合う場所だった。実際、ブリウドからやってきた巡礼者たちはル・ピュイを避けアリエ川谷沿いを通ってきた。

2007年以降、毎年8月に数日間で約1万人を集めるケルト祭りが開かれている。

消防士 編集

ソーグのレスキュー・センターには約27人のボランティア消防士、住民に救済をもたらすための6台の車両がある。ソーグのレスキュー・センターは年間250回の出動があり、これは2日に1度の回数である。出動の約80%は救急救命、18%が火事、残り2%は雑事である。

人口統計 編集

1962年 1968年 1975年 1982年 1990年 1999年 2006年 2012年
2640 2493 2371 2288 2089 2013 1917 1822

source=1999年までLdh/EHESS/Cassini[1]、2004年以降INSEE[2][3]

史跡 編集

  • トゥール・デ・ザングレ(イングランド人の塔) - 13世紀に建てられた四角い塔。イングランド人パルチザンを取り除くために建てられたため、この名前が付けられている。
  • ジェヴォーダンの獣博物館
  • サン・メダール教会 - 基礎は16世紀のものだが、19世紀にも改築された[要出典]。出入り口に八角形の鐘楼がある。
  • サン・ジャック施療所

出身者 編集

姉妹都市 編集

脚注 編集