ミュージックエイト

日本の出版社

株式会社ミュージックエイトとは、東京都世田谷区に本社を置く日本の出版社である[2]。吹奏楽関係者などの間での通称はM8(エムはち)、またはおんぱち

株式会社ミュージックエイト
Music Eight,Inc.
種類 株式会社
略称 M8
本社所在地 日本の旗 日本
154-0004
東京都世田谷区太子堂3-27-6
設立 1965年12月
業種 小売業
法人番号 8010901011789 ウィキデータを編集
代表者 運営統括責任者 助安伴之
関係する人物 服部良一(元会長)[1]
外部リンク http://www.music8.com/
テンプレートを表示

概要編集

吹奏楽金管バンドなどの楽譜CD、教則本などを取り扱う。J-POPなどのヒット曲を吹奏楽のために編曲した楽譜のシリーズがあり、日本の吹奏楽関係者を中心に親しまれている。初心者や少人数編成でも演奏できるレベルのものもある。実音のキー調号1個から4個までを選択(ただし、転調する曲にはそれ以外のキーが使用されている場合がある)。なぜなら、ミュージックエイトは小中学生(初心者も含む)といった子供でも演奏しやすいようにシンプルに(5段階の難易度グレードで3以下になるように)編曲されているからである。

陸上自衛隊東部方面音楽隊およびNHKサービスセンターに在籍歴があり、服部良一克久親子の弟子兼写譜者を務めていた助安由吉が1965年に創業[3]。東部方面音楽隊在籍時、当時の隊にクラシックの楽譜しかなかった中で「南国土佐を後にして」の吹奏楽アレンジを披露したところ観客から絶賛されたことが創業のきっかけとなったという[3]。当初はクラシック志向の強かった吹奏楽界から敬遠されてきたものの、以来、様々な楽曲を出版。特に「より多くの人が演奏しやすい楽譜をつくる」というスタンスから学生の演奏しやすい、演奏の比較的容易な楽譜が多く存在するのも特徴となっている。2017年11月現在はオンデマンド楽譜を含め6000曲以上の出版がある[4]。また、「M8スタイル」「IN 吹奏楽」「吹奏楽ベスト」「M8ブラバン」などの多数のCDとの企画による楽譜や海外出版社の輸入楽譜も扱う。楽譜専用ファイル『note-Note』発売。サンリオコラボグッズ発売。

なお、創業者の助安由吉は2015年6月1日をもってミュージックエイトを去っており、2代目社長(創業者の長男)が代表を務める元子会社のロケットミュージック(元商号:株式会社エイトカンパニィ、2011年設立、2014年に独立)に移っている[3]

一説には現ミュージックエイトの社長(3代目社長、創業者の次男)が実父である創業者をミュージックエイトから追い出したという噂もある。

出版しているシリーズ編集

2017年11月8日現在の主なシリーズ[5]

シリーズ 備考
QH 吹奏楽ヒット曲 J-POPのヒット曲や流行のポップスを中心とした選曲
QC 吹奏楽コンサート コンサートや定期演奏会のステージを主なターゲットとして製作されたシリーズ
QM 吹奏楽行進曲 行進曲、または行進曲アレンジのシリーズ
QQ 少人数吹奏楽 少人数のための吹奏楽シリーズ
RE 吹奏楽リアルサウンド 原曲を最大限忠実に再現し原調に編曲
FW はじめての吹奏楽曲集 グレード1~1.5の吹奏楽初級者用曲集
QR 吹奏楽マーチング 屋外でパレードするマーチングバンド用にアレンジされたシリーズ
SB,SC 金管バンド 金管バンド(ブラスバンド)用
FB はじめての金管バンド曲集 グレード1~1.5の金管バンド初級者用曲集
SA 金管鼓笛隊 金管バンドと鼓笛隊の合奏楽譜
SP トランペット鼓笛隊 トランペットと鼓笛隊(鍵盤ハーモニカを含む)の編成
SK ドレミファ器楽 器楽合奏用
SY やさしい器楽 簡単なアレンジの器楽合奏用
SR みんなのリコーダー リコーダーとピアノの編成
SS イワサキアンサンブル 器楽合奏の編成と吹奏楽の編成
AZ ジャズバンド ジャズの楽譜
MA アンサンブル 木管アンサンブル、金管アンサンブル、打楽器アンサンブル、その他アンサンブル、弦楽アンサンブル
MF オーケストラ オーケストラ用の楽譜
MP ポップコーラス 混声三部合唱用

脚注編集

[脚注の使い方]

外部リンク編集