リサルト(Risalto)は毎年、イタリアカミーノにある中世の古城で開催される現代美術の国際展覧会。第1回目は2001年に開催された。リザルトは国内外のアーティストによってデザインされ、彩色されたを使ったモザイクを展示する世界で唯一の展覧会である。

制作方法 編集

 
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を使ったモザイクは緻密さと忍耐を要する長く複雑な工程を経て作られる。

プロジェクトは毎年選ばれた数名のアーティストがモザイクのデザインを完成させるところから始まる。たいていの場合はスケッチや油絵などの作品が作られるが、モザイクの寸法を決めるだけの場合もある。それらのデザイン画はその後2メートル辺の正方形の支持体に拡大コピーされる。次に、彩色の作業が行われる。米はアリニンアクリルエナメル絵の具の入った水槽に浸けることで様々な色、それも濃さの異なる色に染められる。完成品をデザイン通りに仕上げるためにカーボン真珠グリッター[要曖昧さ回避]等を使用した特殊な彩色方法が用いられることもある。乾燥させられた米は保護用のニスを塗られたあと、支持体の上に貼られる。そして最後に筆やエアブラシ、また特殊な絵の具を使ったよりきめの細かい彩色が施される。デザインを行ったアーティストが直接来て仕上げを行うこともある。

歴史 編集

リザルトはマリ・ブリニョロマルコ・ポルタの案によって2001年に始まった。

参加アーティスト 編集

外部リンク 編集