ネモナプリド
ネモナプリド (Nemonapride) は、ベンズアミド系の抗精神病薬[1]。分子式は C21H26ClN3O2。融点150–153℃。水に不溶。強力なドーパミンD2受容体遮断作用を示し[1]、統合失調症などの治療に用いられる。
ネモナプリド | |
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(±)-cis-N-(1-benzyl-2-methylpyrrolidin-3-yl)-5-chloro-2-methoxy-4-(methylamino)benzamide | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 75272-39-8 |
PubChem | 4452 |
J-GLOBAL ID | 200907028460784729 |
KEGG | D01468 |
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薬理学 | |
投与経路 | 経口 |
法的分類 | 処方箋医薬品 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
副作用
編集- 倦怠感、脱力感、集中力低下、眠気など
禁忌・注意
編集種類
編集- 錠剤:3mg,10mg
- 細粒:2%
脚注
編集- ^ a b 伊藤 勇一郎(山之内製薬)「抗精神病剤ネモナプリド」『ファルマシア』第27巻第10号、1991年、1033頁、doi:10.14894/faruawpsj.27.10_1033、NAID 110003659241。