ミマース古希: Μίμας, Mimās)は、ギリシア神話に登場する巨人族(ギガースたち)、あるいは人物である。長母音を省略してミマスとも表記される。主に、

のほか数人が知られている。以下に説明する。

ギガースの1人編集

このミマースは、巨人族のギガースたち(ギガンテス)の一人である。ギガントマキアーにおいてヘーパイストスと戦ったが、燃えたぎる溶鉱を投げつけられて殺されたとも[1]アレースに殺されたともいわれる[2]

死んではおらず、ヴェスヴィオ火山の下敷きとなり炎を吐き続けているともいわれる。

また、土星の衛星ミマスにもその名が付けられている。

アイオロスの子編集

このミマースは、ヘレーンの子のアイオロスの子で、ヒッポテースの父である。アイオリス地方の王。子のヒッポテースはメラニッペーとの間にアイオロスをもうけ、アイオロスの娘アルネーはポセイドーンとの間にボイオートスとアイオロスを生んだという[3]

アミュコスの子編集

このミマースは、トロイア人のアミュコスとテアーノーの子である。ヘカベーパリスを産んだのと同じ夜に生まれたとされる。トロイア戦争後、アイネイアースに従ってイタリアに赴いたが、メーゼンテウスとの戦いで死んだ[4]

その他のミマース編集

  • 幼いペリアースを追放した人物[5]
  • ベブリュクス人の王アミュコスの部下[6]

脚注編集

  1. ^ アポロドーロス、1巻6・2。
  2. ^ ロドスのアポローニオス、3巻1226行-1227行。
  3. ^ シケリアのディオドロス、4巻67・2-67・4。
  4. ^ ウェルギリウスアエネアース』10巻702行-706行。
  5. ^ シケリアのディオドロス断片、6巻7・4。
  6. ^ ロドスのアポローニオス、2巻105行-109行。

参考文献編集

関連項目編集