デービッド・カブアDavid Kabua1951年 - )は、マーシャル諸島共和国政治家2020年から2024年まで同国の第9代大統領を務めた。同国初代大統領を務めていたアマタ・カブアは父[1]。同国第2代大統領であるイマタ・カブアは従叔父にあたる。日系人である。

デービッド・カブア
David Kabua


任期 2020年1月23日2024年1月3日

出生 1951年(72 - 73歳)
太平洋諸島信託統治領(現マーシャル諸島の旗 マーシャル諸島)、マジュロ

経歴 編集

生い立ち 編集

初代大統領アマタ・カブアとその妻であるエムライン・カブア英語版の息子として、マジュロで生まれた。西のミクロネシア連邦チューク州にあるザビエル高校英語版1971年に卒業後[2]ハワイ大学に入学。大学卒業後はマーシャル諸島の学校の非常勤講師として働いていた。

政治家として 編集

2007年にオトー環礁代表議員として、マーシャル議会に選出された。2012年から2013年にかけては保健大臣、2014年には内務大臣を務めた。

2020年1月6日、再選を狙っていたヒルダ・ハイネを破り、大統領に選出された[1]。彼は就任後の公約で、国内の気候変動問題、放射性廃棄物が散乱しているエニウェトク環礁問題[3]を解決すると意向を示した。マーシャル諸島と国交がある台湾国連加盟を認めるよう、国連に求めた[4]。2024年1月2日の大統領選出選挙では逆に16対17でハイネに破れ、翌3日に就任したのに伴い大統領を退任した[5]

脚注 編集

公職
先代
ヒルダ・ハイネ
  マーシャル諸島大統領
2020年 - 2024年
次代
ヒルダ・ハイネ