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ポワレ:poêlé)は、フランス料理における調理法のひとつ。

オーギュスト・エスコフィエが定義するポワレとは、「蓋をした底の深い銅鍋に、少量のフォンを入れ蒸し焼きにすること」であり、ただ「焼く」という方法ではない。この為エスコフィエ以前は、似通った調理法である、ロティ(蓋をせず底の浅い鉄板に肉塊をのせ、フォンを用いずにオーブンで焼くこと。例としてローストビーフ)や、ブレゼ(蓋をした底の深い銅鍋に、肉塊と多量のフォンを満たしオーブンで煮込み焼く。例としてビーフシチュー)と混同されていた。ヌーベルキュイジーヌ以降はフライパンに油脂をひき、具材の表面をカリッとした感触になるよう焼き上げるということを「ポワレ」としている料理人や解説書が多い。

ポワレは原則として調理の間にアロゼ(調理過程で出た脂を調理中の素材にかけること)をする。昔はフライパンの事をポワレ鍋と呼んでいたことに由来する。

魚料理の調理法としてポワレを使う料理人が現れているが、元々は肉料理で用いられていた料理法である。

調理の一例としては、魚の切り身にコショウして下味をつけ、オリーブ油で両面を色よく焼いた後、ソースと共に盛りつける。魚はウシノシタ(舌平目)やスズキアマダイなどの白身の魚や、マスサケ類などがよく用いられる。ムニエルとは異なり、小麦粉などの粉をまぶさない。

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