摩擦発光: Triboluminescence)は、光学現象の一種であり、引き離す、剥がされる、引掻かれる、砕かれる、擦られるなどによって物質中の化学結合が破壊された際に光が放出される現象を指す。この現象には未解明な部分が残されているが、電荷の分離、再結合によって発生すると考えられている。triboluminescenceはギリシア語τρίβειν摩擦すること トライボロジーを参照)とラテン語lumen(光)が語源となっている。砂糖の結晶を砕いたり、粘着テープを剥がすことで摩擦発光を観察することができる。

サリチル酸-L-ニコチンでの摩擦発光

英語では、triboluminescencefractoluminescenceの同義語として用いられることがある。(fractoluminescenceは結晶体が破壊された際の光の放射だけについて示したい場合に使われることがある[1][2]。)ピエゾルミネセンス英語版の場合は変形した際に光が放たれるのに対し、破壊発光は破壊された際に光が放たれるという点で区分されることがある[3][4]。これらの発光は応力発光英語版の代表例である。(応力発光は力学的作用が働いた際に起こる発光現象である。)

歴史編集

アンコンパーグル・ユト・インディアン編集

記録が残されているなかでは、中央コロラドを居留地としたアンコンパーグル・ユト英語版インディアンが、最初に応力発光英語版によって石英の結晶を光源として用いたことのある民族の1つである。バッファローの生皮にコロラドやユタの山から集めた透明な石英の結晶を詰めることで、特別な祭具を作り上げた。夜中の儀式中にその祭具を振ることによって、半透明のバッファローの生皮の包みを通して、石英の結晶にかかった摩擦応力と力学的な負荷によって発生した閃光が観察できる[5][6][1]

後の時代編集

イングランドの学者であるフランシス・ベーコンによる1605年の著作である『The Advancement of Learning英語版』にまで観測記録はさかのぼることができ[4][7][8]、その中では次のように述べられている。「また、火、その燃焼物と、ホタル(部屋全体を照らすほどの光を放つ)や、一部の動物が持つ暗闇の中で光る目、削ったり砕いたりしているときの棒砂糖、乗馬で酷使した馬の汗など、これらに見られる共通点は何なのだろうか[9]。」また、1620年の著作である『ノヴム・オルガヌム』にも観測記録は確認でき、その中では次のように述べられている。「どのような砂糖でも固まっているかどうかに関係なく十分に硬ければ、暗闇の中で割ったり砕いたりすると光ることはよく知られている[10]。」科学者であるロバート・ボイルもまた1663年に摩擦発光の研究に関する報告を出している[11][12]。また、棒砂糖は使う前に砕く必要があり、砕く際に光る様子が観察できる[1][4]

1675年にパリで発生した摩擦発光現象は歴史的に重要なものであった。天文学者であるジャン・ピカール気圧計を運んでいる際に暗闇の中で気圧計が光っていることに気が付いた。その気圧計内のガラス管内には水銀が完全には中を満たさない程度に入っていた。ガラス管を水銀が滑り落ちるたびに上部の何もない空間が光った。この発光現象を研究している際に、研究者によって低気圧下では静電気によって空気が光る場合があることが発見された。この発見によって電灯の可能性が示された[13][14]

反応原理編集

材料科学においては、この現象には未だ不明な点が残っているものの、結晶学分光法、その他実験的証拠に基づいた現在の理論によると、異方的な媒質が破壊される際に電荷分離が発生する。そして電荷再結合が発生すると、周りの空気中の窒素が放電によってイオン化され閃光が見られる[15][16][17]。さらに研究によると、摩擦発光が見られる結晶は等方的ではない (そのため異方性によって電荷分離が発生する)ことが摩擦発光の発生に関係している、と考えられている[18]。しかしながら、ヘキサキス(アンチピリン)テルビウムヨウ化物のように、この法則からは外れて非異方性を持ちつつも摩擦発光が見られる物質が存在する[19]。材料中に存在する格子欠陥がそうした物質に部分的な異方性をもたらしていると考えられている[4][20][21]


実例編集

石英での摩擦発光

ダイヤモンドは摩擦されている間に青色や緑色に発光することがある[22][23][24]。石英を用いてダイヤモンドを研磨英語版していると、この現象が見られることがある[25][26]。摩擦発光の性質を持つ鉱物としてはほかにも石英などがあり、こすり合わせることで発光させられる[27][28][29]

一般的な感圧接着テープ英語版スコッチテープ)の場合は、巻いてあるテープからテープの端を引っ張って剥がすと線状に光って見える[30][31]。巻いてあるテープを真空中で剥がすとX線が発生することが、1953年にソビエトの科学者によって初めて観察された[32]。2008年にはX線が発生する原理についての研究がより進んだ[33][34][35]。また、金属でもこれに似たX線放射が観察されている[36]

それ以外にも、砂糖の結晶を砕くことによって小さな電場が形成され、正の電荷と負の電荷に分かれてから再結合しようとする際にスパーク英語版が発生する[8][27][37]。特にLife Savers Wint-O-Greenというキャンディは、蛍光物質である冬緑油英語版サリチル酸メチル)が紫外線青色光に変換するため、この現象を観察しやすい[7][38][39]

また摩擦発光は、食べ物の咀嚼時や脊椎関節がこすれた時、性行為中、また血液の循環中に、骨軟組織を覆う表皮変形摩擦帯電が発生することによって、生物現象としても観察される[40][41]

破壊発光編集

破壊発光(: Fractoluminescence)は結晶が(摩擦を受けるというより)破壊されることによって起こる発光であるが、しかしながら破壊は摩擦を受けて発生することが多い。英語では、fractoluminescenceはtriboluminescenceの同義語として用いられることがある[3][42][43]。結晶の原子構造および分子構造によっては、結晶が破壊される際に片側は正の電荷、反対側は負の電荷というように電荷分離が発生することがある。破壊発光においても摩擦発光と同じように、十分な電位が電荷分離によって生じた場合、界面に挟まれた気体を通って放電が発生することがある。どの程度の電位でこの現象が発生するかは、容器内の気体の誘電体特性による[44]。純水からつくられた氷から、破壊発光は観察されている[45][46][47]

破断発生時の電磁放射の伝播編集

金属や岩石の塑性変形および亀裂伝播中の電磁放射について研究がされてきた。合金からの電磁放射についても分析、検証が行われている。転位によってこうした電磁放射が発生する原理はMolotskiiによって示された[48][49]。また、金属コーティングされた合金とされていない合金において塑性変形や亀裂伝播が発生した際に別の副次的な電磁放射現象が見られたことがSrilakshmiとMisraによって報告されている[50]

理論編集

何種類かの合金では微小な塑性変形や亀裂伝播に伴って電磁放射が発生すること、また強磁性を持つ金属ではネッキングの発生に伴って磁場が一時的に発生していることが、1970年代からMisraによって報告されており[51]、幾人かの研究者によって検証、調査が行われている[52][53][54]。1980年にはTudikとValuevが光電子増倍管を用いることによって、鉄、アルミニウムの引張破断に伴う電磁放射線を1014 Hzの周波数の範囲内で測定することに成功している[55][56]。また、金属コーティングされた合金とされていない合金において別の副次的な電磁放射現象が見られたことが、2005年にSrilakshmiとMisraによって報告されている[50][57]。固体物質が塑性変形や破断を起こすような大きな振幅負荷を受けると、熱放射や放射音、イオン放射、エキソ電子放射などが発生する。

X線の発生編集

適切な真空下でテープを剥がすことによって、人間の指のレントゲンを撮るのに十分なほどのX線が発生する[33][58][59]

変形によって誘起される電磁放射編集

変形に関する研究が新たな素材の開発には必要である。金属の変形具合は温度、与えられる負荷の種類、ひずみ速度、酸化、腐食次第である。変形により誘起される電磁放射現象は、イオン結晶、岩石(特に花崗岩)、金属(特に合金)の3つに分けることができる。材質の特性は向きによって異なるため、電磁放射線が放出されるかは各結晶粒子の方位次第である[60]。クラックの成長は原子結合が破壊されることにより電磁放射を引き起こすため、クラックが成長するにつれて電磁放射線の振幅は大きくなる。またクラックの成長が止まると減衰し始める[61]。電磁放射線中には様々な周波数が含まれていることが実験による観察によって分かっている。

電磁放射線の計測における試験方法編集

材料の機械的性質を判断するのには引張試験が広く用いられている。引張試験の記録が完全であれば、弾性特性、塑性変形の性質や範囲、降伏強度、引張強度、靭性に関する重要な情報が得られる[62]。1つの試験でこれだけの情報が得られることを考えれば、材料工学の研究で引張試験が広く用いられていることは自然である。そのため電磁放射に関する研究は主には標本に対する引張試験に基づいている。実験によれば、せん断によるクラックの形成よりも引張によるクラックの形成のほうが、大きな単軸荷重がかかる際の弾性、強度ならびに負荷割合が高いため、誘起される電磁放射が強くなる。ポアソン比は三軸圧縮試験中に電磁放射の特性を識別するための重要な指標になる[63]。ポアソン比が小さいほど横ひずみが起きにくい材質になり、そのため破断しやすくなる。動的条件下で部材を安全に取り扱うためには、塑性変形の原理はとても重要である。

利用・応用編集

このような電磁放射はセンサ材料、知的材料の開発に利用できる[64][65]。また、この技術は粉末冶金技術に組み入れることもできる。電磁放射は大きな変形に伴って発生する。最小限の力学的な刺激である成分の電磁放射反応が一番強くなることが分かれば、主原料に合わせることによって知的材料の開発に新たな流れをつくることができる。また、変形によって誘起される電磁放射は破損の検知、予防のための強力な手段として用いることができる[4][66][67]

Orel V.E.によって実験室診断による電磁放射を利用した全血リンパ球の測定装置が発明された[68][69][70]

関連項目編集

参考文献編集

  1. ^ a b c Dawson, Timothy L. (2010-07-13). “Changing colours: now you see them, now you don't”. Coloration Technology (John Wiley & Sons, Inc.) 126 (4): 177-188. doi:10.1111/j.1478-4408.2010.00247.x. ISSN 1478-4408. https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/j.1478-4408.2010.00247.x 2018年11月6日閲覧。. 
  2. ^ Cleave, Janice Van (2016年12月8日). “How Things Luminescence; Types of Luminescence”. VanCleave's Science Fun. Cleave, Janice Van. 2018年10月27日閲覧。
  3. ^ a b Atari, N.A. (1982-06-21). “Piezoluminescence phenomenon”. Physics Letters A (Elsevier B.V.) 90 (1-2): 93-96. doi:10.1016/0375-9601(82)90060-3. ISSN 0375-9601. 
  4. ^ a b c d e Bünzli, Jean-Claude G.; Wong, Ka-Leung. “Lanthanide mechanoluminescence”. Journal of Rare Earths (Elsevier B.V.) 36 (1): 1-41. doi:10.1016/j.jre.2017.09.005. ISSN 1002-0721. https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1002072117301072 2018年10月27日閲覧。. 
  5. ^ Eglsh, Ron (2011-12). “Nanotechnology and Traditional Knowledge Systems”. In Maclurcan, Donald; Radywyl, Natalia. Nanotechnology and Global Sustainability (1 ed.). CBS Press. pp. 51-52. ISBN 978-1439855768. https://books.google.com/books?id=TklVCsdh6v8C&pg=PA51 2018年11月4日閲覧。 
  6. ^ BBC - Bang Goes the Theory - Hands-on science: Sugar Glow”. BBC. 2012年3月6日閲覧。
  7. ^ a b Zink, Jeffrey I.; Angelos, Rebecca; Hardy, Gordon E. (1979-06). “Triboluminescence spectroscopy of common candies”. Journal of Chemical Education (ACS Publications) 56 (6): 413-414. doi:10.1021/ed056p413. ISSN 1938-1328. https://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/ed056p413 2018年10月31日閲覧。. 
  8. ^ a b 横井 健、松岡駿介、今宿 晋、河合 潤「氷砂糖とイオン結晶の破壊におけるX線と可視光の発生 (PDF) 」 『X線分析の進歩』第45巻、株式会社 アグネ技術センター、2014年3月21日、 227-232頁、 ISBN 978-4-901496-73-5ISSN 0911-78062018年10月26日閲覧。
  9. ^ Bacon, Francis (1605). Advancement of learning. New York: P. F. Collier (1902発行). p. 209. https://archive.org/details/advancementoflea00bacouoft 2018年11月6日閲覧. "And, indeed, it should be inquired what affinity flame and ignited bodies have with glow-worms, the Luciola, the Indian fly, which casts a light over a whole room; the eyes of certain creatures in the dark; loaf-sugar in scraping or breaking; the sweat of a horse hard ridden, etc." 
  10. ^ Bacon, Francis (1620). Novum Organum. New York: P. F. Collier (1902発行). p. 129. https://archive.org/details/cu31924029009920 2018年9月20日閲覧. "It is well known that all sugar, whether candied or plain, if it be hard, will sparkle when broken or scraped in the dark." 
  11. ^ Boyle, Robert (1664). Experiments and Considerations Touching Colours. Project Gutenberg (2004-12-28発行). pp. 413-421. https://www.gutenberg.org/files/14504/14504-h/14504-h.htm 2018年11月5日閲覧。 
  12. ^ Virk, Hardev Sing (2015-01). “History of Luminescence from Ancient to Modern Times”. Defect and Diffusion Forum (Trans Tech Publications, Inc.) 361: 1-13. doi:10.4028/www.scientific.net/DDF.361.1. ISSN 1662-9507. https://www.researchgate.net/publication/259713568_History_of_Luminescence_from_Ancient_to_Modern_Times 2018年11月5日閲覧。. 
  13. ^ en:Barometric lightを参照
  14. ^ O'Connor, J. J. (2008年12月). “Jean Picard”. MacTutor History of Mathematics. Scotland: University of St Andrews. 2018年9月20日閲覧。
  15. ^ 三浦 崇、塩田 忠、中山 景次「誘電体間の摩擦に伴う放電発光と帯電電位差」『物性研究』第76巻第2号、物性研究刊行会、2001年5月20日、 168-173頁。
  16. ^ “摩擦によるマイクロプラズマを発見”. 国立研究開発法人 産業技術総合研究所. (2002年7月30日). https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2002/pr20020730/pr20020730.html 2018年11月2日閲覧。 
  17. ^ 中山 景次「摩擦空間のマイクロプラズマ」『真空』第49巻第10号、一般社団法人 日本真空学会、2006年、 618-623頁、 doi:10.3131/jvsj.49.618ISSN 1880-94132018年11月2日閲覧。
  18. ^ 久保園 紘士、山田 浩志、徐 超男、鄭 旭光「新奇物性解明のための精密構造解析III : 結晶構造解析から見た応力発光のメカニズム」『佐賀大学理工学部集報』第35巻1 pages=23-27、佐賀大学、2006年6月、2018年10月31日閲覧。
  19. ^ W. Clegg, G. Bourhill and I. Sage (April 2002). “Hexakis(antipyrine-O)terbium(III) triiodide at 160 K: confirmation of a centrosymmetric structure for a brilliantly triboluminescent complex”. Acta Crystallographica Section E 58 (4). http://scripts.iucr.org/cgi-bin/paper?S1600536802005093 2013年9月21日閲覧。. 
  20. ^ Chen, Xio-Feng; Duan, Chun-Yin; Zhu, Xu-Hui; You, Xiao-Zeng; Shanmuga Sundara Raj, S.; Fun, Hoong-Kun; Jun, Wu (2001-08). “Triboluminescence and crystal structures of europium(III) complexes”. Materials Chemistry and Physics (Elsevier B.V.) 72 (1): 11-15. doi:10.1016/S0254-0584(01)00299-1. ISSN 0254-0584. https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0254058401002991 2018年10月31日閲覧。. 
  21. ^ Sweeting, Linda M. (2001-02-16). “Triboluminescence with and without air”. Chemistry of Materials (ACS Publications) 13 (3): 854-870. doi:10.1021/cm0006087. ISSN 1520-5002. https://pubs.acs.org/doi/full/10.1021/cm0006087 2018年11月6日閲覧。. 
  22. ^ 梶原 翔太、柏木 啓伸、阿南 悟、横井 裕之、渡邉 純二、黒田 規敬「石英とダイヤモンド間の摩擦によるトライボルミネッセンス」『熊本県産学官技術交流会講演論文集』第22巻、熊本県産業技術センター、2008年1月22日、 238-239頁、2018年10月31日閲覧。
  23. ^ 三浦 崇、荒川 一郎「ダイヤモンド-水晶表面間のすべり摩擦に起因する雰囲気気体放電発光の観測」『真空』第45巻第5号、一般社団法人 日本真空学会、2002年、 428-432頁、 doi:10.3131/jvsj.45.428ISSN 1880-94132018年10月31日閲覧。
  24. ^ 三浦 崇、橋本 麻衣、和泉 奈穂子、荒川 一郎「低真空 (10~103 Pa) 雰囲気でのダイヤモンドと水晶の摩擦に伴う発光」『真空』第48巻第5号、一般社団法人 日本真空学会、2005年、 346-349頁、 doi:10.3131/jvsj.48.346ISSN 1880-94132018年10月31日閲覧。
  25. ^ 辰巳 夏生「高品質単結晶ダイヤモンドのデバイス対応低欠陥密度化に関する研究」、大阪大学、2018年、 doi:10.18910/695862018年10月31日閲覧。
  26. ^ 辰巳 夏生; 原野 佳津子; 伊藤 利通; 角谷 均 (2018-03). “The luminescence emitted from the type Ib and IIa diamonds under the SiO2 polishing process”. Diamond and related Materials (Elsevier B.V.) 83: 104-108. doi:10.1016/j.diamond.2018.01.018. ISSN 0925-9635. https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0925963517307513 2018年10月31日閲覧。. 
  27. ^ a b Perkins, Ceri (2015年6月22日). “Ten crystals with weird properties that look like magic”. BBC. 2018年11月2日閲覧。
  28. ^ Aman, Sergej; Tomas, Jürgen (2004-08-30). “Mechanoluminescence of quartz particles during grinding in a stirred media mill”. Powder Technology (Elsevier B.V.) 146 (1-2): 147-153. doi:10.1016/j.powtec.2004.08.005. ISSN 0032-5910. https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0032591004003250. 
  29. ^ Rockhounding Arkansas: Experiments with Quartz”. Rockhoundingar.com. 2012年10月9日閲覧。
  30. ^ Sanderson, Katharine (2008年10月22日). “Sticky tape generates X-rays”. Nature News (Springer Nature). doi:10.1038/news.2008.1185. http://www.nature.com/news/2008/081022/full/news.2008.1185.html 2008年12月18日閲覧。 
  31. ^ Gundermann, Karl-Dietrich (2011年1月25日). “Luminescence | physics”. Encyclopedia Britannica. Encyclopædia Britannica, inc.. 2018年11月6日閲覧。
  32. ^ Karasev, V. V.; Krotova, N. A.; Deryagin, B. W. (1953). “Study of electronic emission during the stripping of a layer of high polymer from glass in a vacuum”. Doklady Akademii Nauk SSSR (Proceedings of the USSR Academy of Sciences) 88: 777–780. 
  33. ^ a b Camara, Carlos G.; Escobar, Juan V.; Hird, Jonathan R.; Putterman, Seth J. (2008), “Correlation between nanosecond X-ray flashes and stick-slip friction in peeling tape”, Nature 455: 1089–1092, Bibcode2008Natur.455.1089C, doi:10.1038/nature07378, https://www.nature.com/articles/nature07378 
  34. ^ Chang, Kenneth (2008年10月28日). “Scotch Tape Unleashes X-Ray Power”. The New York Times (The New York Times Company). https://www.nytimes.com/2008/10/28/science/28xray.html 2009年1月19日閲覧。 
  35. ^ Bourzac, Katherine (2008年10月23日). “X-Rays Made with Scotch Tape”. MIT Technology Review. https://www.technologyreview.com/s/411085/x-rays-made-with-scotch-tape/ 2018年11月2日閲覧。 
  36. ^ Krishna, G.N.; Roy Chowdhury, S.K.; Biswas, A. (2014). “X-Ray Emission during Rubbing of Metals” (PDF). Tribology in Industry (Faculty of Engineering, University of Kragujevac) 36 (3): 229–235. ISSN 2217-7965. http://www.tribology.rs/journals/2014/2014-3/1.pdf 2018年11月6日閲覧。. 
  37. ^ Dickinson, J. T.; Brix, L. B.; Jensen, L.C. (1984-04). “Electron and positive ion emission accompanying fracture of Wint-o-green Lifesavers and single-crystal sucrose”. The Journal of Physical Chemistry (ACS Publications) 88 (9): 1698-1701. doi:10.1021/j150653a007. https://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/j150653a007 2018年11月2日閲覧。. 
  38. ^ Chang, Kenneth (2007年6月19日). “Sweet Spark May Hold Clue to How Things Break”. The New York Times (The New York Times Company). https://www.nytimes.com/2007/06/19/science/19winto.html 2018年9月20日閲覧。 
  39. ^ Wu, C. (1997年5月17日). “Impurities give crystals that special glow”. Science News (Science Service) 151 (20). オリジナルの1997年6月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/19970626080535/http://www.sciencenews.org/sn_arc97/5_17_97/fob2.htm 2009年9月8日閲覧。 
  40. ^ Orel, V.E. (1989), “Triboluminescence as a biological phenomenon and methods for its investigation”, Book: Proceedings of the First International School Biological Luminescence: 131–147, https://www.researchgate.net/publication/261550609_Triboluminescence_as_a_biological_phenomen_and_methods_for_its_investigation_Ksiaz_Castle_WroclawPoland 
  41. ^ Orel, V.E.; Alekseyev, S.B.; Grinevich, Yu.A. (1992), “Mechanoluminescence: an assay for lymphocyte analysis in neoplasis”, Bioluminescence and chemiluminescence 7: 239–244, doi:10.1002/bio.1170070403, https://www.researchgate.net/publication/269808659_Mechanoluminescence_An_assay_for_lymphocyte_analysis_in_neoplasia 2018年11月2日閲覧。 
  42. ^ IUPAC Gold Book - triboluminescence”. Goldbook.iupac.org (2012年8月19日). 2012年10月9日閲覧。
  43. ^ Föll, Helmut. “Type of Luminescence”. Advanced Materials B, Part 1: Overview of Electronic, Magnetic and Optical Properties of Materials. Kiel University. 2018年11月3日閲覧。
  44. ^ Chandra, V.K.; Chandra, B.P.; Jha, Piyush (2013-06). “Models for intrinsic and extrinsic elastico and plastico-mechanoluminescence of solids”. Journal of Luminescence (Elsevier B.V.) 138: 267-280. doi:10.1016/j.jlumin.2013.01.024. ISSN 0022-2313. https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0022231313000410 2018年10月30日閲覧。. 
  45. ^ Quickenden, Terence I.; Selby, Brendan J.; Freeman, Colin G. (1998-08-01). “Ice Triboluminescence”. The Journal of Physical Chemistry A (ACS Publications) 102 (34): 6713-6715. doi:10.1021/jp981657y. ISSN 1520-5215. https://pubs.acs.org/doi/full/10.1021/jp981657y 2018年10月31日閲覧。. 
  46. ^ 水野 悠紀子「氷が破壊する時の発光現象」『雪氷』第64巻第3号、公益社団法人 日本雪氷学会、2002年、 241-248頁、 doi:10.5331/seppyo.64.241ISSN 1883-62672018年10月31日閲覧。
  47. ^ Fifolt, D.A.; Petrenko, V.F.; Schulson, E.M. (1993). “Preliminary study of electromagnetic emissions from cracks in ice”. Philosophical Magazine B (Taylor & Francis Ltd.) 67 (3): 289-299. doi:10.1080/13642819308220133. ISSN 1463-6417. https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/13642819308220133 2018年11月6日閲覧。. 
  48. ^ Chauhan, V.S.1 (2008). “Effects of strain rate and elevated temperature on electromagnetic radiation emission during plastic deformation and crack propagation in ASTM B 265 grade 2 titanium sheets”. Journal of Materials Science 43: 5634–5643. Bibcode2008JMatS..43.5634C. doi:10.1007/s10853-008-2590-5. https://link.springer.com/article/10.1007%2Fs10853-008-2590-5. 
  49. ^ Misra, A.; Ghosh, S. (1980-12). “Electromagnetic radiation characteristics during fatigue crack propagation and failure”. Applied Physics (Springer-Verlag) 23 (4): 387-390. doi:10.1007/BF00903221. ISSN 1432-0630. https://link.springer.com/article/10.1007/BF00903221. 
  50. ^ a b Srilakshmi, B.; Misra, A. (2005-09). “Secondary electromagnetic radiation during plastic deformation and crack propagation in uncoated and tin coated plain-carbon steel”. Journal of Materials Science (Kluwer Academic Publishers) 40 (23). doi:10.1007/s10853-005-1293-4. ISSN 1573-4803. 
  51. ^ Misra, Ashok (1975-03-13). “Electromagnetic effects at metallic fracture”. Nature (Nature Publishing Group) 254: 133-134. doi:10.1038/254133a0. ISSN 1476-4687. https://www.nature.com/articles/254133a0 2018年10月29日閲覧。. 
  52. ^ Jagasivamani, V. (1987-07-13). “Magnetic field emission during fracture of ferromagnetic materials”. Physics Letters A (Elsevier B.V.) 123 (1): 37-38. doi:10.1016/0375-9601(87)90758-4. ISSN 0375-9601. https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/0375960187907584 2018年10月27日閲覧。. 
  53. ^ Jagasivamani, V.; Iyer, K.J.L.. “Electromagnetic emission during the fracture of heat-treated spring steel”. Materials Letters (Elsevier B.V.) 6 (11-12): 418-422. doi:10.1016/0167-577X(88)90043-2. ISSN 0167-577X. https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/0167577X88900432 2018年10月27日閲覧。. 
  54. ^ Sharma, Sumeet Kumar; Kiran, Raj; Kumar (2018-03-29). “A theoretical model for the electromagnetic radiation emission from hydrated cylindrical cement paste under impact loading”. Journal of Physics Communications (IOP Publishing Ltd.) 2 (3). doi:10.1088/2399-6528/aab7be. http://stacks.iop.org/2399-6528/2/i=3/a=035047 2018年10月29日閲覧。. 
  55. ^ Misra, Ashok; Kumar, Arbind (2004-06). “Some basic aspects of electromagnetic radiation during crack propagation in metals”. International Journal of Fracture (Kluwer Academic Publishers) 127 (4): 387-501. doi:10.1023/B:FRAC.0000037676.32062.cb. ISSN 1573-2673. https://link.springer.com/article/10.1023%2FB%3AFRAC.0000037676.32062.cb 2018年10月27日閲覧。. 
  56. ^ Srilakshmi, B.; Misra, Ashok (2005-09-15). “Electromagnetic radiation during opening and shearing modes of fracture in commercially pure aluminium at elevated temperature”. Materials Science and Engineering: A (Elsevier B.V.) 404 (1-2): 99-107. doi:10.1016/j.msea.2005.05.100. ISSN 0921-5093. https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0921509305005435 2018年10月27日閲覧。. 
  57. ^ Kumar, Rajeev; Misra, Ashok (2007-04-25). “Some basic aspects of electromagnetic radiation emission during plastic deformation and crack propagation in Cu–Zn alloys”. Materials Science and Engineering: A (Elsevier B.V.) 454-455: 203-210. doi:10.1016/j.msea.2006.11.011. ISSN 0921-5093. https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0921509306023446 2018年10月27日閲覧。. 
  58. ^ “Tape measure: X-rays detected from Scotch Tape”. CBC News (CBC). (2008年10月23日). https://www.cbc.ca/news/technology/tape-measure-x-rays-detected-from-scotch-tape-1.774157 2018年11月2日閲覧。 
  59. ^ Madrigal, Alexis (2008年10月22日). “Video: The Scoth-Tape X-Ray Machine”. WIRED (Condé Nast Publications). ISSN 1078-3148. https://www.wired.com/2008/10/video-the-scotc/ 2018年11月2日閲覧。 
  60. ^ KUMAR, Rajeev (2006), “Effect of processing parameters on the electromagnetic radiation emission during plastic deformation and crack propagation in copper-zinc alloys”, Journal of Zhejiang university science A 7 (1): 1800–1809, doi:10.1631/jzus.2006.a1800, https://link.springer.com/article/10.1631%2Fjzus.2006.A1800#page-1 
  61. ^ Frid, V. (2006), “Fracture induced electromagnetic radiation” (PDF), Journal of Applied Physics 36: 1620–1628, Bibcode2003JPhD...36.1620F, doi:10.1088/0022-3727/36/13/330, http://art-and-science.net/VFRIDFiles/frid_model.pdf 
  62. ^ 小野 守章「2-3 材料と溶接部の試験法」『溶接学会誌』第77巻第8号、一般社団法人 溶接学会、2008年、 745-751頁、 doi:10.2207/jjws.77.745ISSN 0021-47872018年10月27日閲覧。
  63. ^ Frid, V. (2000), “Electromagnetic radiation method water-infusion control in rockburst-prone strata”, Journal of Applied Geophysics 43 (1): 5–13, Bibcode2000JAG....43....5F, doi:10.1016/S0926-9851(99)00029-4, http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0926985199000294 
  64. ^ Olawale, David O.; Dickens, Tarik; Sullivan, William G.; Okoli, Okenwa I.; Sobanjo, John O.; Wang, Ben (2011-07). “Progress in triboluminescence-based smart optical sensor system”. Journal of Luminescence (Elsevier B.V.) 131 (7): 1407-1418. doi:10.1016/j.jlumin.2011.03.015. ISSN 0022-2313. https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0022231311001232 2018年10月27日閲覧。. 
  65. ^ Fontenot, Ross S.; Bhat, Kamala N.; Hollerman, William A.; Aggarwal, Mohan D. (2011-06). “Triboluminescent materials for smart sensors”. Materials Today (Elsevier Ltd.) 14 (6): 292-293. doi:10.1016/S1369-7021(11)70147-X. ISSN 1369-7021. https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S136970211170147X 2018年10月27日閲覧。. 
  66. ^ 徐 超男「応力発光体を用いたセンシング―「見えない」危険を可視化する技術」『粉体および粉末冶金』第56巻第10号、一般社団法人 粉体粉末冶金協会、2009年、 627-634頁、 doi:10.2497/jjspm.56.627ISSN 0532-87992018年10月27日閲覧。
  67. ^ Frid, V.; Vozoff, K. (2005-10-17). “Electromagnetic radiation induced by mining rock failure”. International Journal of Coal Geology (Elsevier B.V.) 64 (1-2): 57-65. doi:10.1016/j.coal.2005.03.005. ISSN 0166-5162. https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0166516205000339 2018年10月27日閲覧。. 
  68. ^ Orel, V.E.; Romanov, A.V.; Dzyatkovskaya, N.N.; Mel’nik, Yu.I. (2002), “The device and algorithm for estimation of the mechanoemission chaos in blood of patients with gastric cancer”, Medical Engineering Physics 24: 365-3671, doi:10.1016/S1350-4533(02)00022-X, http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S135045330200022X 
  69. ^ Valerii Emmanuilovich Orel (1982年12月15日). “Triboluminescent Method and Apparatus for Determination of Material . Patent France 2 536 172 15/12/1982”. ResearchGate. doi:10.13140/RG.2.1.4656.3689. 2015年8月16日閲覧。
  70. ^ Orel, V.E.; Kadiuk, I.N.; Mel`nik, Yu.I. (1994). “Physical and engineering principles in the study of mechanically-induced emission of blood”. Biomedical Engineering 28: 335–341. doi:10.1007/BF00559911. https://link.springer.com/article/10.1007%2FBF00559911. 

関連文献編集

外部リンク編集