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トゥール大学 (Université de Tours) 、旧称フランソワ・ラブレー大学 (Université de François-Rabelais) はフランストゥールにある公立大学である。

トゥール大学
Université de TOURS

Battanneurs.JPG

種別 公立
設立年 1969
President フィリップ・ヴァンドリクス
職員数
1,201
学生総数 27,280
所在地 フランス
トゥール
公式サイト http://www.univ-tours.fr
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来歴編集

1968年に五月危機が発生し、フランスにおける高等教育をもっと現代的で民主主義的なものにしようという動きが生まれた[1]。こうした中、作家のフランソワ・ラブレーにちなむ名前を有するフランソワ・ラブレー大学が1969年に設立された[1]。これ以前から存在した多数の教育機関を統合する形で作られた[2]。レオナルド・ダ・ヴィンチ大学連合のメンバーである[3][4]。2017年12月に正式名称をフランソワ・ラブレー大学からトゥール大学に改称し、2018年1月からロゴも変更された[5]

キャンパス編集

エミール・ゾラ、タヌール、グランモン、ポルタリス/ドゥー=リオン、トネレ、ポン=ヴォラン、フロモンの7つのキャンパスがある[1]

学部編集

 
ポルタリスキャンパス

教養人間科学部、ルネサンス高等研究所、法経済社会科学部、文学言語学部、医学部、薬学部、科学技術学部の7学部が置かれ、この他に工学院と、ブロワとトゥールに2つのテクノロジー研究所がある[6]。大学の旧称のもととなったフランソワ・ラブレーはルネサンスの文人であるため、これにちなむルネサンス高等研究所ではルネサンス研究が盛んに行われている[1]

ボローニャ・プロセスにもとづく学士修士博士の学位を出し、2つの技術研究所では技術免状も出している[7][8]。他にも大学の枠内で活動している機関がいくつかある。公立トゥールジャーナリズム学校は大学と提携する半ば独立した機関である[9]。トゥール大学地域病院センター (CHU de Tours) は、大学と提携し、保健サービスや医療訓練のために協働している6つの地域病院からなる団体である[10]。ヨーロッパ食の歴史・文化研究所は食物文化の歴史を研究する人文学及び社会学の研究センターである[11]。このセンターは2003年より雑誌Food and Historyを刊行している[12]

教育編集

学生の1割ほどが留学生であり、エラスムス留学生や協定校留学生が多い[1]

 
グランモンキャンパスのL棟

ランキング編集

2016年、世界大学ランキングセンターはCWUR世界大学ランキングでフランソワ・ラブレー大学を世界で682位、フランスで30位に位置づけた[13]

法学部

フランソワ・ラブレー大学法学部は2018年-2019年度のEduniversalのランキングでは4位である[14]

著名な関係者編集

フランス3のジャーナリストであるマリ=ロール・オーグリー[15]TF1のジャーナリストであるアリー・ローゼルマック[16]国民議会議員フィリップ・ブリアン[17]国境なき医師団総裁フィリップ・ビベルソン[18]、日本の文化人類学者である大森康宏などが卒業生である[19]

アラン・コルバンが教授をつとめていたことがある[20]

日本のシェフ三國清三とバスク出身のシェフマルティン・ベラサテギは2013年、トゥール大学より美食学の名誉博士号を授与された[21][22]

脚注編集

  1. ^ a b c d e University of Tours” (英語). Times Higher Education (THE) (2019年4月10日). 2019年5月14日閲覧。
  2. ^ Archived copy”. 2017年5月30日閲覧。
  3. ^ Decree 2015-857 of 13 July 2015 on the statutes for the ComUE " Université confédérale Léonard de Vinci "”. 2015年7月27日閲覧。
  4. ^ Université Confédérale Léonard de Vinci”. Université Confédérale Léonard de Vinci. 2019年5月14日閲覧。
  5. ^ Un nouveau look pour l'Université de Tours”. lanouvellerepublique.fr. La Nouvelle République (2018年2月14日). 2019年5月14日閲覧。
  6. ^ Notre fonctionnement”. Université de Tours. 2019年5月14日閲覧。
  7. ^ Duriaud, Jean-Luc. “Des formations reconnues par les professionnels”. Université de Tours. 2019年5月14日閲覧。
  8. ^ Dambrine, Florence. “Les formations de l'IUT”. Université de Tours. 2019年5月14日閲覧。
  9. ^ L’EPJT - EPJT”. epjt.fr. École publique de journalisme de Tours. 2019年5月14日閲覧。
  10. ^ Centre Hospitalier Régional Universitaire de Tours - Organisation du CHU de Tours”. www.chu-tours.fr. CHU de Tours. 2019年5月14日閲覧。
  11. ^ Qui sommes-nous ? - IEHCA”. iehca.eu. Institut européen d'histoire et des cultures de l'alimentation. 2019年5月14日閲覧。
  12. ^ ヨーロッパにおける食文化研究の発展」『社会システム研究』2015年7月、 215頁。
  13. ^ University François Rabelais, Tours Ranking - CWUR 2016”. cwur.org. CWUR. 2019年5月14日閲覧。
  14. ^ Classement Licence Droit, top 10 2018-2019 licence Droit”. www.meilleures-licences.com. Classement Eduniversal. 2019年5月14日閲覧。
  15. ^ [PORTRAIT Marie-Laure Augry, la passion du partage]”. assises.journalisme.epjt.fr. École publique de journalisme de Tours. 2019年5月14日閲覧。
  16. ^ Harry Roselmack ' A 20 ans, j'ai décroché mon DUT de journalisme à l’IUT de Tours'”. L'Etudiant. 2019年5月14日閲覧。
  17. ^ Citya : Administration de biens - Le parcours de Philippe Briand - Citya Immobilier”. www.citya.com. Citya Immobilier. 2019年5月14日閲覧。
  18. ^ 「フィリップ・ビベルソンさん(表紙の人 坂田栄一郎のオフ・カメラ)」『アエラ』1996年2月12日、 68頁。
  19. ^ 「現代の聖地巡礼、大森康宏さんに聞く――仮想社会の病の表れ、歩いて人生見定める。」『日本経済新聞』2007年12月27日、夕刊 、p. 13。
  20. ^ 「「感性の歴史学」と文学 仏の歴史家・コルバン教授が語る」『朝日新聞』1993年2月4日夕刊、p. 17。
  21. ^ 「三国シェフ「美食学」名誉博士 仏で学位授与式」『読売新聞』2013年11月9日、大阪朝刊、p. 33。
  22. ^ “Berasategui, honoris causa por la Universidad François-Rabelais de Tours” (スペイン語). El País. (2013年10月4日). ISSN 1134-6582. https://elpais.com/ccaa/2013/10/04/paisvasco/1380908509_568838.html 2019年5月16日閲覧。 

外部リンク編集

座標: 北緯47度21分23秒 東経0度42分11秒 / 北緯47.35633度 東経0.70312度 / 47.35633; 0.70312