ヒーローママ☆リーグ

日本のウェブドラマ

ヒーローママ☆リーグ[注釈 1]は、2018年5月13日母の日[1])に東映特撮ファンクラブでWeb配信されたスーパー戦隊シリーズを題材とする特撮作品。

概要 編集

過去のスーパー戦隊シリーズに登場し、現在は母親[注釈 2]となったキャラクターたちが、地球と家庭の平和を守るために戦う内容となっている[1]

東映特撮ファンクラブ・オリジナル番組『山本康平の忍び道』で、木下あゆ美が企画・アイデアを提案したことにより、制作された[3]

スーパー戦隊シリーズで助監督を務めてきた葉山康一郎の、監督デビュー作でもある[4][2][5]。また、脚本には『科捜研の女』などを執筆した下亜友美が起用された[2]。プロデューサーの塚田英明は、前年にドラマ化された「ヒーローをネタに遊んだ」作品である『中年スーパーマン左江内氏』のように、長澤たちの実体験なども重ね合わせながら、番外編ではあるがそれぞれのキャラクター設定や作品の世界観を踏まえた作りにし、「ヒーロー」と「ママ」を両立させる大変さを、楽しく描いたという[2]

オリジナルビデオ『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』から宇宙忍デモストも登場するなど、同作品の前日譚のような位置付けにもなっている[3][2]

登場人物 編集

メインヒロインは主婦としてママ友同士である。

野乃 七海(旧姓) / ハリケンブルー
忍風戦隊ハリケンジャー』のメンバー。
女優業もこなしているスマイルママ。時短にこだわる。
礼紋 茉莉花(旧姓) / デカイエロー
特捜戦隊デカレンジャー』のメンバー。
エスパー風味のプレシャスママ。子供もテレポート能力を持っている。
小津 芳香(旧姓) / マジピンク
魔法戦隊マジレンジャー』のメンバー。
ママモデルとしても活躍している愛されママ。子供の方がしっかりしている。
ひろと先生
ママたち憧れの子供3人の保育園の先生。
宇宙忍デモスト
『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』より。
邪教団・幻魔空界十二使徒の一員。
機械忍蟲きかいにんちゅう
宇宙忍デモストに使役され、すべてを食い尽くす邪悪な蟲。
  • ただし、予算の都合でイメージイラストのみとされ、戦闘シーンもカットされている。

キャスト 編集

スタッフ 編集

各話リスト 編集

話数 サブタイトル 配信日
作戦1 時短で解決!キラキラヒーローママへの道 2018年5月13日

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ タイトルは資料によって、「ヒーローママ☆リーグ」「ヒーローママ★リーグ」両方の表記が見られる。
  2. ^ 実生活でも長澤奈央木下あゆ美別府あゆみは母親になっている[2]

出典 編集

  1. ^ a b 「ママこそヒーロー」歴代スーパー戦隊ヒロイン共演に思い込め、次回作の構想も”. マイナビニュース. マイナビ (2018年5月6日). 2018年6月2日閲覧。
  2. ^ a b c d e 超解析 2018, pp. 91–95, 「INTERVIEW 塚田英明[プロデューサー]」
  3. ^ a b 戦隊ヒロイン復活「ヒーローママ★リーグ」配信、Vシネ「キュウレンジャー」と関連も”. ナタリー. ナターシャ (2018年4月15日). 2018年6月2日閲覧。
  4. ^ あの伝説の女戦士たちが帰ってきた!東映特撮ファンクラブ・オリジナル作品「ヒーローママ★リーグ」が母の日=5月13日(日)00:00~配信開始!!2018年4月13日 東映公式
  5. ^ 「LUPINRANGER VS PATRANGER 監督Q&A 葉山康一郎」『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー公式完全読本 LUPINRANGER VS PATRANGER VS ULTIMATE COLLECTION』ホビージャパン〈ホビージャパンMOOK 937〉、2019年6月24日、56頁。ISBN 978-4-7986-1953-8 

参考文献 編集

  • 『「スーパー戦隊」vs「メタルヒーロー」超解析!』宝島社、2018年5月30日。ISBN 978-4-8002-8348-1 

外部リンク 編集