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リマ地下鉄(リマちかてつ、スペイン語: Metro de Lima)は、ペルーの首都リマで営業している鉄道である。現在では、1号線のみが完成しており、リマの南端から中心部までを繋ぐ路線。この路線は地下鉄ではないが、今後開発が計画されている5つの新しい路線は地下鉄になる予定である[1]

リマ地下鉄
ロゴマーク
1号線の車両と駅の様子。
1号線の車両と駅の様子。
基本情報
ペルーの旗 ペルー
所在地 リマ
種類 都市鉄道、地下鉄
開業

1990年4月28日
(29年前) (1990-04-28 (completion)

2011年6月11日
(8年前) (2011-06-11 (revenue service)
運営者 Ferrovías (Grupo Emepa)
詳細情報
総延長距離 34.6 km
路線数 1路線(残る2路線は開発中)
駅数 26
保有車両数 125両
軌間 1,435 mm (標準軌)
路線図
路線図
2014年時点のリマ地下鉄路線図
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路線編集

路線 延長 駅数 開業日 路線の形式
1号線 バヨバル - ビジャ・エル・サルバドール
(Bayóvar - Villa el Salvador)
34.6 km 26(2017年10月現在)[2] 2011年6月11日 高架

開発編集

 
開発が停滞していた当時の未完成路線の様子。

1号線編集

 

1号線の開発は1986年に始まったが、後にペルーは経済不況に陥り、開発は長期間にわたり停滞してしまった。その時点では、すでに9.2kmの路線が完成してあり、7つの駅と32の車両が準備されていたが、実験運行の結果、商業的に距離と需要が不十分とみなされ、営業運行は開始されないまま計画は凍結された。しかし、2009年に入ると当時の大統領の指令により国の交通通信省が開発を再開させ、2011年6月11日に21.4kmの路線が完成した[3]。公共の試行運転の後、2012年4月5日には営業運行を開始した。2014年6月25日には新たに9駅が開業し、全長34.6kmの路線に延長された。

開発中の路線編集

リマ地下鉄は6号線までの建設を計画しており、建設中の2号線は2016年に開業予定であったが2017年10月現在開業しておらず、2020年に完成する予定は不透明である。ホルヘ・チャベス国際空港を通る予定の4号線は2020年に3号線より先に開業する予定である。

建設時の贈収賄容疑編集

建設は、ブラジルの建設会社であるオデブレヒトが参画。後に同社によるペルー政権上層部へ贈賄を行った疑惑が取りざたされ、歴代政権に傷をつけることとなった。最終的に3人の大統領、オジャンタ・ウマラ(在任期間2011年-2016年)、アラン・ガルシア(在任期間2006年-2011年)、アレハンドロ・トレド(在任期間2001年-2006年)に収賄などの容疑で逮捕状が請求されている。2019年、アラン・ガルシアは、逮捕直前に亡命を試みるも失敗して自殺している[4]

出典編集

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  1. ^ Metro de Lima (Autoridad Autónoma del Tren Eléctrico) (スペイン語)”. AATE (2011年). 2011年6月11日閲覧。
  2. ^ Linea 1 del Metro de Lima (スペイン語)”. LÍNEA 1 (2017年). 2017年10月21日閲覧。
  3. ^ Alan García inaugura Metro de Lima y Callao (Tren eléctrico) (スペイン語)”. RPP (2011年7月11日). 2011年6月11日閲覧。
  4. ^ ペルーの元大統領、銃で頭を撃ち死亡 汚職で逮捕直前”. BBC (2019年4月18日). 2019年7月17日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集