プレジール (イヴリーヌ県)
プレジール (Plaisir)は、フランス、イル=ド=フランス地域圏、イヴリーヌ県の都市。
Plaisir | |
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行政 | |
国 | フランス |
地域圏 (Région) | イル・ド・フランス地域圏 |
県 (département) | イヴリーヌ県 |
郡 (arrondissement) | ヴェルサイユ郡 |
小郡 (canton) | 小郡庁所在地 |
INSEEコード | 78490 |
郵便番号 | 78370 |
市長(任期) |
ジョエル・ルニョー (2008年 - 2014年) |
自治体間連合 (fr) | なし |
人口動態 | |
人口 |
30,837人 (2007年) |
人口密度 | 1,651人/km2 |
住民の呼称 | Plaisirois |
地理 | |
座標 | 北緯48度49分06秒 東経1度56分50秒 / 北緯48.8183333333度 東経1.94722222222度座標: 北緯48度49分06秒 東経1度56分50秒 / 北緯48.8183333333度 東経1.94722222222度 |
標高 |
平均:m 最低:92 m 最高:173 m |
面積 | 18.68km2 (1 868ha) |
公式サイト | www.ville-plaisir.fr |
地理
編集プレジールは、パリの郊外にあり、ポルト・ドートゥイユ(fr)より約30マイル、ヴェルサイユの西13km、ヴェルサイユ平野にある。コミューン面積の半分は森林と農地である。コミューンはいくつかの定住地に構成されて広がっている。
歴史
編集コミューンの名は、ラテン語で喜びを意味するplacicium、または強固な土地を意味するplesciciumに由来する。
8世紀発祥の修道院、13世紀半ばに建てられたサン=ピエール教会がある。
封建時代のプレジールは、ノーフル・ル・シャトー男爵(Neauphle-le-Château)領であった。フランソワ・ダングレーム(のちのフランソワ1世)とクロード・ド・フランスが結婚した際、プレジールは王領となった。1537年、フランソワ1世は愛妾エタンプ公爵夫人にノーフィル・ル・シャトー男爵領を与えた。最後のプレジール領主は、ルイ16世の警護隊長ルイ・ド・コッセ=ブリサックであった。
18世紀後半、ラ・ブレテシェユ(la Bretéchelle)、ラ・ボワシエール(la Boissière)、ル・ビュイッソン(le Buisson)、ラ・シェヌ(la Chaîne)、ル・ヴィラージュ(le Village)、レ・プティ・プレ(les Petits-Prés)、そしてレ・ガティヌ(les Gâtines)の7つの村にはおよそ1000人が暮らしていた。プレジールの村の中心には2つの小川が交差していた。
1862年に鉄道がプレジールに敷かれた。また、修道女が介護を行う精神病院が置かれた。
小さな農村だったプレジールは、20世紀半ばには精神病院の入所者を加えて人口が2倍になっていた。1960年代からニュータウン建設が始まり、サン=カンタン=アン=イヴリーヌのコナベーションが形成された。2000年以降も堅調な都市化が進んでいる。
経済
編集プレジールには工業・商業エリアが6箇所あり、およそ1225社がある。代表的なのはイケア・フランスである。