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特徴編集

例外もあるが、子嚢殻の明るい色が特徴であり、黄色や橙色、赤色をしている。典型的なものでは肉質で鮮やかな色の子座を形成し、これが肉座菌という名の由来である。

下位分類編集

10科におよそ240属2700種を含む[3]



ビオネクトリア科





スタキボトリス科




ベニアワツブタケ科



ニエスリア科







ボタンタケ科



ノムシタケ科





オフィオコルジケプス科



バッカクキン科






ボタンタケ目の系統関係[5]Tilachlidiaceae科・Flammocladiellaceae科は示されていない。

所属未詳の属編集

2014年末の時点で編纂されたOutline of Sordariomycetes[5]によれば、以下の属はボタンタケ目の中での位置が確定していない(incertae sedis)状態である。

歴史編集

1844年タマカビ目にニクザキン科として認識された分類群が、1897年に目へと格上げされたのが始まりである。20世紀前半にはニクザキン科とアカツブタケ科の2科に分けられていたが、20世紀後半にはニクザキン科1科にまとめられた。20世紀末になって分子情報が利用可能になると改編が進められ、元来のニクザキン科は子嚢胞子の形態と子嚢殻の色素変化を指標に、ボタンタケ科ベニアワツブタケ科ビオネクトリア科の3科に分割され、さらにバッカクキン科とニエスリア科が含められた。[6]2007年にバッカクキン科が、バッカクキン科・ノムシタケ科・オフィオコルジケプス科の3科に分割された後[7]、2014年にスタキボトリス科[2]、2015年にTilachlidiaceae[3]Flammocladiellaceae[1]が設立され現在に至る。

出典編集

  1. ^ a b Crous et al. (2015). “Fungal Systematics and Evolution: FUSE 1”. Sydowia 67: 81–118. doi:10.12905/0380.sydowia67-2015-0081. 
  2. ^ a b Lombard et al. (2014). “Fungal Planet description sheets: 214-280”. Persoonia 32: 184-306. doi:10.3767/003158514X682395. 
  3. ^ a b c Lombard et al. (2015). “Generic concepts in Nectriaceae”. Stud. Mycol. 80: 189–245. doi:10.1016/j.simyco.2014.12.002. 
  4. ^ 勝本謙『日本産菌類集覧』日本菌学会関東支部、2010年。ISBN 978-4-87974-624-5
  5. ^ a b Maharachchikumbura et al. (2015). “Towards a natural classification and backbone tree for Sordariomycetes”. Fungal Diversity 72: 199-301. doi:10.1007/s13225-015-0331-z. 
  6. ^ Rossman & Samuels (1999). “Genera of Bionectriaceae, Hypocreaceae and Nectriaceae (Hypocreales, Ascomycetes)”. Stud. Mycol. 42: 1–248. http://www.cbs.knaw.nl/publications/Sim42/full%20text.htm. 
  7. ^ Sung GH, Hywel-Jones NL, Sung JM, Luangsa-ard JJ, Shrestha B, Spatafora JW (2007). “Phylogenetic classification of Cordyceps and the clavicipitaceous fungi”. Studies in Mycology 57: 5–59. doi:10.3114/sim.2007.57.01. PMC: 2104736. PMID 18490993. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2104736/. 

外部リンク編集