マリー・フィルマン・ボクール
マリー・フィルマン・ボクール(Marie Firmin Bocourt、1819年4月19日 – 1904年2月4日)はフランスの動物学者、版画家である。
マリー・フィルマン・ボクール Marie Firmin Bocourt | |
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生誕 |
1819年4月19日 フランス、パリ |
死没 |
1904年2月4日 (84歳没) フランス、パリ |
研究分野 | 動物学 |
プロジェクト:人物伝 |
生涯
編集パリに生まれた。1861年にタイに派遣され、タイの動物の調査を行い、重要な標本を持ち帰った。1864年から1866年の間、オーギュスト・デュメリル(Auguste Duméril)とともにメキシコや中央アメリカの調査旅行を行い、1870年、デュメリルと共著で『爬虫類·両生類の研究』("Études sur les reptiles et les batraciens")を出版した。1870年に普仏戦争でデュメリルが没した後も、レオン・ヴァイヤン(Léon Vaillant)、フランソワ・モッカール(François Mocquard)、フェルナン・アンジェ(Fernand Ange)らと編集を続けた。1833年にヴェイヤンと共著で、『魚類の研究』("Études sur les poissons")を出版した。
Callinectes bocourti (A. Milne-Edwards, 1879)、Phoboscincus bocourti (Brocchi, 1876)、Tantilla bocourti (Gunther, 1895)、Cranopsis bocourti、Craugastor bocourtiなどの動物にボクールの名前がつけられている。
画家としては版画を得意として、博物画だけでなく、同時代の人物の肖像画も描いた。
ボクールの博物画
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マダガスカルジカッコウ(Coua delalandei)
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スローロリス NycticebusFile:Nycticebus.jpg
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Propithecus candidus(インドリ科)