ナガレアブは、双翅目ナガレアブ科(Athericidae)に属する種の総称。もとはシギアブ科に含まれる分類群であったが、1973年に独立した科とすることが提唱され[1]、広く受け入れられている[2]

ナガレアブ
Ibisia marginata
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: ハエ目(双翅目) Diptera
亜目 : ハエ亜目(短角亜目) Brachycera
下目 : アブ下目 Tabanoidea
上科 : アブ上科 Tabanoidea
: ナガレアブ科 Athericidae
Stuckenberg, 1973
英名
Water snipe flies

本文参照

双翅目の中では小さい科で、世界で約9属122種が報告されている[3]。日本からは1989年時点で2属9種が記録されている[4]

脚注

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  1. ^ Stuckenberg, B.R., 1973. The Athericidae, a new family in the Lower Brachycera (Diptera). Annals of the Natal Museum 21(3): 649–673.
  2. ^ Stuckenberg, B.R., 2000. A New Genus and Species of Athericidae (Diptera: Tabanoidea) from Cape York Peninsula. Records of the Australian Museum Vol. 52: 151-159.
  3. ^ Nomenclator Status Statistics
  4. ^ 平嶋義宏監修、九州大学農学部昆虫学教室・日本野生生物研究センター共同編集、 1989、日本産昆虫総目録. 九州大学農学部昆虫学教室、福岡、1,767pp.