ハテナの塔 -The Tower of Children-

ハテナの塔 -The Tower of Children-』(はてなのとう ザ・タワー・オブ・チルドレン、 :Arcana of Paradise —The Tower—)は、株式会社タストαが開発し集英社ゲームズより発売されたゲームソフト。ジャンルはサバイバルローグライクアドベンチャー[2]ゲーム。キャラクターデザインは漫画家の眞藤雅興が担当。

ハテナの塔
-The Tower of Children-
ジャンル ローグライク
アドベンチャー
カードバトル[1]
対応機種 PC(Steam
Nintendo Switch
開発元 タストα
発売元 集英社ゲームズ
プロデューサー 杉山晃一
ディレクター 池田トム
音楽 福田淳
美術 眞藤雅興(キャラクターデザイン)
人数 1人
メディア PC:ダウンロード販売
Switch:ダウンロード販売
パッケージ販売(通常版・コレクターズエディション)
発売日 世界の旗 2023年4月20日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
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当初は2023年1月19日発売予定とされていたが、「当初の予定より制作進捗が遅れをとっている[3]」ことを理由に延期となり、2023年4月20日に発売となった。

あらすじ 編集

世界の果てのそのまた果てに存在する、『ハテナの塔』。

その頂上の集落で暮らす子らは地上にあると噂される楽園を目指して、塔を降りて試練に挑む。

ゲームシステム 編集

プレイヤーは塔に挑む2人組の子らと手札とを選択し、塔の内部に住む魔物や住民からの攻撃や問いかけに対応していく。

また、子らの食料(パン)が尽きてしまうとバッドエンドとなるため、塔を探索する際はただ地上へ下りる道を探すだけではなく、集落にいる子らの数に見合う十分な量の食料を確保する必要がある。

カードバトル要素に関しては『Slay the Spire』に近いが、塔内の魔物や住民とのバトルや会話はリアルタイム進行となる。プレイヤーが手札から「攻撃」「防御」「回復」等に対応するカードの中から、選択したものが行動として反映される。また、バトル中はゲージに合わせてタイミング良くカードを選択することで「ジャストガード」が発生し、敵からのダメージを減らすことができる。

開発 編集

集英社が自社のインディーゲーム開発者支援プロジェクト「集英社ゲームクリエイターズCAMP」の立ち上げにあたりフラグシップタイトルがほしいと考えていた矢先に、ゲームデザイナー・タストαの取締役である池田トムが新作を作りたいと集英社に相談を持ち掛けてきたことから、本作のきっかけとなった。また、プロジェクト立ち上げ当時はCOVID-19が流行しだしており、本作の閉鎖的な世界観が現実の情勢に合うことと、集英社の漫画家とコラボレーションできるという利点がイラストを全面に押し出せる本作にふさわしかったことも有利となった。そして、トムが提出した資料で使われていたシンガーソングライターのセシル・コルベルによる『Garden District』が企画にふさわしかったことが決め手となった。[4]

脚注 編集

  1. ^ Steam配信ページより引用https://store.steampowered.com/app/2089500/
  2. ^ 日本語版公式サイト
  3. ^  https://www.famitsu.com/news/202212/15286379.html ファミ通.com (2022年12月15日). 2023年9月9日閲覧。
  4. ^ 『ハテナの塔』開発者インタビュー。“命の重さ”というテーマに込められた想い、塔やキャラには考察心をくすぐる要素が満載 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com”. ファミ通.com (2023年5月2日). 2023年9月10日閲覧。

外部リンク 編集