ヘンリー・フォックス＝ストラングウェイズ (第3代イルチェスター伯爵)

第3代イルチェスター伯爵ヘンリー・スティーブン・フォックス＝ストラングウェイズ（英語: Henry Stephen Fox-Strangways, 3rd Earl of Ilchester PC、1787年 2月21日 – 1858年 1月3日）は、イギリスの貴族、政治家。1787年から1802年までストラヴォデイル卿の儀礼称号を使用した^[1]。1835年から1841年まで国王親衛隊隊長を務めた。

生涯編集

第2代イルチェスター伯爵ヘンリー・トマス・フォックス＝ストラングウェイズと1人目の妻メアリー・テリーザ・オグレディ（Mary Theresa、旧姓オグレディ（O'Grady）、1790年6月14日没、スタンディッシュ・オグレディの娘）の息子として、1787年2月21日に生まれた^[1]。1802年9月5日に父が死去すると、イルチェスター伯爵位を継承した^[1]。1804年4月19日、オックスフォード大学クライスト・チャーチに入学、1814年6月16日にD.C.L.（英語版）の学位を授与された^[2]。

1830年12月8日にドーセット・ヨーマンリー連隊（英語版）の少佐に任命され^[3]、1840年6月6日に中佐に昇進^[4]、1846年2月12日に司令官（Lieutenant Colonel Commandant）に任命された^[5]。1856年7月25日に辞任した^[6]。

1835年8月5日に国王親衛隊隊長に任命され^[7]、1841年7月6日まで務めた^[8]。1837年、枢密顧問官に任命された^[1]。

1837年4月19日にサマセット統監（英語版）に任命され^[9]、1839年6月1日までを務めた^[10]。

1858年1月3日にメルベリー・ハウス（英語版）で死去、息子2人に先立たれたため異母弟ウィリアム・トマス・ホーナー（英語版）が爵位を継承した^[1]。

1812年2月6日、キャロライン・レオノーラ・マレー（Caroline Leonora Murray、1788年6月17日 – 1819年1月8日、ジョージ・マレー卿の娘）と結婚^[1]、2男2女をもうけた^[11]。

テリーザ・アンナ・マリア（1874年5月2日没） - 1837年6月20日、第9代ディグビー男爵エドワード・ディグビーと結婚^[11]
ヘンリー・トマス・レオポルド（Henry Thomas Leopold、1816年1月7日 – 1837年8月11日） - 1834年10月23日にオックスフォード大学クライスト・チャーチに入学した^[2]。1837年4月17日にドーセット副統監の1人に、4月24日にドーセット・ヨーマンリー連隊の大尉に任命された^[12]。生涯未婚^[1]
スティーブン（1817年3月21日 – 1848年5月26日メルベリー・ハウス） - 1834年10月23日にオックスフォード大学クライスト・チャーチに入学、1837年にB.A.の学位を、1844年にM.A.の学位を修得した^[2]。1838年4月17日にドーセット・ヨーマンリー連隊のコルネット（英語版）（騎兵少尉）に任命された^[13]。生涯未婚^[1]
キャロライン・マーガレット（1895年1月26日没） - 1844年7月23日、第2代準男爵サー・エドワード・ケリソン（英語版）（1886年7月11日没）と結婚^[11]

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h Cokayne, George Edward, ed. (1892). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (G to K) (英語). Vol. 4 (1st ed.). London: George Bell & Sons. p. 313.
^ ^a ^b ^c Foster, Joseph, ed. (1891). Alumni Oxonienses 1715-1886 (S to Z) (英語). Vol. 4. Oxford: University of Oxford. pp. 1363–1364.
^ "No. 18774". The London Gazette (英語). 8 February 1831. p. 243.
^ "No. 19867". The London Gazette (英語). 19 June 1840. p. 1462.
^ "No. 20573". The London Gazette (英語). 17 February 1846. p. 603.
^ "No. 21910". The London Gazette (英語). 5 August 1856. p. 2712.
^ Bucholz, Robert Orland, ed. (2006). "Index of officers: I". Office-Holders in Modern Britain: Volume 11 (Revised), Court Officers, 1660-1837 (英語). London: University of London. pp. 1149–1153. British History Onlineより。
^ "No. 19996". The London Gazette (英語). 6 July 1841. p. 1753.
^ "No. 19487". The London Gazette (英語). 25 April 1837. p. 1048.
^ Sainty, John Christopher (1979). List of Lieutenants of Counties of England and Wales 1660–1974 (英語). London: Swift Printers (Sales).
^ ^a ^b ^c Burke, Sir Bernard; Burke, Ashworth P, eds. (1914). Burke's Peerage, Baronetage and Knightage (英語) (76th ed.). London: Harrison & Sons. p. 1063.
^ "No. 19493". The London Gazette (英語). 9 May 1837. p. 1192.
^ "No. 19611". The London Gazette (英語). 27 April 1838. p. 977.