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メルローズ (スコティッシュ・ボーダーズ)

スコットランドのスコティッシュ・ボーダーズの町
メルローズ (スコットランド)から転送)

語源編集

この町の名は、初期の記録では Mailros古ウェールズ語あるいはブリソン語で「むき出しの半島」の意)とある。これは9世紀に破壊された修道院に残っていたベーダの文書によるものであり、ツイード川の屈曲部について述べた箇所で登場している。また Melrose という名称は、アングロサクソン年代記にて Mailros という名称とともに記録されている。

中世末期、修道院が現在の位置に再建された際には、視覚的な語呂合わせとして mell(石工の槌)と rose聖母マリアのシンボルであるバラ)を組み合わせた意匠が、シトー会から献呈された。

歴史編集

メルローズにはメルローズ修道院があり、12世紀初めにデイヴィッド1世シトー会に命じて再建させたものである。この修道院はイギリスで最も美しい修道院遺跡の一つであり、スコットランド王ロバート1世の心臓が埋葬されていることで知られている。

発掘作業では封印された棺の発見まで至ったが、開棺までは行われなかった。この棺は実際には、発掘作業に関わった高校生らによって発見された。この棺は鉛筒に密封した上で、修道院裏の相応しい墓地に再埋葬された。 修道院の遺跡はスコットランド歴史局英語版によって保護されている(年中無休、入場料あり)。

近隣にはローマ帝国要塞トリモンティウム英語版ドライバラ寺院英語版がある。 メルローズの周囲にはダーニック英語版ガットンサイド英語版ニューステッド英語版リリーズリーフ英語版ボウデン英語版といった小村がある。

スポーツ編集

メルローズは7人制ラグビー誕生の地として知られており、ラグビーワールドカップセブンズの優勝カップは「メルローズカップ英語版」と呼ばれる。メルローズの地域ではラグビーユニオン競技が最も普及しているスポーツであり、ラグビーユニオンのチームであるメルローズRFC英語版が本拠地としている。メルローズRFCは1883年に初の7人制ラグビー大会「メルローズセブンズ英語版」を開催し、現在まで毎年大会を開催している。

その他、メルローズ・ゴルフクラブ英語版があり、9ホールのゴルフコースを有している。町の端部であるエイルドン丘陵英語版の裾野に位置している。またメルローズ・クリケットクラブ英語版が、ボーダーズ総合病院英語版の隣に位置している。

行事編集

毎年6月に、メルローズ祭りが1週間にわたって開催される。この祭りでは、町で最も長く暮らした男性を「メルロジアン」として任命し、また「女王」と「侍従」を地元のメルローズ小学校の児童から選任する。

メルローズは、毎年6月に開催される「ボーダーズ・ブック・フェスティバル」[3]の開催地であり、2005年のフェスティバルでは俳優マイケル・ペイリンと作家ジャーメイン・グリアをゲストに迎えた。2006年には作家イアン・ランキンと芸人ロリー・ブレムナー英語版が登場した。

その他のイベント編集

メルローズでは毎年、エイルドン・トゥー・ヒルズ・レースというクロスカントリーの大会を開催し、多数の選手を集めている。またメルローズ・パイプバンド選手権を開催し、世界中の管楽器奏者が参加している。

著名な人物編集

 
メルローズのタウンハウス・ホテルにある壁飾り。オーストラリア人の作家キャサリン・ヘレン・スペンス英語版は、生まれてからの14年間を、現在はホテルとして使用されているこの建物の一室で暮らした。

ギャラリー編集

関連項目編集

参考文献編集

  1. ^ Database: Melrose”. Gaelic Place-names of Scotland. Ainmean-Àite na h-Alba. 2011年10月31日閲覧。
  2. ^ Gaelic Placenames collected by Iain Mac an Tailleir (2003)
  3. ^ http://www.bordersbookfestival.org/

外部リンク編集