ロボット・フォン
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ロボット・フォン(IPロボットフォン)は、クマのぬいぐるみの形をしたIP電話。東京大学との産学連携によって2003年11月にイワヤから製品化された。
概要
編集インターネットを介して、会話しながら自分側のクマのぬいぐるみ(ロボット)を動かすと、相手側のロボットもその通りに動くというもの[1]。相手がロボットを持っていない場合は、専用アプリケーションソフトを相手のパソコンにインストールすれば、アプリケーション内のクマを動かすことができる[1]。
音声と共に、ぬいぐるみの形状データも送信できるので、コミュニケーションの幅が広がる。マルチモーダル・インタフェースの一例である。東京大学教授・舘暲が提唱するバーチャルリアリティのコンセプトである、Rキューブ(リアルタイム・リモート・ロボティクス=実時間・遠隔・ロボティクス)を取り入れたコミュニケーション・ツール。
2003年11月、おもちゃメーカーのイワヤによって製品化された[1][2]。遠隔操作を発展させた最先端のロボット技術を持つ東京大学・舘研究室の研究した技術を用い、イワヤの中野殖夫と東京大学の関口大陸が開発を担当、両者を結びつけたのが東京大学先端科学技術研究センターの中野八千穂で、産学連携の一例である[3]。
テレビ番組
編集- 日経スペシャル ガイアの夜明け <シリーズ日本の知を問う 2> 大学は宝の山だ!! 〜産学連携が未来のヒットを創る〜(2003年12月16日、テレビ東京)[3]。
脚注
編集- ^ a b c “アクションで気持ちを伝える? 「IPロボットフォン」”. BB Watch. 2024年10月6日閲覧。
- ^ “イワヤ株式会社100年のあゆみ”. イワヤ株式会社. 2024年10月5日閲覧。
- ^ a b <シリーズ日本の知を問う 2> 大学は宝の山だ!! 〜産学連携が未来のヒットを創る〜 - テレビ東京 2003年12月16日