フードフォース』(Food Force)は、国際連合世界食糧計画(WFP)が2005年4月14日に無料公開したPC用の教育ソフトウェア。プレイヤーが様々な人道支援活動を疑似体験することにより、世界の飢餓の現状やWFPの取り組みについて学ぶ内容となっている。2009年には続編の『Food Force 2』が公開されている。

フードフォース
Food Force
ジャンル 教育ソフトウェア
対応機種 PCWindows, MacOS, Linux
Facebook
発売元 国際連合世界食糧計画
コナミ(PC日本語版, Facebook版)
人数 1人
発売日 2005年4月14日[1]
2005年10月17日(PC日本語版)[2]
2011年11月30日(Facebook版)[3]
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Food Force 2
対応機種 PCWindows, MacOS, Linux
発売元 国際連合世界食糧計画
人数 1人
発売日 2009年
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2005年10月17日には日本語版がコナミより公開された。また、2011年11月30日にはFacebook版がコナミより全世界に向けて配信されたが、2013年11月30日23:59(日本時間)をもってサービスを終了している[4]

ゲーム内容 編集

インド洋の中心に浮かぶ架空の島国「シェイラン(Sheylan)」が舞台となる。この国は戦争干ばつの影響で国民が飢餓に苦しんでおり、プレイヤーはWFPの一員として食料調達から街の復興までを支援することになる[2]。趣向の異なる6つのミッションがあり、各ミッションでプレイ内容に応じて算出される点数の合計を競う[1]

PC日本語版では日本語吹き替えが行われており、食糧援助チームの隊長を藤岡弘、が、隊員を平山あやがそれぞれ演じている。また、通常の「一般向け」版のほか、ひらがなの文章を多く用い5歳から13歳の子供を対象とする「子ども向け」版もある[2]

Facebook版では、他のプレイヤーとコミュニケーションをとりながらプレイすることができる[3]。また、課金アイテムが存在するが、この収益は一部の運営費を除きWFPへ寄付される[4]

脚注 編集

  1. ^ a b 国連、飢餓救済と人道援助を疑似体験できるゲーム「WFP Food Force」を公開”. 窓の杜 (2005年4月19日). 2020年11月5日閲覧。
  2. ^ a b c コナミ、藤岡弘、と平山あやを起用した「Food Force」の日本語版を無料公開”. 窓の杜 (2005年10月17日). 2020年11月5日閲覧。
  3. ^ a b ソーシャルゲーム『Food Force』を世界に配信 WFP 国連世界食糧計画が進める食糧支援活動の認知拡大を支援”. 4Gamer.net (2011年11月30日). 2020年11月5日閲覧。
  4. ^ a b Food Force 公式サイト”. コナミ. 2013年10月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月5日閲覧。

外部リンク 編集