ペンシルベニア (原子力潜水艦)

艦歴
発注 1982年11月29日
起工 1984年1月10日
進水 1988年4月23日
就役 1989年9月9日
その後 就役中
母港 ワシントン州バンゴール
性能諸元
排水量 水上:16,765トン
水中:18,750トン
全長 170.69 m (560 ft)
全幅 12.8 m (42 ft)
喫水 11.5 m (38 ft)
最大速 20ノット以上 (37+ km/h)
潜行深度
機関 S8G reactor 1基
乗員 士官13名、兵員140名
兵装 21インチ魚雷発射管4門
Mk-48魚雷
トライデント II弾道ミサイル24基
モットー Virtue, Independence, Liberty

ペンシルベニア (USS Pennsylvania, SSBN-735) は、アメリカ海軍オハイオ級原子力潜水艦の10番艦。艦名はペンシルベニア州に因んで命名された。その名を持つ艦としてはペンシルベニア級戦艦1番艦(BB-38)以来4隻目。

艦歴 編集

ペンシルベニアの建造は1982年11月29日にコネチカット州グロトンジェネラル・ダイナミクスエレクトリック・ボート社に発注され、1984年1月10日に起工した。1988年4月23日にマリリン・ギャレット夫人によって命名、進水し、1989年9月9日にブルー班のリチャード・M・キャンプ艦長およびゴールド班のA・リー・エドワーズ艦長の指揮下就役した。

1989年9月29日にペンシルベニアはフロリダ州ポート・カナベラルを初めて訪問したが、水路で座礁した。タグボートによる曳航作業によりペンシルベニアは2時間後に回復した。海軍の調査によれば、ペンシルベニアは水路で適切な位置にいたと断定された。しかし、水路はハリケーン・ユゴーのために沈泥でふさがれていた状態であった。

2001年にペンシルベニアは大西洋艦隊マージョリー・ステレット戦艦基金賞を受賞した。

関連項目 編集

外部リンク 編集