ダダワDadawa1968年7月15日 - )または朱哲琴(ツー・チュアチン)は、中国のミュージシャン、サウンド・アーティスト、独立プロデューサー。UNDPの親善大使を務めた[1]上海同済大学建築デザイン研究所に「SOUND LAB」を設立し、助教授を務めている。

ダダワ
Dadawa
2009年東アジア競技大会閉会式でパフォーマンスするダダワ
基本情報
出生名 朱哲琴
生誕 (1968-07-15) 1968年7月15日(55歳)
出身地 中華人民共和国の旗 中国 広東省広州市
ジャンル ワールドミュージックポップス
職業 歌手
活動期間 1992年 -
レーベル サイアー/WEA

過去20年間、音楽を自身の出発点とするダダワは、クロスオーバーによる芸術的探求で広く知られてきた。彼女は1995年にワーナー・ブラザースから発表されたアルバム『シスター・ドラム』を皮切りに、自身の音楽を世界的にリリースした最初の中国人ミュージシャンとなった。現代中国音楽の前衛的なパイオニアとして、彼女の作品は、デザイン、ビジュアル、パブリック、コミュニティ、パフォーマンス・アートといったサウンドの分野に参入している。

近年、ダダワは伝統的な職人技と、現代的なデザインを融合させようと努めてきた。彼女が2012年に立ち上げたブランド「KANJIAN」は、現代的なデザインと伝統的な中国の職人技を組み合わせている。「KANJIAN」の作品は、中国の歴史、哲学、美学への言及によって区別されている[2]

ディスコグラフィ 編集

アルバム 編集

  • 『黄孩子 イエロー・チルドレン』 - 黄孩子 = Yellow Children (1992年) ※朱哲琴名義
  • 『シスター・ドラム』 - 阿姐鼓 = Sister Drum (1995年)
  • 『ヴォイシズ・フロム・ザ・スカイ』 - Voices from the sky (1997年)
  • 七日談 = Seven Days (2006年)
  • 月出 Moonrise (2010年)

作品 編集

  • Sense of Hearing (2014年)
  • Fuchun Mountain Soundscape (2016年)
  • Sound Script after Book from the Sky (2018年) ※Xu Bing UCCA Solo exhibitionにて発表
  • 鐘舎 Bell Shelter (2019年) ※瀬戸内国際芸術祭2019にて発表

脚注 編集

外部リンク 編集