ミリメートル


ミリメートル(記号mm)は、国際単位系長さの単位で、1/1000メートル(m)である。

ミリメートル
millimètre
millimetre,
米国のみ1977年以降、millimeter[1]
記号 mm
国際単位系 (SI)
定義 0.001 m
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マイクロメートルミリメートルセンチメートル

単位記号編集

「mm」の、前の「m」(ミリ)は、1000分の1を表すSI接頭辞であり[2]、後の「m」は、メートルの単位記号である[3]。したがって、2つの m は小文字、立体で表記しなければならない。

ときに、「MM」と大文字で書くことがあるが、これは誤りである[4][5]単位記号の「M」はメガ混同されることもある。日本では、1980年ごろまで、「m/m」と書かれることもあったが、これも誤りである。

日本の漢字(国字)では「粍」と表記することがあるが、計量法では使用することはできない。

英語の綴り編集

ミリメートルの公式の英語の綴りは、millimetreである。ただし、米国でのみ1977年以降、例外的にmillimeterとしている。詳細は、メートル#英語表記メートル#米国における表記の経緯を参考のこと。

millimetre のアクセント編集

millimetre の発音では、接頭語である milli の最初のシラブルに強アクセントがある。これは、kilometre、nanometre などの倍量単位・分量単位の英語発音でも同じである。詳細は、メートル#派生語の英語発音を参照のこと。

なお、単位「メートル」に由来しない、-metre ( -meter)で終わる語のアクセントは、その直前にあるのが普通である。例えば speedometer(速度計)のアクセントは、speedo- の第2シラブルに強アクセントがある。

使用編集

製図における寸法は、たとえ100mmや1000mmを超えるような大きな長さ(ダムなどの場合)であっても、ミリメートルで表記するのが普通である。また、ミリメートルは降水量の単位としても用いる。

目次

出典編集

  1. ^ French translation of 'millimetre'”. Collins English-French Dictionary. HarperCollins. 2017年8月16日閲覧。
  2. ^ 計量単位規則 別表第三(第2条関係)、接頭語ミリの欄、立体の「m」となっている。
  3. ^ 計量単位規則 別表第二(第2条関係)、長さの欄、記号は立体の「m」となっている。
  4. ^ [1] 国際単位系(SI)は世界共通のルールです(PDF) 3ページ目の右下の「誤りやすい単位記号の例」として"30 M"(正しくは→30 m)が示されている。
  5. ^ 以下はキロを「K」と表記することについての注意であるが、ミリを「M」とすること、及びメートルを「M」とすることにも適用される。[2] 「計量単位のSI化に係るQ & A(SI単位等普及推進委員会 通商産業省 計量行政室)、 Q5: 接頭語のキロに大文字のKを使用することは可能か。  A5: SIのルールでは、大文字のKは温度の計量単位であるケルビン(K)を表す記号ですので、誤解を生む要因となります。したがって、正しく小文字のkを使用すべきです。特に、欧州やISOなどでは、記号も含めて整合性を求められますので、正しい記号を使用することをお薦めします。  なお、計量法は、計量単位記号については、標準となるべきものを定めていますので、大文字のKを用いることに罰則が伴うものではありません。」

関連項目編集

長さの単位
メートルSI単位) インチ フィート ヤード 曲尺 鯨尺
1 m = 1 ≈ 39.370 ≈ 3.2808 ≈ 1.0936 = 33 = 3.3 = 2.64
1 in = 0.0254 = 1 ≈ 0.083333 ≈ 0.027778 = 0.8382 = 0.08382 = 0.067056
1 ft = 0.3048 = 12 = 1 ≈ 0.33333 = 10.0584 = 1.00584 = 0.804672
1 yd = 0.9144 = 36 = 3 = 1 = 30.1752 = 3.01752 = 2.414016
1 寸 ≈ 0.030303 ≈ 1.1930 ≈ 0.099419 ≈ 0.033140 = 1 = 0.1 = 0.08
1 尺(曲尺) ≈ 0.30303 ≈ 11.930 ≈ 0.99419 ≈ 0.33140 = 10 = 1 = 0.8
1 尺(鯨尺) ≈ 0.37879 ≈ 14.913 ≈ 1.2427 ≈ 0.41425 = 12.5 = 1.25 = 1