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阪神甲子園球場のレフトスタンド(2019年9月22日、阪神タイガース横浜DeNAベイスターズ)。スタンドの上部2ブロックの青い部分がビジター応援席。

ビジター応援席(ビジターおうえんせき)は、日本野球機構(NPB)管轄のプロ野球において、試合を主催する球団の対戦相手(ビジター)のチームのファン(一般にはホームの反対側のベンチ付近の内・外野側=大抵は3塁側と左翼側だが、球団により1塁側と右翼側)が応援するために確保された、野球場の客席エリアのことである。

目次

概要編集

NPBでは外野席に必ず自由席が設定されていたが、東京ドームの巨人戦では一部の私設応援団などによる過剰な席取り行為に苦情が寄せられており、さらに読売ジャイアンツの一部応援団によるショバ屋行為が発覚し、この対策として自由席を廃止、全席を指定席とすることになった[1]。これに伴いビジター応援席が導入され巨人の応援が禁止された。中日や阪神も遅れて全席指定席とビジター応援席を導入し、その後も自由席であってもビジター応援席を採用する球団が増えている。2015年には臨時、事実上のものを含め全球団が採用するに至っている。早くからビジター席(アウェー席と呼ぶことが多い)を導入しているJリーグでは無人の緩衝帯が設けられていることが多いが、NPBではどの球団も採用していない。

各球団の設置状況編集

北海道日本ハムファイターズ(札幌ドーム)編集

2008年からライトスタンドの14ブロック中2 - 3ブロックが「ビジター応援自由エリア」とされ、日本ハムの応援が禁止となった。ビジターエリアは日によって違い、3連戦初戦の客入り次第で翌日以降のブロック数が変わったり、週末のロッテ戦などビジターファンの来場が多く予想される場合は4ブロック割り当てられることもある。開幕戦や本拠最終戦、阪神戦、巨人戦などは全席指定席となり(2012年より「プラチナ価格」となる)、「ビジター応援指定席」の名称になる。阪神戦では外野の可動式観客席と固定式観客席の間にある三角形の空間からライトポールまでの9ブロックと大幅に拡大されている。2008年の巨人戦は阪神戦と同様の大きさであったが、翌2009年からは他の球団と大差ないものになっている。

ポストシーズンにおいては2006年のプレーオフで先駆けて導入され、ライトスタンド1ブロックの上段の一部に「ビジター応援席」が設定された。

東京ドーム主催試合では外野席は全席自由席(2017年よりライトスタンド全席が指定席となる)で設定されていない。

東北楽天ゴールデンイーグルス(楽天生命パーク宮城)編集

2012年シーズンから導入。2011年シーズンまで「外野自由エリア・ライト」として使用されていた部分の外野上段席6ブロックが「ビジター応援エリア」として設定された。エリアはチケットの売れ行きによって変化する。2013年は2,3,6ブロックの変動制になった。巨人、阪神戦のみが6ブロックで他のカードは2-3ブロックとなった。 2013年のクライマックスシリーズでは、レギュラーシーズンに比べ、ビジター応援席の割り当てが大幅に少ないものとなった。[2] 東京ドーム主催試合ではビジター応援エリアは設定されていない。

千葉ロッテマリーンズ(ZOZOマリンスタジアム)編集

2006年から千葉マリンスタジアムのライトスタンド全体を「ホーム応援席」、レフトスタンド全体を「ビジター応援席」と定めた。これらの席種は自由席のままであり[3]マリーンズファンでライトスタンドが埋まってしまうことが予想される場合は、予めレフトスタンドのセンター寄りの一部に対戦相手のチームのファンを入場させない措置を取り、後からマリーンズファンを入れていくという入場整理が行われる。観戦規定ではマリーンズのユニフォームを着たりグッズを手に持ったりしたままでビジター席を通る事は禁止されている。

2007年からは阪神戦を除きレフトスタンドのセンター寄りも予めホーム応援席として確保されており、当日の観客の入りに応じて境界を調整するようになった。同年のクライマックスシリーズではこのレフトスタンドのセンター寄りが「センター側ホーム外野応援指定席」として販売された。 現在では阪神戦や巨人戦、広島戦ではレフト側全席がビジター応援席になっている。また内野2階席の外野席寄りにもホーム応援席とビジター応援席が設定されている。

また、2016年7月12日に東京ドームで行われる福岡ソフトバンク戦では、レフトスタンド5ブロックをビジター応援自由席とし、残りのレフトスタンド4ブロックをセンターホーム外野応援席(指定席)として販売された。

読売ジャイアンツ(東京ドーム)編集

2003年の東京ドームの自由席廃止に伴って阪神戦を除き「レフト巨人応援席」と共に「ビジターチーム応援席」として導入された。ビジターチーム応援席では巨人の応援が厳しく禁じられている。チケットにも「巨人の応援はご遠慮下さい。」と明記されており、球場内の掲示も「ホームチームの応援はお止め下さい。」となっている。通常の外野指定席でもレフト側は「ホームチームの応援はご遠慮下さい。」と掲示されており、表だって巨人の応援することは自粛が求められている。しかし、それでもビジター応援席で巨人を応援する客も見受けられる。試合終了後も、巨人の勝敗に応じてそれぞれのファンの出口への誘導が決められている。クライマックスシリーズを除いた阪神戦ではレフト側も全て通常の「レフト外野指定席」として発売されるが、阪神ファンの集客率の高さが他球団より圧倒的に高いこともあり事実上のビジターチーム応援席でありトラブルを避けるために巨人のグッズを持ってのコンコース移動すらも禁じられる。なお、巨人側の応援席でのビジターチームの応援やグッズの所持、着用も同様に禁止されている。

2011年まではレフトスタンド9ブロック中2ブロックがビジターチーム応援席、バックスクリーン寄り4ブロックはレフト巨人応援席となっていた。2012年からはそれぞれ拡大されビジターチーム応援席がポール寄り3ブロックに、レフト巨人応援席はバックスクリーン寄り5ブロックとなり中間の1ブロックにだけ通常の外野指定席が残されている。また「内野ビジターチーム応援席」が新設され、三塁側内野席のポール寄り1ブロックが割り当てられている。

立ち応援が可能なのは外野席及び内野ビジターチーム応援席、一塁側内野席のポール寄り4ブロックにある「オレンジシート」となっている。クライマックスシリーズの際は2007年はレフトスタンドはすべてビジター応援席となったが、2008年からは一部をレフト巨人応援席としている。

2011年までの通常のレフト外野指定席は大半がビジターチームのファンで占められることが多く、広島ロッテソフトバンク戦などではビジターチーム応援席、通常のレフト外野指定席が早々と売り切れる傾向にある。2012年の変更ではレフト巨人応援席と共にではあるものの、ビジターチーム応援席が拡大された。

2014年2015年2019年に行われたクライマックスシリーズでの阪神戦はレフト席の全てがビジター応援席とはならず、阪神以外の球団との対戦と同じくレフト巨人応援席が設けられた。

東京ヤクルトスワローズ(明治神宮野球場)編集

2015年まで

外野自由席のチケットはライト・レフトのどちらにも入場可能で、試合時もバックスクリーン後方の通路を経て自由にライト・レフト間を行き来できる。しかし、通常スワローズファンがレフト側に陣取ることはほとんどないため、レフト側外野席が事実上のビジター応援席となっている。むしろ、週末・祝日やゴールデンウィークの阪神戦、巨人戦、近年の広島戦ではライトスタンドにまで阪神ファンや巨人ファン、広島ファンが陣取ることがある。2015年5月2日、3日の広島戦では、ゴールデンウィークにあたり、多くの来場者が予想されることから、外野自由席をライト、レフトに分けて販売することとなり、相手側の応援は不可とされた[4]。従って期間限定ながら事実上のビジター応援席が設けられることとなった。

2016年

チケットがバリュー(安価)、レギュラー、プレミアム(全席指定)の三区分に変更され、あわせてプレミアム価格時に外野席をレフトとライトに分けて販売するようになった。これをもって事実上のビジター応援席が設定される形になる。前年に14年ぶりのセリーグ優勝を果たした影響か、プレミアム価格時にセンターバックスクリーン横の数ブロックをスワローズファン向けに割り当てることがある[5]


埼玉西武ライオンズ(メットライフドームほか)編集

西武ドーム(西武プリンスドーム、メットライフドーム)編集

2019年以降編集

外野席が芝生席エリアを含め、全席指定席化すると同時に、席種がホームのレフト側が「ライオンズ外野芝生指定エリア」「ライオンズ外野指定ベンチ」、ビジターのライト側が「ビジター外野芝生指定エリア」「ビジター外野指定ベンチ」と分けられることになり、初めて、正規のビジター応援席が設けられた。ライオンズグッズの無料配布イベントがある際は、ビジター応援席は配布対象外とされている。

原則としてライトスタンド全体がビジター応援席として割り当てられるが、来場者へのライオンズグッズの無料配布がある時など、多数のライオンズファンの来場が見込まれる場合は、ライトスタンドのセンター寄りの約半分に「ライオンズ外野芝生指定エリア(ライト側)」「ライオンズ外野指定ベンチ(ライト側)」が設置され、ビジター応援席はライトスタンドのポール側半分に縮小される[6][7][8]

2018年以前編集

ビジター応援席という席種ではないが、2009年から外野席は購入時にライト側、レフト側を指定して購入することとなっており、ライトスタンドではライオンズの応援行為は禁止とされていた。(以前から貼り紙で警告があった。レフトスタンドでのビジターチームの応援も禁止されていた)ことからライト側外野席が事実上のビジター応援席となっていた。2018年はライト外野席の観客にもライオンズグッズの配布が行われていた。ただし、ライトスタンドでの配布グッズ着用は禁じられていた。

ライトスタンド以外の席種が完売状態になった場合、ライトスタンドセンター寄りの約半分をライオンズ応援席とする場合があった[9][10]

2008年のクライマックスシリーズではレフト側外野席と三塁側内野席の一部が(2008年までホームベンチは1塁側)、2010年、2012年、2013年、2017年のクライマックスシリーズではライト側外野席と一塁側内野席の一部がそれぞれビジター応援席に、その他がライオンズ応援席に設定された。2017年ではライオンズ応援外野自由席以外のライオンズ応援席でのビジターチームの応援は禁止されていなかったため、ビジターサイドではビジターファンがライオンズ応援席にも見られた。

県営大宮球場編集

外野席は全席自由席である。応援のルールは上記、2018年以前の西武ドームに準じている。ライトスタンド改修前までは芝生席のスタンドが急傾斜であるために、安全上の観点から内野席の外野寄り部分も外野席の扱いとし、応援団はそこで活動していた 敷島公園野球場は外野席は全席自由席である。

東京ドーム編集

2018年4月17日に開催される東京ドームでの主催試合は、ホームのライオンズが一塁側を使用し、座席は全席指定としているが、レフトポール寄りの5ブロックを「ビジター外野応援指定席」に設定している[11]

横浜DeNAベイスターズ(横浜スタジアム)編集

2016年以降編集

ヤクルト、中日、楽天、オリックス、ソフトバンク戦編集

全試合でレフトビジター外野指定席とされるビジター応援席が存在する。 後述の2015年の夏に設置されたレフトDB応援席が好評だったこともあり、2016年からのすべてのヤクルト、中日戦では、レフトスタンドのセンターより半分をレフトDB応援席、ポール側半分には従来のレフト外野指定席と外野応援シートが設置され、事実上レフトスタンドのポール側半分がビジター応援席となった。さらにセ・パ交流戦では、2016年はYOKOHAMA GIRLS☆FESTIVAL 2016 と銘打って開催される6月17日 - 19日の楽天戦、2017年にはオリックス戦とソフトバンク戦でも同様の対応となった。そして、2017年のシーズン最終戦シリーズとなる10/3,10/4の中日戦は、後述のYOKOHAMA STAR☆NIGHT開催試合同様、ポール際4ブロックがレフトビジター指定席となり、残りの13ブロックはレフトDB応援席となる。2018年以降は、ライトスタンドと共にレフトDB応援席に該当していたエリアがホーム外野指定席となり、ビジター応援席に該当するエリアはビジター外野応援指定席となる。

巨人、日本ハム、西武戦編集

2017年以前は基本的にレフトスタンド全域がビジター応援席となっていたが、2018年から中日・ヤクルト戦などと同様、ビジター外野指定席がレフトスタンドのポール側半分となり、事実上のビジター応援席が縮小されたカード。巨人戦においてレフトDB応援席導入以前の、2017年9/1~9/3の巨人戦で中日・ヤクルト戦などで導入されていたレフトDB応援席が導入されている。

阪神、ロッテ、広島戦編集

基本的にレフトスタンド全域がビジター応援席となるが、一部試合で例外措置がとられたカード。 基本的には従来通りだが、2017年9月27日〜29日の阪神戦では、通常のレフトDB応援席から1ブロック(当該ブロックに阪神ファン向けに販売された年間指定席が含まれていたため)縮小された形でレフトDB応援席が導入された。また2017年交流戦のロッテ戦では、レフトスタンドの半分が少年野球チームの招待席となったため、ビジターファン向けの席はレフトDB応援席導入試合と同様となった。広島戦でも2019年7月15日の試合で例外的にレフトスタンドにDB応援席が設けられたため、ビジター応援席が半分に縮小された。

2013年 - 2015年編集

ビジター応援席という席種ではないが、2013年シーズンより両側の外野スタンド後方中央には両チームの私設応援団のエリアが設けられており、その周辺に「外野応援シート」が設けられた[12]。それと同時に外野席全体は全席が指定席となった[13]

YOKOHAMA STAR☆NIGHT,ポストシーズン編集

2014年8月の対ヤクルト三連戦でのスペシャルイベント『YOKOHAMA STAR☆NIGHT 2014』と、同年シーズンのホーム最終戦となった中日戦では、レフトスタンドのセンター寄り約半分がレフト側ベイスターズ応援席とされたため、レフトポール側の残り半分が「レフトビジター応援シート」「レフトビジター指定席」となり、一時的にビジター応援席が設けられた[14]。 また、2015年シーズンも、8月の対東京ヤクルトスワローズ三連戦の『YOKOHAMA STAR☆NIGHT 2015』では前年同様にレフトポール側の一部が「レフトビジター応援シート」「レフトビジター指定席」とされたほか[15]、観客動員の増加によりライトスタンド(ベイスターズ側)チケットの早期完売が続いたことに伴い、7月、8月のヤクルト戦及び中日戦では、レフトスタンドのセンター寄り約半分がレフト側ベイスターズ応援席とされたため[16]、残り半分がビジター応援席とされた。 2016年の7月7日のヤクルト戦には子どもにスポットライトを当てたイベント、「STAR☆NIGHT ~こども野球しゅのうかいだん~」が開催され、この試合では、レフトスタンドのセンター寄り13ブロックがレフトDB応援席として販売され、ポール際4ブロックのみがビジターファン向けの応援席となる。翌年以降の同イベントや、8月に開催されるYOKOHAMA STAR☆NIGHT でも7月のイベント同様センター寄りレフトスタンド13ブロックがレフトDB応援指定席として販売されるが、ポール際4ブロックはレフトビジター指定席として販売される。

2012年まで編集

外野自由席が左中間・右中間にある外野指定席を挟む形で存在していた。ライト側かレフト側の区別があり、入場時にはライト側とレフト側で異なる入口を使用し、スコアボード裏にある連絡通路が一般客の行き来は禁止されている(ただし、前述のレフト側ベイスターズ応援席が設けられた際には、当該連絡通路が利用されている)などの理由で、ベイスターズファンがレフト側に陣取ることはほとんどなかったため、レフト側外野席が事実上のビジター応援席となっていたが、チームが優勝争いをしていた1998年シーズンには、ライト側のチケットを入手できなかったベイスターズファンがレフト側にも多く入場していたほか、同年の西武との日本シリーズにおいてもレフト側の8,9割程度をベイスターズファンが埋めるという状況が見られた。

中日ドラゴンズ(ナゴヤドーム)編集

2006年より設定されているが、ビジター応援席以外のレフト側の応援席は「レフト外野応援席」として販売されているが、シーズン終盤の阪神戦や巨人戦等一部を除き、ほとんど中日ファンで埋まる。

2006年から2016年編集

2006年よりナゴヤドームのレフトスタンド2階席下段14ブロック中2ブロックと上段15ブロック中3ブロック(合計約720席)が「ビジター外野応援席」として割り当てられるようになった。2007年ではエリアが変更され、下段の指定がなくなった代わりに上段4ブロック(約630席)がビジター外野応援となった。2013年からは巨人戦・阪神戦・広島戦・ロッテ戦が2ブロック拡張された。

2014年より新たに「ドラゴンズ外野応援席(レフト)」がバックスクリーン寄り上下段4ブロック新設に伴い、「ビジター外野応援席」がレフトポール寄り上下段3ブロックに変更された。中日ドラゴンズ公式サイト‐座席表・チケット料金一覧尚、巨人戦・阪神戦・広島戦・ロッテ戦は上段3ブロックと下段2ブロック拡張される。http://dragons.jp/ticket/sales/image/2014/dome-map_visitor_lg.gif

2017年から編集

2017年からチケットが試合に応じて「バリュー、スタンダード、プレミアム」の3段階に分けられるようになり、基本的にレフトポール側下段6ブロックと上段5ブロックがビジター応援席となる他、内野3塁側のレフトポール際3ブロックをビジター内野応援席として販売するようになった。 また、「プレミアム」該当試合のDeNA戦、ヤクルト戦は2016年までと同様、上下段3ブロックのみの設定で、内野ビジター応援席も設定されない。

阪神タイガース(阪神甲子園球場・京セラドーム大阪ほか)編集

2006年に阪神甲子園球場で最初に設定されて以来、多くの主催球場で導入されている。 ただし当初は他の球団と異なり阪神の応援に関して制限せず両者混在可能の席としたため、通常のレフト外野指定席が先に売り切れれば阪神ファンが存在することが当たり前の状況となっていた。球団側は範囲を毎年変更して対応していたが、不評を受けて2012年からは阪神の応援行為が禁止されることになり[17]、名称も「レフトビジター専用応援席」に変更されている。これまで通り阪神ファンが入らないように、球場以外の窓口で販売しないなど購入方法を限定している。なお阪神グッズのみならずビジターチーム以外の10球団のグッズの持込も禁止されている(例:巨人戦で中日のグッズを専用応援席へ持ち込む)。

阪神甲子園球場編集

全席指定席となった2006年より「レフトビジター応援席」が設定されている。

全面改修前編集

導入初年度となった2006年のビジター応援席は上段1ブロックがレフトビジター応援席が設定された。また、巨人戦と前年の日本シリーズでロッテファンが上段全ブロックを占めた事も受けたロッテ戦は下段1ブロックと上段1ブロック拡大し、上段2ブロック下段1ブロックがビジター応援席であった。
さらに、2008年には中日戦と広島戦が上段2ブロックに拡大された。

全面改修後編集

リニューアル工事で上下段ともに通路が増え、ブロック数が増加した他、ビジター応援席は左中間からポールに近い方に寄った。
2009年は巨人・ロッテ戦が上下段3ブロック、ソフトバンク・広島・中日戦が上段3ブロック、その他が上段2ブロックと設定された。
2010年には、ロッテ戦が上段3ブロックに、中日戦が上段2ブロックに縮小されたが、オリックス戦が上段3ブロックに拡大された。
2011年からはロッテ戦が再び上下段3ブロックに拡大。
レフトビジター専用応援席となった2012年には巨人・中日・広島・ソフトバンク・ロッテ・オリックス戦を除き上段1ブロックに縮小された。。
2013年、広島・ソフトバンク戦が上段4ブロックに拡大。ヤクルト、DeNA、日本ハム戦が上段2ブロックに拡大。
しかし、2014年にはヤクルト戦が上段1ブロックに縮小された。
また、これまでビジター応援席は声援が届きにくい甲子園の上段ブロックの上、両者混在可能の席としたことは多くの批判を受け、ビジター応援席が満員のため、通常のレフト指定席で声援を送る光景も見られ、またポール寄りに企業向けの招待券があるため完全な振り分けができていなかったが、ついに、2015年から巨人戦はポール側上段4ブロック下段3ブロックに拡大し上下段ともにポール際に設定されることになったほか、広島戦もポール側上段5ブロックに拡大し上段のみポール 際(のちに上下段ともに)はポール寄りまで全てビジター席となるように設定されていた。
2016年には西武戦、ヤクルト戦が再び上段2ブロックに拡大された。
2017年には日本ハム戦が上段3ブロックに拡大、広島戦は巨人戦同様上段4ブロック下段3ブロックにまで拡大された。
2018年は、DeNA戦が上段3ブロックに拡大。

2019年は、DeNA戦が上段2ブロックに縮小。巨人戦は上段3ブロック下段3ブロックに縮小。中日戦が上段3ブロックに拡大。
2019年の阪神甲子園球場における球団別のビジター応援席の範囲は以下のようになっている(対戦が無い球団は2018年のもの)。

    • 上段1ブロック(約375席) - 楽天
    • 上段2ブロック(約735席) - DeNA,ヤクルト、西武
    • 上段3ブロック(約1158席)- 中日、オリックス(2018年)、日本ハム
    • 上段4ブロック(約1591席)- ソフトバンク(2018年)
    • 上段3ブロック及び下段3ブロックポール寄り(約2086席)-巨人
    • 上段3ブロック及び下段3ブロック(約2233席)- ロッテ(2018年)
    • 上段4ブロック及び下段3ブロックポール寄り(約2461席)- 広島
ポストシーズン編集

クライマックスシリーズ・日本シリーズはレギュラーシーズンと同じ範囲としているが、、2014年ファーストステージの広島戦では前年のクライマックスシリーズで、広島ファンがレフトスタンドの大半を占めたことを受け、ほぼ倍の上段5ブロック及び下段4ブロック(約3227席)に設定されたほか、2017年ファーストステージのDeNA戦ではレギュラーシーズンより1ブロック多いレフト上段3ブロックに設定された。

オープン戦編集

巨人戦に限りオープン戦でもレフトビジター応援専用指定席として販売される。(区割りは前年の公式戦と同様の範囲) その他の試合では応援団の活動エリアは特に決まりはない。

京セラドーム大阪編集

2007年には京セラドーム大阪でもレフト上段席の一部に「上段レフト外野ビジター応援席」として設置されている。上段レフトビジター専用応援席とされているが、ポール際の通常の内野席までビジター応援席として指定されている。甲子園同様、声援が届きにくい京セラドームの上段席にある上、両者混在可能の席としたことは多くの批判を受けた。「専用応援席」になってからも指定範囲の変更が行われており、2013年の広島戦では通常のほぼ倍となる上段レフトの半分程度、2014年からの広島戦は上段全てがビジター応援席となった。

ほっともっとフィールド神戸、倉敷マスカットスタジアム編集

倉敷マスカットスタジアムでは上段2ブロック、ほっともっとフィールド神戸ではポール際2ブロックが設定されている。このような地方開催でも2007年ごろから設けられるようになっている。

オリックス・バファローズ(京セラドーム大阪・ほっともっとフィールド神戸)編集

京セラドーム大阪主催試合では、阪神戦、巨人戦、近年の広島戦を除いて、ライト・レフトおよび上下段の区分がない外野自由席となっており、基本的にビジターファンは私設応援団が陣取る下段レフト外野席に集まるが、2016年から休日の試合ではオリックス応援団が陣取るライト下段が指定席化され、2015年に導入された特定試合の下段席全席指定も継続されることとなった。2015年の特定試合ではレフト上段がビジター応援エリアとなっていたが、2016年からは全試合でレフト下段がビジター応援エリアとなる。 2016年からはライト下段でのビジターチームの応援が禁止される。 2014年のクライマックスシリーズではレフト下段のセンター寄りにBs応援外野レフト指定席が設置され、残りのレフト下段をビジター応援席とした。 2015年の交流戦は阪神戦、広島戦において、レフトスタンドに入りきれなかった阪神、広島ファンが、オリックス側のライトスタンドにもあふれていたことを受けて、ライト下段をBsライト外野応援指定、レフト下段をビジター応援席として発売している。

2016年からはほっともっとフィールド神戸での主催試合でも休日の試合と、特定試合ではライトの大半が指定席となる。ほっともっとフィールド神戸でもライトスタンドでは指定席、自由席問わずライトスタンドでのビジターチームの応援は禁止され、事実上レフトスタンド全域がビジター応援エリアとなる。

しかし、導入当初は指定席導入の混乱からか指定席は空席が目立つ一方、自由席に多くのオリックスファンが詰めかけレフトスタンドのセンター寄りがオリックスファンで埋まる試合も見られた。

広島東洋カープ(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)編集

2009年からMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島に移転されるに当たり、三塁側外野(通常の球場では内野席の部分)2階席が「ビジターパフォーマンス」(指定席)として割り当てられるようになった。死角が多くなりやすい設置場所に考慮して設計案ではライトにある「カープパフォーマンス」よりも小さく、後方及び下方に位置するものになる予定であったが、同規模にまで大きくなり位置が変更された影響でレフトが見渡しにくい席が多くなっている。

2015年5月16日のDeNA戦では通常のビジターパフォーマンス席1630席のうち1300席をカープファン向けとし、他地域からの招待イベントを行った[18]。このイベントの発表前にチケット販売が開始されていたが、この試合のビジターパフォーマンス席だけが販売されず、イベント発表後に販売が開始されている[19]

2018年からヤクルト・DeNA・中日戦では、ビジターパフォーマンスが平日などの試合で空席が目立つ一方カープファンが球場に押し寄せたことを背景に、これまでビジターパフォーマンス席とされたエリアのうち、上段3ブロック・下段2ブロックをビジターパフォーマンス席、残りのブロックを両チームの応援が可能な三塁側パフォーマンス席として販売した。これはビジターチームファンからの多く苦情を受けたビジターパフォーマンスシートへのカープファンの入場を実質的に認めた行為である。なお、2018シーズンではビジターパフォーマンス席と三塁側パフォーマンス席の境界で数多くのトラブルが発生しており、2019年シーズンからの球団の対応が注目される。

例外として、2018年4月18日のヤクルト戦では、広島・ヤクルト両球団共同の企画として、この年より三塁側パフォーマンスとして販売されているエリアも前年までと同様にビジターパフォーマンスとして販売した上、ビジターパフォーマンスの入場者へヤクルトの応援ユニフォームの配布を行った[20]

福岡ソフトバンクホークス(福岡ヤフオク!ドーム・鷹の祭典の地方開催)編集

福岡ヤフオク!ドームの試合において2009年(当時の球場名は「福岡Yahoo!JAPANドーム」)から導入。それまでは、レフトスタンドでホークス応援の自粛を求める事はないが、対戦カードによっては入場時にホークスファンをあらかじめバックスクリーン側に誘導していた。

2009年からは平日(混雑が予想される指定日のぞく)と土・日・祝日で対応を分けるようになった。外野席全体を平日は自由席、土・日・祝日は指定席とし、レフトスタンドの一部にビジター席を設けることになっていて、そのエリアではホークスの応援のみならずユニフォームなどホークスグッズの着用・持ち込みも禁止となっている。平日は基本的に全自由席であるが、ビジター席は専用のチケットが必要になる。また、ビジターチケットを持っているホークスファンは、前述の通り一切のホークスの応援をする事が出来ないため、平日であれば外野立ち見席を利用できる。ビジター席のエリアは対戦カード毎にある程度固定されているが、完全に固定されている訳ではなく、日によって増減がある。ビジター席に入りきれなかったビジターファンは通常のレフトスタンドの席でビジターチームの応援をする事も見られる。立ち見は平日においては区別が無いが、土・日・祝日はビジターの区分がある。

鷹の祭典のレプリカユニフォーム配布を初めとするホークスグッズの入場者全員プレゼントは、2014年まではビジター席の観客のみ、球場から帰る時に配布しており[21]、試合中スタンドに持ち込めないようにしていたが、同年の鷹の祭典にて他席種を購入できなかったホークスファンが無償配布のユニフォーム欲しさにビジター応援席を購入し、ビジター席に座ったため、本来ビジター席を購入すべきビジターチームのファンがチケットを買えない問題が発生したとされる。これに関連するかは不明だが、翌2015年からはホークスグッズの入場者全員プレゼントはビジター応援席のみ配布対象外となったが[22][23]、試合によっては代わりにビジターチームのグッズを配布することもある[24][25]

平日から除外される指定日は開幕戦や阪神戦、巨人戦、鷹の祭典のイベント日に指定された試合となっている。

2012年からはレフト立ち見席の一部にビジター側の応援団専用エリアが設置された事に伴い、ビジター席の割当エリアが変更された。これまでは阪神・巨人・広島・ロッテ戦にしか設定がなかった、下段スタンドにもビジター応援席が設定された(下段席の設定はない場合もある)。また、巨人戦・広島戦・ロッテ戦ではエリアがレフトポール際の1 - 2ブロックがビジター席から外れ、その分が中央寄りに移動している。なおビジター側応援団専用エリアの応援団が使用しない部分は立ち見席扱いである。

福岡ヤフオク!ドーム以外の球場での地方開催では設定されていなかったが、2012年以降に鷹の祭典として開催される試合では設定されている。東京ドームはレフトスタンド9ブロック中ポール寄り4ブロック、京セラドーム大阪は下段2ブロック、北九州市民球場ではレフトスタンド上段一部に設定されている。

日本選手権シリーズ編集

2003年のシリーズから外野がほぼ全て芝生席である西武ドーム以外では「外野ビジター応援指定席」が設定されるようになった。未採用である球場においても2013年に至るまで設定されており、クライマックスシリーズ開始後は出場球団の決まる前に行う先行抽選販売では受付をせず、出場球団の決まった後の一般発売から発売を行っている。指定範囲は基本的にレギュラーシーズンのものと大差ないものとなるが、東京ドームのレフト巨人応援席は採用されていなかった。しかし2019年のシリーズではレフト側にビジターチームの応援が禁止される外野指定席が設定されており、事実上のレフト巨人応援席が設定されている[26]

西武ドームでは設定はないが[27] 、公式戦同様外野席は、ライト側レフト側を指定しての購入となる[28] ため、ビジター側であるライト側の外野席が事実上のビジター応援席となっている。

脚注編集

  1. ^ 2003年2月20日朝日新聞朝刊・東京版34面
  2. ^ 楽天球団「想定外」の千葉ファンから怒りの声(infoseekニュース)
  3. ^ 2014年からライト側の外野席は土日祝日は全席指定となる。2014シーズン ホーム外野応援指定席について
  4. ^ 5月2日(土)、3日(日)広島東洋カープ戦 外野自由席販売についてのお知らせ [1]
  5. ^ 7月9日の中日戦など。
  6. ^ 4/14のビジター外野チケットの販売、運営方法および今後のビジター外野チケットの販売について[2]
  7. ^ 5/25、6/30、7月以降の一部試合は、ライト外野にライオンズエリアがございます![3]
  8. ^ 9/14千葉ロッテ戦 ライト外野に「ライオンズ外野指定エリア」のチケットを販売![4]
  9. ^ 9/23 ライオンズ応援エリアが外野自由席ライト側まで拡大![5]
  10. ^ 明日10/15、18もライオンズ応援エリアが外野自由席ライト側まで拡大[6]
  11. ^ 東京ドームチケット [7]
  12. ^ 『外野応援シート』新設のお知らせ [8]
  13. ^ 外野席の指定席化について [9]
  14. ^ 『YOKOHAMA STAR☆NIGHT 2014』第1弾情報 3年目となった2015年、地域に根差した横浜銀行がイベントパートナーに決定  [10]
  15. ^ 『YOKOHAMA STAR☆NIGHT 2015』スペシャルユニフォーム付チケット発売[11]
  16. ^ 7/20(祝・月) - 22(水)レフトDB指定席販売のお知らせ[12]
  17. ^ 2012年より、阪神タイガース主催試合におきまして、レフトビジター専用応援席を新設いたします。。[13]
  18. ^ [14]広島球団公式サイト
  19. ^ [15]広島球団公式サイト
  20. ^ [16]広島球団公式サイト
  21. ^ 鷹の祭典2014専用ユニフォーム(レプリカ)配布 - 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト、2014年7月16日
  22. ^ 鷹の祭典2015ユニフォーム配布方法について - 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト、2015年6月7日
  23. ^ 開幕戦でチャンピオンリングを入場者にプレゼント - 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト、2015年1月30日
  24. ^ 鷹の祭典2015 ビジター応援席入場者限定プレゼントについて - 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト、2015年5月20日
  25. ^ ビジター応援席のチケットをお持ちの方にイーグルスグッズをプレゼント - 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト、2015年5月2日
  26. ^ SMBC日本シリーズ2019 チケット発売要項 (東京ドーム/第3戦・第4戦・第5戦)
  27. ^ [17]
  28. ^ [18]