パノパエア (小惑星)

小惑星

パノパエア[1] (70 Panopaea) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。1861年5月5日にドイツ天文学者、ヘルマン・ゴルトシュミット (Hermann Mayer Salomon Goldschmidt) によりパリ天文台で発見された。これは彼が発見した14個目にして最後の小惑星である。ギリシア神話に登場するニンフの一人パノパエアにちなみ命名された。

パノパエア
70 Panopaea
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
発見
発見日 1861年5月5日
発見者 H. ゴルトシュミット
軌道要素と性質
元期:2007年10月27日 (JD 2,454,400.5)
軌道長半径 (a) 2.616 AU
近日点距離 (q) 2.142 AU
遠日点距離 (Q) 3.091 AU
離心率 (e) 0.181
公転周期 (P) 4.23
軌道傾斜角 (i) 11.58
近日点引数 (ω) 255.91 度
昇交点黄経 (Ω) 47.80 度
平均近点角 (M) 171.11 度
物理的性質
直径 122.17 km
自転周期 15.797 時間
スペクトル分類 C / Ch
絶対等級 (H) 8.11
アルベド(反射能) 0.0675
色指数 (B-V) 0.740
色指数 (U-B) 0.390
Template (ノート 解説) ■Project

エウノミア族と同じような軌道を回っているが、C型小惑星であるため、S型小惑星によって構成されているエウノミア族の母天体から形成されたものではないと考えられる。

出典 編集

関連項目 編集

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