ヤン・ダーフィッツゾーン・デ・ヘーム
ヤン・ダーフィッツゾーン・デ・ヘーム(Jan Davidsz. de Heem もしくは Jan Davidszoon de Heem、 1606年4月17日頃 - 1684年4月26日以前)は、17世紀のオランダで活躍した画家。豊かな色彩と精密さが際立つ静物画で知られている。
ヤン・ダーフィッツゾーン・デ・ヘーム Jan Davidsz. de Heem | |
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『ヤン・デ・ヘームの肖像』, ヤン・リーフェンス (1630-1640) | |
生誕 |
Johannes van Antwerpen 1606年4月 ユトレヒト |
死没 |
1684年4月 アントウェルペン |
生涯
編集ヤン・ダーフィッツゾーン・デ・ヘームはユトレヒトに生まれた。バルタザール・ファン・デル・アストに師事する。1625年から1629年までライデンに住み、ダーフィット・バイリーの元で学ぶ。1635年か1636年にアントウェルペンの画家組合に加入した。1667年までアントウェルペンで過ごし、ユトレヒトに戻る。記録によるとユトレヒトに1668年から1671年まで住んでいたようである。1671年にはフランス軍の接近によりその地を離れている。彼がいつアントウェルペンに戻ったのか記録にないが、1684年にその地で亡くなったという記録が残っている。
息子のコルネリス・デ・ヘームも画家となった。
アンリ・マティスは1916年から1917年にかけて、現在ルーヴル美術館所蔵の『卓上の果物と豪華な食器』のバリエーションを発表している(現在ニューヨーク近代美術館蔵[1])。
作品
編集-
『花瓶の花』
エルミタージュ美術館
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『静物』
プラド美術館 -
『静物』
Brussels City Museum -
『本、果物、フルートのあるヴァニタス静物画』