ドローレス・イダルゴ

メキシコの都市

ドローレス・イダルゴスペイン語: Dolores Hidalgo)は、メキシコグアナフアト州の都市。プエブロ・マヒコに選ばれた自治体の一つ。

ドローレス・イダルゴ
Dolores Hidalgo
ミゲル・イダルゴ像
ミゲル・イダルゴ
ドローレス・イダルゴの市章
市章
位置
ドローレス・イダルゴの位置図
ドローレス・イダルゴ
座標 : 北緯22度46分 西経102度33分 / 北緯22.767度 西経102.550度 / 22.767; -102.550
歴史
建設
行政
メキシコの旗 メキシコ
  グアナフアト州
 基礎自治体 ドローレス・イダルゴ
 市 ドローレス・イダルゴ
人口
人口 (2010年現在)
  市域 148,173人
その他
等時帯 中部標準時 (UTC-6)
夏時間 中部夏時間 (UTC-5)
郵便番号
市外局番 473

正式名称はドローレス・イダルゴ・クーナ・デ・ラ・インデペンデンシア・ナシオナルスペイン語: Dolores Hidalgo Cuna de la Independencia Nacional)で、これは日本語に訳すと「国家独立のゆりかごであるドローレス・イダルゴ」という意味である。

歴史 編集

もともとは単にドローレスという名称であった。スペイン植民地時代の1568年に副王マルティン・エンリケス・デ・アルマンサによって悲しみの聖母の修道院(Congregación de Nuestra Señora de los Dolores)が建てられ、ドローレスという地名はそれに由来している[1]

「ドローレス・イダルゴ」という名前はこの町のドローレス教区教会の神父であったミゲル・イダルゴに因んでいる。彼は1810年9月16日の早朝に鐘を突き、集まった人々の前で「ドローレスの叫び」と呼ばれる演説を行った。これがメキシコ独立革命の始まりと見なされている。その後ミゲル・イダルゴは処刑されたが、現在でもこの日はメキシコの独立記念日である。

現在でも独立記念日にはこの故事にならって演説の再演が行われる。大統領がメキシコシティ国立宮殿のバルコニーに出て、「メキシコ万歳!」と叫び、イダルゴの鐘(現在は国立宮殿にある)を鳴らし、メキシコの国旗を振って締めくくるのが慣わしである。

イダルゴの家は現在は博物館になっており、見学することができる。

交通 編集

サン・ミゲル・デ・アジェンデグアナフアトから直通バスがあり、1時間から1時間半程で着く事が出来る。

最寄りの空港はレオングアナフアト国際空港である。

姉妹都市 編集

有名な人物 編集

参考文献 編集

関連項目 編集

脚注 編集

注釈 編集

出典 編集

外部リンク 編集