ヒポキサンチン(Hypoxanthine)は、天然に存在するプリン誘導体の一つである。ヒポキサンチンは核酸で見られ、ヌクレオシドイノシンの形でtRNAアンチコドンを与える。

ヒポキサンチン
識別情報
CAS登録番号 68-94-0
PubChem 790
KEGG C00262
MeSH Hypoxanthine
特性
化学式 C5H4N4O
モル質量 136.112
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

反応編集

ヒポキサンチンはキサンチンオキシダーゼによってキサンチンから作られ、サルベージ経路ヒポキサンチン-グアニンホスホリボシルトランスフェラーゼによってイノシン一リン酸に変換される。また、アデニンは自発的に脱アミノ化しヒポキサンチンに変化する。これは、DNAの誤転写・誤複製に繋がっている。

魚類の鮮度低下によってもイノシン酸からイノシンを経て分解合成される。イノシン酸は旨味成分の一つであるが、ヒポキサンチンになると味はなくなる。

関連項目編集

外部リンク編集