タイガー・プロジェクト/ドラゴンへの道 序章

タイガー・プロジェクト/ドラゴンへの道 序章』(原題:廣東小老虎、英語題:The Cub Tiger From Kwang-Tung)は、1974年製作のジャッキー・チェン初主演作品。

タイガー・プロジェクト
ドラゴンへの道 序章
廣東小老虎
The Cub Tiger From Kwang-Tung
監督 ナイ・ホイフン
脚本 劉遜
製作 リャン・チョンスー
出演者 ジャッキー・チェン
チェン・ホンリー
ティエン・ファン
ユエ・チンサン
音楽 フランキー・チャン
撮影 ウォン・コクナン
公開 香港の旗 1974年
日本の旗 劇場未公開
上映時間 84分
製作国 香港の旗 イギリス領香港
言語 北京語
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概要

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当時の拳法映画の紋切り型である「復讐・敵討ち」を軸にしたストーリー展開ではあるが、後に『ドランクモンキー 酔拳』等で開花するコミカルなキャラクターの片鱗を既に覗かせている。

製作当時の香港では、ブルース・リーの死によってカンフー映画は下火になっており、そのあおりを食って本作はお蔵入りとなってしまった。ジャッキー・チェンが『ドランクモンキー 酔拳』のヒットによりブレイクした後、『ドランクモンキー 酔拳』からのカットと新撮映像を追加し『ジャッキー・チェンの必殺鉄指拳(原題:刀手怪招)』として公開された。

無名時代のユン・ピョウがカラミ役で出演している。

英題は複数あり、『The Little Tiger From Canton(Kwang-Tung)』という題名もある。

日本では劇場未公開で、『燃えよジャッキー拳』という邦題でビデオリリースされ、ビデオ再発売時に『タイガー・プロジェクト/ドラゴンへの道 序章』に改題された。

あらすじ

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食堂で働くタイガー(ジャッキー・チェン)は、幼い頃父をルーチーに殺されたが、叔父のハン・ウーに引き取られ立派な青年に成長する。しかし町ではルーチーの子分ライサンたちの横暴が続き、タイガーの周囲の人々も苦しめられていた。ついに養父の居所が知られ、家を焼かれた養父は大怪我を負い、タイガーの友人でスリのリトル・ピッカーはライサンに利用された挙句惨殺される。怒りを爆発させたタイガーは、ルーチー一味に単身立ち向かっていった。

キャスト

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役名 俳優
タイガー ジャッキー・チェン(陳元龍)
ルーチー チェン・ホンリー(陳鴻烈)
ホイラン スー・ペイペイ(舒佩佩)
ハン ティエン・ファン(田豐)
リトル・ピッカー ハン・クォツァイ(韓國材)
ライサン 関聰
タイガーの父 黄梅
シャオリー 泰山
小鬼の祖母 甘露
ルーチーの手下 ユン・ピョウ(元彪)

スタッフ

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ソフト

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この作品は世界の中でもソフト化されたのは日本だけであったが、後にRARESCOP社から発売された。しかし、本編部分は日本のソフトをコピーしただけであり、画質はとてもひどく、中文字幕が焼きついたままである。2000年にはJ.V.D.からDVDが発売されている。再編集作である『必殺鉄指拳』は各国でDVD化されている。

外部リンク

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