マン島の旗
イギリス王室の属領であるマン島の旗(マンとうのはた)は、赤い地の中央に、マン島の紋章である三脚巴(トリスケリオン、triskelion)をあしらったものである。マン島の三脚巴紋は、ヨーロッパにおける巴紋の一種で、鎧で覆われひざと足首を直角に曲げた三本の脚が、太ももの付け根の部分で接合した形になっている。旗は、表裏両面とも足首の指す方向が時計回りになるように作られる。
マン島の旗は、ノルウェー君主の封臣でありマン島のノース人王朝の最後の王でもあったマグヌス3世(1252年 - 1265年)の紋章に基づいている。
三脚巴はケルト人が使った太陽を象徴する紋章であり、ミケーネやリュキアなど古代地中海の文明でも用いられている。またシチリアの旗も、メドゥーサの首を中心に3本の脚をあしらった三脚巴である。
旗の一覧
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