ベアトリーチェ・ラナ
ベアトリーチェ・ラナ（Beatrice Rana、1993年1月22日 - ）はイタリアのピアニスト。 [1] [2] [3] [4]
Beatrice Rana | |
|---|---|
| 生誕 |
1993年1月22日（31歳） イタリア コペルティーノ |
| 国籍 |
イタリア |
| 職業 | ピアニスト |
幼少期 編集
コペルティーノで生まれ[5] 、4歳でピアノの勉強を始め、 9歳でバッハのピアノ協奏曲ヘ短調を演奏してオーケストラ・デビューを果たす。 モノーポリのニーノ・ロータ音楽院でベネデット・ルポに、ドイツのハノーファーにあるハノーファー音楽演劇大学でアリエ・ヴァルディに師事。
キャリアと評価 編集
2011年のモントリオール国際音楽コンクールで優勝および特別審査員賞を、2013年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで銀賞を獲得。
2022年現在、ワーナークラシックの専属レコーディングアーティストである。 2018年、バッハのゴルトベルク変奏曲の録音で「年間最優秀女性アーティスト」部門のクラシックブリットアワードにノミネートされた。 [6]
2018年10月、アムステルダムでロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団と共にデビュー。 [7] 2020年9月24日と25日、同楽団とチャイコフスキーの ピアノ協奏曲第1番を演奏。 [8]
2019年3月12日、カーネギー・ホールでの初演奏を果たし、ショパンの『12の練習曲』作品25を演奏し絶賛を受けた。 [9]2019年6月7日に再び同ホールで、フィラデルフィア管弦楽団とプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番を演奏。 [10]2019年10月17日に同ホールにて、バッハのニ短調とヘ短調ピアノ協奏曲を演奏。 [11]
ディスコグラフィー 編集
- ショパン： 26の前奏曲-スクリャービン：ソナタn.2 op. 19 、 ATMAクラシックArchived 2018-06-12 at the Wayback Machine.（2012）
- シューマン：交響的エチュード Op. 13 ;ラヴェル：夜のガスパール;バルトーク：Out of doorsにて、ハルモニア・ムンディ（2013）。チョコデクラシカ。
- プロコフィエフ：ピアノ協奏曲第2番-チャイコフスキー：ピアノ協奏曲第1番、サンタ・チェチーリア・アカデミア・ナツィオナーレとアントニオ・パッパーノ、ワーナー・クラシック（2016）
- ヨハン・ゼバスティアン・バッハ：ゴルトベルク変奏曲、ワーナー・クラシック（2017）
- レナード・バーンスタイン：サンタ・チェチーリア・アカデミア・ナツィオナーレ・ディ・サンタ・セシリアとアントニオ・パッパーノの不安の時代、ワーナー・クラシック（2018）
- モーリス・ラヴェル：ミロワールとラ・ヴァルス-イゴール・ストラヴィンスキー：ペトルーシュカのトロワムーブメント「火の鳥」、ワーナークラシック（2019）。ディアパゾンドール、ChocdeClassica。
脚注 編集
- ^ “The Gilmore: 11 things you might not know about Beatrice Rana”. Thegilmore.org (2015年1月21日). 2019年12月13日閲覧。
- ^ “Beatrice Rana - Biography & History - AllMusic”. AllMusic. 2019年12月13日閲覧。
- ^ “Biography +++ Beatrice Rana // Biography”. Warnerclassics.com. 2019年12月13日閲覧。
- ^ “Facing the music: Beatrice Rana”. The Guardian. (2017年3月6日) 2019年12月13日閲覧。
- ^ “Beatrice Rana (Piano) - Short Biography” (英語). Bach-cantatas.com. 2022年8月1日閲覧。
- ^ “The nominations for the Classic BRIT Awards have been revealed” (英語). Classic FM 2018年6月24日閲覧。
- ^ “Pianist Beatrice Rana and the Concertgebouworkest” (英語). 2022年8月1日閲覧。
- ^ “Beatrice Rana replaces Alexander Gavrylyuk” (英語). 2022年8月1日閲覧。
- ^ Tommasini (2019年3月13日). “Review: Beatrice Rana, a Young Pianist, Holds Carnegie Rapt” (英語). Nytimes.com. 2022年8月1日閲覧。
- ^ “Beatrice Rana|Philadelphia Orchestra @ Carnegie Hall” (英語). Oberon481.typepad.com. 2022年8月1日閲覧。
- ^ Barouch. “BWW Review: ORCHESTRA OF ST. LUKE'S at Carnegie Hall with Beatrice Rana, piano”. BroadwayWorld.com. 2019年12月13日閲覧。