ハミルトン (オンタリオ州)

カナダの都市

ハミルトン: City of Hamilton)は、カナダオンタリオ州西部、トロントナイアガラの滝の中間に位置する都市。人口は56万9353人(2021年)。オンタリオ州の地方行政区のひとつを構成しており、単一層自治体に位置づけられている。

ハミルトン
ハミルトン市街
市旗 市章
モットーTogether Aspire - Together Achieve
オンタリオ州内の位置
オンタリオ州内の位置
座標:北緯43度15分19秒 西経79度52分23秒 / 北緯43.25528度 西経79.87306度 / 43.25528; -79.87306
ハミルトン (オンタリオ州)の位置(カナダ内)
ハミルトン (オンタリオ州)
ハミルトン (オンタリオ州) (カナダ)
ハミルトン (オンタリオ州)の位置(南オンタリオ内)
ハミルトン (オンタリオ州)
ハミルトン (オンタリオ州) (南オンタリオ)
基礎データ
カナダの旗 カナダ
 オンタリオ州
行政区 ハミルトン
都市名 ハミルトン
英語名 City of Hamilton
創設日 1846年6月9日
面積 1,117.11 km²
 - 広域圏 1,371.89 km²
標高 海抜 213 m
人口 (2021年[1]
 - 市域 569,353 人
 - 人口密度 509人/km²
 - 広域圏 785,184 人
時間帯 東部標準時(EST)、UTC-5
夏時間 東部夏時間(EDT)、UTC-4
郵便番号 L8E ~ L8W
市外局番 +1-905、+1-289
公式サイト
カナダ軍用機歴史博物館
ウェブスター滝

概要 編集

地理的な重要性から重工業が発達し「製鉄の街(Steel City)」として知られている。ステルコStelco)やドファスコDofasco)などの大手鉄鋼メーカーが本社を構える。

ナイアガラ断層が街の近くを走っており、1999年にジェリー・ロートン(Jerry Lawton)によって少なくとも78もの滝があることがわかった。世界でもこれだけの滝がひとつのエリアに集中している例はほかになく「滝の街(The City of Waterfalls)」の名のもと、新たな観光地となる可能性を秘めている。

カナダの文化やアイデンティティを象徴するとも言われるティム・ホートンズの発祥地としても知られ、今でも1号店は当時の場所で営業を続けている。

ほか、街にはカナダ軍用機遺産博物館(Canadian Warplane Heritage Museum)やマックマスター大学McMaster University)、ロイヤル・ボタニカル・ガーデンズ(Royal Botanical Gardens[1])、カナディアン・フットボールの殿堂(Canadian Football Hall of Fame.[2])などがよく知られている。

歴史 編集

主要記事:History of Hamilton

アメリカ独立戦争の後、ジョージ・ハミルトン(George Hamilton)の手によって1846年に市政がスタートする。

2001年の地方自治体改革で、ハミルトン・ウェントワース地域(Regional Municipality of Hamilton-Wentworth)が改組され、単一層自治体のハミルトン市(City of Hamilton)となった。

交通 編集

空港 編集

ハミルトン市にある国際空港。IATA空港コードはYHMである。コストが安く抑えられることからトロント・ピアソン国際空港の代替空港としての位置づけもある。

公共交通機関 編集

  • ハミルトン・ストリート・レイルウェイ(Hamilton Street Railway、HSR[3]) - 社名にあるようにかつては路面電車を運営していたが、現在はバスに置き換わっている。

※2011年にLRTの整備計画が発表されたが、2019年12月にオンタリオ州政府が費用の大幅な膨張を理由に計画の中止を発表した。

観光 編集

教育 編集

姉妹都市 編集

その他の都市関係[2]

脚注 編集

  1. ^ Statistics Canada Census2021”. 2023年9月11日閲覧。
  2. ^ Hamilton Ontario Sister Cities”. 2007年9月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年9月20日閲覧。

外部リンク 編集