マータラ

スリランカの都市

マータラシンハラ語: මාතරタミル語: மாத்தறை英語: Matara)は、スリランカ南部州マータラ県の都市である。スリランカの最南端に位置しており、同国最大の都市コロンボからは160 km程の距離に位置している。マータラ県の県都であり、スリランカの商業における主要なハブの一つである。[2]

マータラ
මාතර
மாத்தறை
Matara
マータラ駅
マータラ駅
愛称 : mathota
位置
マータラの位置(スリランカ内)
マータラ
マータラ
マータラ (スリランカ)
座標 : 北緯5度57分 東経80度32分 / 北緯5.950度 東経80.533度 / 5.950; 80.533
行政
スリランカの旗 スリランカ
  南部州(スリランカ)の旗 南部州
  マータラ県
 市 マータラ
市長 Sosindra Handunge
地理
面積  
  市域 13 km2
標高 2 m
人口
人口 (2012年[1]現在)
  市域 47,420人
    人口密度   3,647人/km2
その他
等時帯 スリランカ標準時 (UTC+5:30)
郵便番号 81xxx
市外局番 041

歴史

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ウェヘラヘナ寺院の新しい仏像

マータラは歴史的にはルフナと呼ばれる領域の一部であった。都市の中央にある寺院は古代の王により建てられたもので、現代ではこの地域における仏教の重要な聖地となっている。16世紀から18世紀にかけて、マータラはポルトガルオランダの支配下に置かれており、その文化と建築物は今でもマータラに残されている。デウンダラ岬の灯台はオランダにより建てられたもので、スリランカでも最も古く、そして美しい灯台の一つである。市内にそびえる2つの要塞もポルトガルとオランダにより作られたものである。その他のオランダ時代の重要な建物としては、セント・マリア・チャーチとNupe junctionのマーケットがある。

マータラではシンハラ人が多数派を占めるが、16世紀から17世紀にかけてこの地にはアラビアから多くのムーア人が交易に訪れており、今日でもその子孫が少数派として居住している。

マータラは、2004年12月のスマトラ島沖地震における津波において、深刻な被害を受けた。

交通

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マータラはコロンボから南に向けて海岸沿いを走る鉄道コーストラインが通じている。しかし、カタラガマへの延伸が進められており、2019年にベリアッタまでの区間26キロメートルが開通した[3]

マータラはスリランカの主要な交通のハブであり、コロンボから南に延びるA2ハイウェイもこの都市を走っている。2014年には同じくコロンボ首都圏から南に向かう南部高速道路がマータラまで開通している。

主な出身者

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参考文献

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関連項目

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