プリンス・ストリート駅

ニューヨーク市地下鉄BMTブロードウェイ線の駅

プリンス・ストリート駅 (Prince Street) はニューヨーク市地下鉄BMTブロードウェイ線の駅である。マンハッタン区ソーホーブロードウェイとプリンス・ストリートの交差点に位置し、N系統が休日と深夜のみ、Q系統が深夜のみ、R系統が深夜を除く終日、W系統が平日のみ停車する。

プリンス・ストリート駅
Prince Street
ニューヨーク市地下鉄
ブルックリン方面ホーム
駅情報
住所 Prince Street & Broadway
New York, NY 10012
マンハッタン区
地区 ソーホー
座標 北緯40度43分27秒 西経73度59分52秒 / 北緯40.724202度 西経73.997812度 / 40.724202; -73.997812座標: 北緯40度43分27秒 西経73度59分52秒 / 北緯40.724202度 西経73.997812度 / 40.724202; -73.997812
ディビジョン BディビジョンBMT
路線 BMTブロードウェイ線
運行系統    N Stops late nights and weekends (深夜帯及び休日)
   Q Stops late nights only (深夜帯)
   R Stops all times except late nights (深夜帯以外)
   W Stops weekdays only (平日)
接続 バスによる輸送 ニューヨーク市バス: M55, X27, X28
構造 地下駅
ホーム数 相対式ホーム 2面
線路数 4線
その他の情報
開業日 1917年9月4日 (106年前) (1917-09-04)[1]
利用状況
乗客数 (2016)5,314,922[2]減少 1.3%
順位 85位(422駅中)
次の停車駅
北側の隣駅 8丁目-ニューヨーク大学駅: N Stops late nights and weekends Q Stops late nights only R Stops all times except late nights W Stops weekdays only
南側の隣駅 キャナル・ストリート駅 (モンタギュー・ストリート・トンネル経由): N Stops late nights only R Stops all times except late nights W Stops weekdays only
キャナル・ストリート駅 (マンハッタン橋経由): N 週末Q Stops late nights only
停車案内表
マーク 説明
Stops all times except late nights 深夜を除く終日停車
Stops weekdays only 平日のみ停車
Stops weekends only 週末のみ停車
Stops late nights only 深夜のみ停車

駅構造 編集

配線図
 
 
 
 
 
 
 
 
 
       
       
       
       
       
       
       
       
 
 
   
 
 
 
 
 
 
G 地上階 出入口
P
ホーム階
相対式ホーム、右側の扉が開く。
南行緩行線   深夜帯・休日:シー・ビーチ線経由スティルウェル・アベニュー駅行き(休日:橋線キャナル・ストリート駅、深夜帯:本線キャナル・ストリート駅
  深夜帯:ブライトン線経由スティルウェル・アベニュー駅行き(橋線キャナル・ストリート駅)
  ベイ・リッジ-95丁目駅行き(本線キャナル・ストリート駅)
  平日:ホワイトホール・ストリート駅行き(本線キャナル・ストリート駅)
南行急行線   平日:通過
  深夜帯以外:通過
北行急行線   平日:通過 →
  深夜帯以外:通過 →
北行緩行線   深夜帯・休日:アストリア-ディトマース・ブールバード駅行き8丁目-ニューヨーク大学駅
  深夜帯:96丁目駅行き(8丁目-ニューヨーク大学駅)
  フォレスト・ヒルズ-71番街駅行き(8丁目-ニューヨーク大学駅)
  平日:アストリア-ディトマース・ブールバード駅行き(8丁目-ニューヨーク大学駅)
相対式ホーム、右側の扉が開く。
   
モザイクとフリーズ

この駅は1917年9月4日のBMTブロードウェイ線キャナル・ストリート駅 - 14丁目-ユニオン・スクエア駅間の延伸開業と共に緩行線2線と急行線2線、相対式ホーム2面を有した2面4線の地下駅として開業した[1]。中央の急行線にはホームが無く平日にN系統が、深夜を除く終日Q系統が通過している。駅の南側には同方向へ向かう緩行線・急行線同士を結ぶシーサスクロッシングがある[3]。この分岐器は週末のN系統と深夜のQ系統マンハッタン橋方面へ向かう、およびマンハッタン橋方面から緩行線へ転線する際に使用されている[4]。なお、N系統は深夜帯はマンハッタン橋方面ではなくモンタギュー・ストリート・トンネル方面へと向かう。

駅は2度改装を行っており、1度目は1960年代後半に行われホーム有効長を10両に延長したほか壁面タイルや案内看板を新しい物に取り替え、白熱灯は蛍光灯に置き換えられた。2001年には2度目の改装が行われ、床面タイルの張り替えや老朽化した階段の修復、開業当初の壁面タイリングの復元、ADAへの準拠による黄色い転落防止タイルの設置、標識の更新などが行われた。ただし、エレベーターの設置は行われていない。

駅には2004年にジャネット・ツヴァイクにより製作された『Carrying On』というアートワークが飾られており、これは南北ホームの壁面全体(合計1200フィート)にも渡る物で大理石やスレート、スチールなどを用いて作られている。これらは194もの異なったフレームに分けられており、その全てが違うイメージを元に作られている。

出入口 編集

改札口は各ホーム中央にあり、ホーム間連絡通路はない。北行ホーム側からはブロードウェイとプリンス・ストリートの交差点東側に、南行ホーム側からは同交差点西側に出ることができる[5]

  • 階段1つ、ブロードウェイとプリンス・ストリートの交差点北東、北行ホーム接続[5]
  • 階段1つ、ブロードウェイとプリンス・ストリートの交差点北西、南行ホーム接続[5]
  • 階段1つ、ブロードウェイとプリンス・ストリートの交差点南東、北行ホーム接続[5]
  • 階段1つ、ブロードウェイとプリンス・ストリートの交差点南西、南行ホーム接続[5]

出典 編集

外部リンク 編集