リュック・ファン・ホーフェ
リュック・ファン・ホーフェ(Luc Van Hove、1957年2月3日 - )は、ウィルライク (Wilrijk)生まれのベルギーの作曲家[1]。
概要
編集ファン・ホーフェはアントウェルペン音楽院 (Royal Conservatoire of Antwerp) に学んだ後、さらにザルツブルクのモーツァルテウムや、ギルフォードのサリー大学 (University of Surrey) に学んだ[1]。
彼の作品は、おおむね現代音楽の様式で書かれており、様々な形態で、また、様々なアンサンブルのための曲がある。
初期には後期ロマン派 (Post-romanticism) 的な様式も曲も書かれたが、これは程なくして放棄され、以降は、バルトーク・ベーラ、ヴィトルト・ルトスワフスキ、リゲティ・ジェルジュなどの作品研究を通して学ばれた手法による作品が制作されている[1]。
ファン・ホーフェは、ルーヴェンのレメンス音楽院や、アントウェルペン音楽院で作曲を教えている[1]。
1985年以降に書かれたファン・ホーフェのおもな交響曲作品は、2000年にフランダース放送管弦楽団(後のブリュッセル・フィルハーモニック)によって録音され、CD化された[2]。
脚注
編集- ^ a b c d “HOVE, Luc Van”. Centre Belge de Documentation Musicale. 2014年7月17日閲覧。
- ^ “Symphonic Works”. Megadisc Classics. 2014年7月17日閲覧。
参考文献
編集- Weytjens, S. Luc Van Hove: Compositions for Symphonic Orchestra (liner notes to CD). Megadisc, 2001.
関連項目
編集外部リンク
編集- HOVE, Luc Van - Centre Belge de Documentation Musicale|
- Luc Van Hove - Flanders Music Centre