マリア・ピラール・リョップ・クエンカスペイン語: María Pilar Llop Cuenca1973年8月3日 - )は、 スペイン政治家裁判官スペイン社会労働党に所属し、第2次サンチェス内閣で法務大臣を務めた。

ピラール・リョップ
Pilar Llop
生年月日 (1973-08-03) 1973年8月3日(51歳)
出生地 スペインの旗 スペインマドリード
出身校 マドリード・コンプルテンセ大学
アリカンテ大学
所属政党 スペイン社会労働党

スペインの旗 法務大臣
内閣 第2次サンチェス内閣
在任期間 2021年7月12日 - 2023年11月21日

在任期間 2019年12月3日 - 2021年7月8日

在任期間 2019年7月11日 - 2021年7月8日

スペインの旗 ジェンダー暴力に関する政府代表
在任期間 2018年7月24日 - 2019年4月13日
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経歴

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1973年にマドリードで生まれる。父はタクシー運転手で、母は美容師を営んでいた[1][2]マドリード・コンプルテンセ大学の法学部を卒業し、アリカンテ大学では英語とスペイン語の法律翻訳を学んでいる[3]。スペイン語に加えて、英語、フランス語、ドイツ語が堪能であり、イタリア語とブルガリア語も習得している[4]

2004年に裁判官に任官した。2006年から2007年にかけて、ブリュッセル欧州委員会の欧州援助協力局(AIDCO)で働き、司法問題を担当した。2011年から2015年までは、スペイン司法評議会(CGPJ)の技術事務所で弁護士として働き、ドメスティックバイオレンスやジェンダー問題を監視する部署等を担当していた[5]

2015年のマドリード州議会選挙で、アンヘル・ガビロンド率いるスペイン社会労働党(PSOE)の候補者として立候補し、州議会議員に当選。2018年に、ジェンダー暴力に関する政府代表に任命された[6]。2019年7月には上院議員に就任し、同年12月には上院議長に選出された[7]。2021年7月、第2次サンチェス内閣の内閣改造が行われ法務大臣に就任[8]。2023年11月まで在任した。

脚注

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外部リンク

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