トキワツユクサ(常磐露草、学名:Tradescantia fluminensis)はツユクサ科ムラサキツユクサ属多年草。別名、ノハカタカラクサ(野博多唐草)。

トキワツユクサ
トキワツユクサ(静岡県伊東市・2008年6月)
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 単子葉類 Monocots
階級なし : ツユクサ類 Commelinids
: ツユクサ目 Commelinales
: ツユクサ科 Commelinaceae
: ムラサキツユクサ属 Tradescantia
: トキワツユクサ T. fluminensis
学名
Tradescantia fluminensis
和名
トキワツユクサ(常磐露草)
英名
Wandering jew

分布 編集

南アメリカ原産[1]。日本には昭和初期に観賞用として持ち込まれ、帰化植物として野生化しており、外来生物法により要注意外来生物に指定されている[2][1]。北アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアにも定着している[1]

特徴 編集

やや湿っている日陰や水辺に生え、群落を形成する。草丈は50cmほど。初夏に白い花弁の三角形の花を3枚咲かせる。

参考文献 編集

  1. ^ a b c 多紀保彦(監修) 財団法人自然環境研究センター(編著)『決定版 日本の外来生物』平凡社、2008年4月21日。ISBN 978-4-582-54241-7 
  2. ^ 要注意外来生物リスト:廃止済 要注意外来生物リストは、生態系被害防止外来種リストの作成に伴い平成27年3月に廃止されました。