ヘザー・ハーパー(Heather Harper CBE, 1930年5月8日 - 2019年4月22日)は、北アイルランドベルファスト出身のソプラノ歌手。

ピアノロンドントリニティ・カレッジ・オブ・ミュージックで学ぶ。副科で声楽を同校で学ぶと共にBBCコーラスに参加した。1954年にプロデビューして以後、伯爵夫人(『フィガロの結婚』)、エルザ(『ローエングリン』)、『アラベラ』のタイトルロールやエレン・オーフォード(『ピーター・グライムズ』)を当たり役とし、コヴェント・ガーデンバイロイトメトロポリタン歌劇場など欧米の大歌劇場に出演した。

ブリテンの『戦争レクイエム』の初演時には、渡英不能となったガリーナ・ヴィシネフスカヤの代演を、10日の猶予期間で務め上げたことでも知られる。

2019年4月22日、ロンドンの自宅にて88歳で死去[1]

脚注

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