フランクリン・アベニュー/ボタニック・ガーデン駅
フランクリン・アベニュー/ボタニック・ガーデン駅 (フランクリン・アベニュー/ボタニック・ガーデンえき、Franklin Avenue/Botanic Garden) はブルックリン区クラウン・ハイツにあるイースタン・パークウェイとフランクリン・アベニューの交差点に位置するニューヨーク市地下鉄IRTイースタン・パークウェイ線とBMTフランクリン・アベニュー線の乗換駅である。以下の系統が停車する。
- 2系統・4系統・フランクリン・アベニュー・シャトル:終日
- 3系統:深夜を除く終日
- 5系統:平日
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駅情報 | |||||||||||||
住所 |
Franklin Avenue & Eastern Parkway Brooklyn, NY 11225 | ||||||||||||
区 | ブルックリン区 | ||||||||||||
地区 | クラウン・ハイツ | ||||||||||||
座標 | 北緯40度40分15秒 西経73度57分31秒 / 北緯40.670711度 西経73.958545度座標: 北緯40度40分15秒 西経73度57分31秒 / 北緯40.670711度 西経73.958545度 | ||||||||||||
ディビジョン | Aディビジョン(IRT)、Bディビジョン(BMT) | ||||||||||||
路線 |
IRTイースタン・パークウェイ線 BMTフランクリン・アベニュー線 | ||||||||||||
運行系統 |
2 (終日) 3 (深夜帯以外) 4 (終日) 5 (平日20時45分まで) SF (終日) | ||||||||||||
接続 | ニューヨーク市バス: B48 | ||||||||||||
駅階数 | 2層 | ||||||||||||
その他の情報 | |||||||||||||
開業日 | 1999年 (乗換駅としての開業) | ||||||||||||
利用状況 | |||||||||||||
乗客数 (2017) | 4,762,184 (両駅合計)[1]人 5% | ||||||||||||
順位 | 103位(425駅中) | ||||||||||||
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1899年にBMTのボタニック・ガーデン駅が、1920年にIRTのフラッシング・アベニュー駅がそれぞれ開業し、1999年に両駅間の連絡通路が供用開始された。また、同年にミリー・バーンズにより製作されたアートワーク『IL7/Square』が設置されている。これは駅付近を囲む鉄のフェンスで構成されており、このフェンスは葉の形をしている[2]。
駅構造
編集G | 地上階 | 出入口 |
B1 | 改札階 | 改札口、駅員詰所、メトロカード自動券売機 |
B2 BMTホーム階 |
相対式ホーム、右側のドアが開く | |
南行線 | ← プロスペクト・パーク駅行き(終点) | |
北行線 | → フランクリン・アベニュー-フルトン・ストリート駅行き(パーク・プレイス駅)→ | |
相対式ホーム、右側のドアが開く | ||
B3 IRTホーム |
北行緩行線 | ← ウェイクフィールド-241丁目駅行き(ブルックリン美術館駅) ← ハーレム-148丁目駅行き(ブルックリン美術館駅) ← 深夜帯:ウッドローン駅行き(ブルックリン美術館駅) |
島式ホーム、到着番線に応じた側のドアが開く | ||
北行急行線 | ← 深夜帯以外:ウッドローン駅行き(アトランティック・アベニュー駅) ← 平日:イーストチェスター-ダイアー・アベニュー駅行き(アトランティック・アベニュー駅) ← ラッシュ時:ネレイド・アベニュー駅行き(アトランティック・アベニュー駅) | |
南行急行線 | → 深夜帯以外:クラウン・ハイツ-ユーティカ・アベニュー駅行き(終点)→ → ラッシュ時一部列車:クラウン・ハイツ-ユーティカ・アベニュー駅行き(終点)→ → 平日:フラットブッシュ・アベニュー駅行き(プレジデント・ストリート駅)→ | |
島式ホーム、到着番線に応じた側のドアが開く | ||
南行緩行線 | → フラットブッシュ・アベニュー駅行き(プレジデント・ストリート駅)→ → ラッシュ時一部列車:ニューロッツ・アベニュー駅行き(ノストランド・アベニュー駅)→ → ニューロッツ・アベニュー駅行き(ノストランド・アベニュー駅)→ → 深夜帯:ニューロッツ・アベニュー駅行き(ノストランド・アベニュー駅)→ |
出入口
編集無料連絡通路があるため全ての出入口から全てのホームに接続することができる[3]。
場所 | 種類 | 数 | 主として接続するホーム |
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イースタン・パークウェイ南側 フランクリン・アベニューとクラッソン・アベニューの間 |
階段 | 1つ | BMTフランクリン・アベニュー線 |
イースタン・パークウェイとフランクリン・アベニューの交差点南東 | 階段 | 1つ | IRTイースタン・パークウェイ線 |
イースタン・パークウェイとフランクリン・アベニューの交差点中央南東 | 階段 | 1つ | IRTイースタン・パークウェイ線 |
イースタン・パークウェイとフランクリン・アベニューの交差点中央北東 | 階段 | 1つ | IRTイースタン・パークウェイ線 |
イースタン・パークウェイとフランクリン・アベニューの交差点北東 | 階段 | 1つ | IRTイースタン・パークウェイ線 |
BMTフランクリン・アベニュー線
編集
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北行ホーム | |||||||
駅情報 | |||||||
ディビジョン | Bディビジョン(BMT) | ||||||
路線 | BMTフランクリン・アベニュー線 | ||||||
運行系統 | SF (終日) | ||||||
構造 | 地下・堀割 | ||||||
ホーム数 | 相対式ホーム 2面 | ||||||
線路数 | 2線 | ||||||
その他の情報 | |||||||
開業日 |
1899年6月19日 (旧駅) 1928年9月30日[4](現駅) | ||||||
改築 | 1999年10月18日 | ||||||
旧駅名/名称 |
コンシューマーズ・パーク駅 Consumers Park | ||||||
次の停車駅 | |||||||
北側の隣駅 | パーク・プレイス駅: SF | ||||||
南側の隣駅 | プロスペクト・パーク駅: SF | ||||||
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配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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BMTフランクリン・アベニュー線のボタニック・ガーデン駅 (Botanic Garden) は相対式ホーム2面と線路2線を有した2面2線の堀割駅である[5]。ボタニック・ガーデンという駅名は駅から2ブロック離れた場所にあるブルックリン植物園(ボタニック・ガーデン)から来ている[3]。
駅は当初別の位置にコンシューマーズ・パーク駅 (Consumers Park) として開業し[6]、1924年にボタニック・ガーデン駅へと改称した。1928年9月30日に旧ボタニック・ガーデン駅を置き換える形で北にずれた場所に開業した[4][7]。
ニューヨークシティ・トランジット・オーソリティは当駅を廃止するかそれとも改装を行うか悩んでいたため駅の状態はみるみるうちに劣化していった。クラウン・ハイツとベッドフォード=スタイベサントの住民が1998年7月から1999年9月にかけて駅を改装して廃止をやめるよう市を説得した[8]。1999年に北行ホームを経由することによりイースタン・パークウェイ線の駅へ乗り換えることができる無料連絡通路が建設された[7]。また、改装に先立ちホーム有効長が延びたためホームの半分がトンネル内、半分が堀割内となった[9]。
駅の改札口はホームの上にあり、南北ホームから階段が接続している。また、改札内で南北ホーム間を行き来することが可能で、南行列車からイースタン・パークウェイ線列車に乗り換える場合は南行ホームから北行ホームへ一度抜ける必要がある。改札口には回転式改札機ときっぷ売り場があり、地上への階段が1つある。
画像
編集-
モザイクを用いた駅名標
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トンネルにかかるホーム北側
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1970年代後半に再建された駅
IRTイースタン・パークウェイ線
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北行ホーム | |||||||||||||||
駅情報 | |||||||||||||||
ディビジョン | Aディビジョン(IRT) | ||||||||||||||
路線 | IRTイースタン・パークウェイ線 | ||||||||||||||
運行系統 |
2 (終日) 3 (深夜帯以外) 4 (終日) 5 (平日20時45分まで) | ||||||||||||||
構造 | 地下駅 | ||||||||||||||
ホーム数 |
島式ホーム 2面 対面乗り換え | ||||||||||||||
線路数 | 4線 | ||||||||||||||
その他の情報 | |||||||||||||||
開業日 | 1920年8月23日 | ||||||||||||||
バリアフリー情報 | 車椅子でホーム間を移動可能 | ||||||||||||||
次の停車駅 | |||||||||||||||
北側の隣駅 |
アトランティック・アベニュー-バークレイズ・センター駅 (急行): 4 5 イースタン・パークウェイ-ブルックリン美術館駅 (各駅停車): 2 3 4 | ||||||||||||||
南側の隣駅 |
ノストランド・アベニュー駅 (各駅停車): 2 3 4 クラウン・ハイツ-ユーティカ・アベニュー駅 (急行): 4 5 プレジデント・ストリート駅 (ノストランド・アベニュー線経由): 2 5 | ||||||||||||||
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IRTイースタン・パークウェイ線のフランクリン・アベニュー駅 (Franklin Avenue) は1920年8月23日に開業した島式ホーム2面と緩行線2線・急行線2線を有した2面4線の地下駅である[5]。
駅の改札口はホームの上にあり、南北ホームから階段が接続している。また、改札内で南北ホーム間を行き来することが可能である。改札口には回転式改札機ときっぷ売り場があり、地上への階段が4つある。
フランクリン・アベニュー線への連絡通路はホーム西端に接続しており、フランクリン・アベニュー線北行ホームに繋がっている。南行ホームへ向かう場合はボタニック・ガーデン駅側でホーム間連絡通路を通る必要がある。
ロジャース・ジャンクション
編集配線図 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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駅の東側にはイースタン・パークウェイ線とノストランド・アベニュー線が分岐するロジャース・ジャンクションがある。南行は緩行線・急行線ともにノストランド・アベニュー線に乗り入れ可能で、北行は緩行線・急行線ともにノストランド・アベニュー線から乗り入れることができる。ただし、緩行線・急行線間の分岐は考慮されていないため南行緩行線から急行線へ、北行急行線から緩行線へ乗り入れることはできない[5][10]。
このジャンクションはラッシュ時のダイヤの深刻なボトルネックになっており、再建するためにはイースタン・パークウェイ線の線路の配線変更などを含めた大規模な工事が必要となる[11]。このジャンクションの再建は何度か提案されている。この計画は1967年の南東ブルックリン輸送調査で計画され、その後1968年に行動計画の一環として発表された。MTAのエンジニアリング部門計画部門は、1972年にこのプロジェクトを再検討した。1993年に、MTAは1992-1996 キャピタル・プログラムの一環として、ジャンクションを再建するための7つの代替案を検討した。同年にノストランド・アベニュー線の東側の各層に分岐器を追加する「Alternative 4」とジャンクション全体を再建する「Alternative 6」という2つの計画の詳細な調査が提案された[12]。
画像
編集-
モザイクを用いたカルトゥーシュ
-
駅の入口階段
脚注
編集- ^ “Facts and Figures: Annual Subway Ridership 2012–2017”. メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ (July 12, 2018). July 12, 2018閲覧。
- ^ “Botantic Garden /Franklin Avenue MILLIE BURNS IL7/Square, 1999”. web.mta.info. August 16, 2016閲覧。
- ^ a b “MTA Neighborhood Maps: Park Slope/Prospect Park”. mta.info. メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ (2015年). 2 August 2015閲覧。
- ^ a b “Botanic Garden Station Opened”. Brooklyn Daily Eagle. (October 1, 1928) November 5, 2015閲覧。
- ^ a b c “Tracks of the New York City Subway”. Tracks of the New York City Subway. 2015年10月9日閲覧。
- ^ “B.M.T. Gets Permit to Change Station”. Brooklyn Daily Eagle. (December 23, 1926) November 5, 2015閲覧。
- ^ a b “The lore of the FRANKLIN AVENUE SHUTTLE - Forgotten New York”. forgotten-ny.com. July 21, 2016閲覧。
- ^ Blair, Jayson (July 25, 1998). “18-Month Renovation for Brooklyn Shuttle”. ニューヨーク・タイムズ. ISSN 0362-4331 July 21, 2016閲覧。
- ^ Cox, Jeremiah. “Botanic Garden (S, Franklin Avenue Shuttle) - The SubwayNut”. subwaynut.com. August 16, 2016閲覧。
- ^ “www.nycsubway.org: New York City Subway Track Maps”. www.nycsubway.org (2015年10月9日). 2015年10月9日閲覧。
- ^ “Tomorrow's Transit New Mobility for the Region's Urban Core”. rpa.org. Regional Plan Association (October 2008). August 15, 2016閲覧。
- ^ CONCEPTUAL ENGINEERING DESIGN STUDY FOR RECONFIGURATION OF THE IRT NOSTRAND JUNCTION IN BROOKLYN: ALTERNATIVES 4 AND 6 (PDF) (Report). メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ. January 2009. p. ii. 2018年6月14日閲覧。
外部リンク
編集NYC Subway.org:
- nycsubway.org – Brooklyn IRT: Franklin Avenue
- nycsubway.org – BMT Franklin: Botanic Garden
- nycsubway.org — Brooklyn IRT: Map 2, Brooklyn IRT Dual Contracts
- nycsubway.org — IL7/Square Artwork by Millie Burns (1999)
Station Reporter:
- Station Reporter — 2 Train
- Station Reporter — 3 Train
- Station Reporter — 4 Train
- Station Reporter — 5 Train
- Station Reporter — Franklin Shuttle
Miscellaneous:
- The Subway Nut — Botanic Garden Pictures
- The Subway Nut — Franklin Avenue Pictures
- MTA's Arts For Transit — Botanic Garden – Franklin Avenue
Google Maps: Street View: