フリッツ・シュトルテンベルク
フリッツ・シュトルテンベルク(Fritz Stoltenberg、1855年4月7日 - 1921年11月13日)はドイツの画家である。海洋画、風景画を得意とした。
フリッツ・シュトルテンベルク Fritz Stoltenberg | |
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![]() オスカル・ビョルクによる肖像画 | |
生誕 | 1855年4月7日 ドイツ,キール |
死没 | 1943年5月25日 ドイツ,Schönberg (Holstein) |
略歴編集
キールで、船乗りの息子に生まれた。ヴァイマルのザクセン=ヴァイマル=アイゼナハ大公国の美術学校(Großherzoglich-Sächsische Kunstschule Weimar)、ミュンヘン美術院で学んだ。1882年には、南デンマークのイーヤンソン教区(Egernsund Sogn)に作られた「Künstlerkolonie Ekensund」(エーケンズント芸術家村)で活動し、また、デンマーク最北端の漁村スケーエン(Skagen)にしばしば旅し、「スケーエン派」の画家の人々と交流した。
1889年に裕福なハンブルクの女性と結婚し、生活の心配が無くなり、故郷のキールに住み、ベルギーやオランダなどヨーロッパ各地を旅し、アルジェリアも訪れた。
「外光派」で印象派の影響もうけて。海洋画、港の風景や風景画を描いた。1914年に引退し、シェーンベルクに移り、1921年にシェーンベルクで没した。シュトルテンベルクの作品はキール美術館、スケーエン美術館に収められている。
作品編集
海洋画、船舶の絵画編集
ヴィッテルスバッハ級戦艦、ツェーリンゲン
戦艦ブランデンブルク
風景画編集
参考文献編集
- Tellre Wolf-Timm, Doris Tillmann: Fritz Stoltenberg - Ein Landschafts- und Marinemaler aus Kiel, Bossen, Heizte, 2009, ISBN 978-3-8042-1269-5