ブリーカー・ストリート
ニューヨークの通り
座標: 北緯40度43分49秒 西経74度0分9秒 / 北緯40.73028度 西経74.00250度
ブリーカー・ストリート (Bleecker Street) は、ニューヨーク市マンハッタン区を東西に走る通りである。この通りは、グリニッジ・ヴィレッジのナイトクラブ・ディストリクトとして有名である。この通りは、現在では音楽施設やコメディ劇場が有名であるが、かつてはアメリカン・ボヘミアの中心地として知られていた。
ブリーカー・ストリートは、その西端のアビングドン・スクエア(ウエスト・ヴィレッジ内の8番街とハドソン・ストリートの交差点)とその東端のバワリー(イースト・ヴィレッジとノーホーの境界)の間をつないでいる。車道は東行きの一方通行である。2007年12月初旬、自転車道がこの通り沿いに設置された。
歴史
編集ブリーカー・ストリートは、ブリーカー・ファミリーの農地内を走っていたことから、ファミリーによって一族の名前を取って名付けられた。1808年、アンソニー・ブリーカーおよび彼の妻は、ブリーカー・ストリートが走っている土地の大部分をニューヨーク市に譲渡した[1]。
元々は、ブリーカー・ストリートの西端は6番街までしか延びていなかった。現在のアビングドン・スクエアまで北西に走る区間はHerring Streetと呼ばれていたが、1829年にブリーカー・ストリートと合併された。
交通機関
編集ブリーカー・ストリートには、4 6 <6> B D F <F> M 系統のブロードウェイ-ラファイエット・ストリート/ブリーカー・ストリート駅が所在する。
一ブロック北には 12 系統のクリストファー・ストリート-シェリダン・スクエア駅が所在する。
名所
編集歴史建造物
編集ナイト・スポット
編集- en:The Bitter End – 147 ブリーカー・ストリート
- The Back Fence – 155 ブリーカー・ストリート(トンプソン・ストリートとの交差点)
- en:(Le) Poisson Rouge – 158 ブリーカー・ストリート
その他の名所
編集- マグノリアベーカリー – 401 ブリーカー・ストリート、『セックス・アンド・ザ・シティ』に出てきたカップケーキ店[2]
かつての施設
編集- en:Cafe Wha? – ボブ・ディラン、ジミ・ヘンドリックス、ブルース・スプリングスティーン、クール・アンド・ザ・ギャング、ビル・コスビー、リチャード・プライヤーなどの有名ミュージシャンがキャリアをここから始めた音楽施設。
- CBGBクラブ – 2006年閉鎖。ブリーカー・ストリートの東端、バワリーとの角に所在していた。
- ブリーカー・ストリート・シネマ – 1991年閉鎖。
- en:Cafe Au Go Go – 152 ブリーカー・ストリートにかつて所在したナイトクラブ。
- en:The Village Gate – 160 ブリーカー・ストリートにかつて所在したナイトクラブ。
大衆文化におけるブリーカー・ストリート
編集参考文献
編集脚注
- ^ Crane, Frank W. "Many Titles in 'Village' Area Traced Back to Old Ownerships; Admiral Warren, Who Gave Greenwich Its Name, and Aaron Burr Appear Frequently --Trinity and Rhinelanders Big Holders", The New York Times, November 18, 1945, Real Estate section, p. 121. "It was Anthony Bleecker, one of the most prominent members of the family, who with his wife deeded to the city the greater part of Bleecker Street in 1808."
- ^ Rahmanan, Anna. “There's a new Magnolia Bakery in town, New Yorkers!” (英語). Time Out New York. 2022年5月22日閲覧。