バター08(バター・オーエイト、Butter 08)は、チボ・マット本田ゆか羽鳥美保ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンのラッセル・シミンズ、スケルトン・キーのリック・リー、マイク・ミルズ監督からなる短命の音楽サイド・プロジェクト。バンドは、1996年にビースティ・ボーイズの現在は機能していないレコードレーベル、グランド・ロイヤルからセルフタイトルの『Butter 08』(邦題『バター』)という1枚のアルバムをリリースした。このアルバムには、後のチボ・マット・メンバーとなるティモ・エリスとショーン・レノンによるゲスト・パフォーマンスのほか、いくつかのグランド・ロイヤルのアーティストたちやチボ・マット、ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンのミュージックビデオを監督した映画製作者エヴァン・バーナードによるパフォーマンスが含まれている。

バター08
Butter 08
ジャンル オルタナティヴ・ロック
活動期間 1995年 - 1997年
レーベル グランド・ロイヤル
共同作業者 スケルトン・キーチボ・マットジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン
旧メンバー 本田ゆか
羽鳥美保
ラッセル・シミンズ
リック・リー
マイク・ミルズ

1枚のアルバムに加えて、彼らの曲「Degobrah」のリミックスが、ハーヴェイ・カイテルをフィーチャーした1997年の映画『バッドデイズ (City of Industry)』のサウンドトラックに登場している。

バンドは、メンバーが1995年のチボ・マットによるシングル「Know Your Chicken」を一緒にレコーディングする夜を過ごしたときに結成されたと言われている。その後、デモがマイクDに送られ、マイクDはすぐにバター08をグランド・ロイヤルと契約させた。

ディスコグラフィ 編集

スタジオ・アルバム 編集

  • 『バター』 - Butter 08 (1996年、Grand Royal)

アルバム『バター』収録曲 編集

  1. 「9MM」 - "9MM"
  2. 「シャット・アップ」 - "Shut Up"
  3. 「バター・オブ・シックスティ・ナイン」 - "Butter Of '69"
  4. 「ディック・シリアス」 - "Dick Serious"
  5. 「ハウ・ドゥ・アイ・リラックス」 - "How Do I Relax"
  6. 「イッツ・ザ・レイジ」 - "It's The Rage" ※ショーン・レノンのキーボードをフィーチャー
  7. 「モノ・リサ」 - "Mono Lisa"
  8. 「ホワット・アー・ユー・ウェアリン」 - "What Are You Wearing"
  9. 「セックス・シンボル」 - "Sex Symbol"
  10. 「ディゴブラ」 - "Degobrah" ※エヴァン・バーナードのボーカルをフィーチャー
  11. 「ハード・トゥ・ホールド」 - "Hard To Hold"
  12. 「バターファッカー」 - "Butterfucker"

日本盤のみボーナストラック 編集

  1. 「バターファッカー (リムジン・ミックス)」 - "Butterfucker (Limousine Mix)"
  2. 「バターファッカー (ストレッチ・リモ・ミックス)」 - "Butterfucker (Stretch Limo Mix)"[1]

脚注 編集

外部リンク 編集