ネクロマンティクス
ネクロマンティクス(Nekromantix)は、1989年にデンマークのコペンハーゲンで結成されたサイコビリーバンド。
フロントマンであるキム・ネクロマンの棺桶型ウッドベースがトレードマーク。
ネクロマンティクス | |
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出身地 | コペンハーゲン, デンマーク |
ジャンル | psychobilly |
活動期間 | 1989–present |
レーベル | Hellcat, Intermusic, Record Music Denmark, E.S.P., Kick Music, Nervous, Tombstone |
公式サイト |
www |
メンバー |
キム・ネクロマン フランシスコメサ ルネ "デラムエルト"ガルシア |
初期の10年間でヨーロッパの様々なレーベルから5枚のアルバムをリリースし、その後、2000年代初頭にロサンゼルスのHellcat Recordsと契約。
概要
編集ロカビリーバンドでドラムを叩いていたキム・ネクロマンは、デンマーク海軍を退任後、ウッドベース&ボーカルで、ホラーをテーマにしたサイコビリーバンドの活動に着手する。そしてギタリストの Paolo Molinari、ドラマーのJens Brygmanを誘い、ネクロマンティクスが誕生した。
トレードマークである棺桶型ウッドベースは、初期は実際の棺桶(子供用)を改造して作成されたが、音のクオリティーや運搬性を追求した結果、現在の折り畳み式となった。
6ヶ月間のスタジオ練習と2回のライブの後、ドイツのハンブルクで行われた大規模なサイコビリーフェスティバルに出演。彼らのパフォーマンスはTombstone Recordsの目に留まり、レコーディング契約を獲得。ファーストアルバム「Hellbound」が完成した。
ヨーロッパツアーを開始。当時イギリスではサイコビリーが盛り上がっており、ヨーロッパのサイコビリー界で一躍有名となった。1991年にはNervous Recordsよりカンドアルバム「Curse of the Coffin」をリリースし、 MTV番組「Alternative Nation」でのライブ映像をミュージックビデオとしてプロモーションした。
その後、フィンランド、ドイツ、イギリス、オランダ、ベルギー、スウェーデン、フランスなどヨーロッパの大部分をツアーし、日本へも来日ツアーを行った。アメリカ合衆国では、CDが輸入品として扱われていながらもカルト的な人気を獲得し始めた。
活動履歴
編集1999年-コペンハーゲンでのStengade30で10周年記念ライブ(ライブアルバム「Undead 'n' Live」として翌年リリース)
2000年-9日間にわたるアメリカ西海岸ツアー。
2001年-RancidのシンガーTim ArmstrongがオーナーのHellcat Recordsと契約。