ハインツ・カレッジ英語:Heinz College)は、ペンシルベニア州ピッツバーグにキャンパスを構えるカーネギーメロン大学の大学院であり、公共政策と情報セキュリティの分野でアメリカ有数のトップスクールである。USNewsの2008年大学院ランキングによると、全米の公共政策大学院の中で総合10位にランクしており、ITマネジメント部門で第1位、政策分析部門で第4位、環境政策で第10位、公衆衛生政策で第10位にランクしている。

ハインツ・カレッジ
種別 私立
設立年 1968年
学部長 Ramayya Krishnan
大学院生 1191名
所在地 アメリカ
ペンシルベニア州ピッツバーグ5000 Forbes Ave, Pittsburgh PA 15213, USA
キャンパス 都市
公式サイト http://www.heinz.cmu.edu/index.aspx
テンプレートを表示

2008年より名称をハインツ・スクールからハインツ・カレッジへと改め、公共政策スクール(School of Public Policy & Management)と情報システムスクール(School of Information Systems & Management)の二つより構成される。

ハインツ・カレッジは公共政策・マネジメント・ITを統合したプログラムを提供しており、統計学、経済学、情報システム、組織論、オペレーションリサーチ等の分野に重点を置いている。 キャンパスはピッツバーグのハンバーグ・ホール内にある本部だけでなく、オーストラリアアデレードロスアンゼルスワシントンD.C.にも支部キャンパスがある。

モットーはTo advance the broad public interest through focused research and outstanding graduate educationである。

防衛省からはサイバー戦要員育成の観点から数名の幹部自衛官が留学している。

沿革

編集
  • 1968年 都市化による社会問題に長年関心を持っていたリチャード・キング・メロン(Richard King Mellon)が1000万ドルを寄付したことにより、School of Urban and Public Affairs (SUPA)が設立される。
  • 1992年 飛行機事故で亡くなったペンシルベニア選出のアメリカ上院議員、ジョン・ハインツ(H. John Heinz III (1938-1991))の遺産を受け継いだ妻テレイザ・ハインツ(Teresa Heinz)からの莫大な寄付を受け、ハインツ・スクール(正式名称:H. John Heinz III School of Public Policy and Management)と名称を改める。
  • 2008年 ハインツ基金よりさらなる寄付を受け、ハインツ・カレッジ(正式名称:H. John Heinz III College)となる。

脚注

編集