ビセンテ・カリージョ・レイバ(Vicente Carrillo Leyva、1977年 - )は、メキシコ麻薬密売、密輸組織フアレス・カルテルの幹部(叔父のビセンテ・カリージョ・フエンテス(Vicente Carrillo Fuentes)は最高幹部)。現在、収監中。

経歴 編集

父親であるアマド・カリージョ・フエンテスは、フアレス・カルテルの最高幹部であったが1997年に手術の失敗により死去[1]。ビセンテ・カリージョは、父親の死去後を組織に参画し幹部となる一方、自らの名をつけたカルテルを運営していた。

メキシコ当局は、最高216万ドルの懸賞金をかけて捜査した結果、2009年4月2日逮捕に至った。逮捕時は、メキシコ市内の公園をスポーツウェアを着てジョギングしている最中であったという。地味であり、周囲からはエンジニアと信じられていたなど、あまりにも一般社会に溶け込んでいたことから、メキシコ内外に衝撃を与えた。

出典 編集

  1. ^ “これが麻薬王の邸宅と、邸宅のような墓”. WIRED (MSN). (2012年10月26日). https://web.archive.org/web/20121026195617/http://sankei.jp.msn.com/wired/news/121026/wir12102618270004-n1.htm 2012年10月26日閲覧。 

関連項目 編集

外部リンク 編集